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更新日:2024年10月09日
「グルービー」という言葉をご存知でしょうか?音楽について語るときに出てくる言葉で、「グルービーな曲だ」とか「グルービーな演奏」というように使うのですが、一体、どのような意味を持った言葉なのでしょう。今記事ではそんな「グルービー」の意味についてご紹介します。
音楽について語るときに、「グルービー」な音楽という言葉を聞くことがあります。これは具体的にはどのような音楽を指しているのでしょうか。「グルービー」の意味を踏まえた上で、考えてみましょう。
ジャズの世界から生まれた言葉である「グルービー」ですが、現在は先ほど使い方のところでも触れたように、「ノリがよくて思わず体を動かしてしまうような音楽」の褒め言葉として使われます。
それでは、どのように「グルービー」という言葉が広まっていったかについてご紹介しましょう。最初は前項からお話ししているように、ジャズの演奏や音楽を褒める言葉として広まりました。 ジャズは19世紀末から20世紀初頭にアメリカ南部で生まれた、アフリカ系アメリカ人の生み出した音楽ジャンルの1つです。この、アメリカ系アフリカ人が作った音楽ジャンルのことをブラックミュージックと呼びます。 ブラックミュージックの特徴の一つが、ジャズにみられるような、独特の波のあるテンポと強弱です。これをグルーヴと言います。グルーヴは「グルービー」の原型となる言葉です。 このように、「グルーヴ」を感じられる曲は、ジャズの他にもレゲエやソウルといった他のブラックミュージックにもあったため、「グルービー」と言う言葉もブラックミュージック全般に使われる言葉になっていきました。
ジャズやレゲエ、ソウルを聴くと、思わず体を動かしてしまうようなノリやすい曲であることに気づきます。ここから、転じてブラックミュージックにある「グルーヴ」がなくても、誰もがノリやすくて親しみやすい曲に対して、「グルービー」という言葉が使われるようになったのでしょう。
いかがでしたでしょうか。「グルーピー」について、その意味と使い方をご紹介するとともに、どんな音楽を「グルーピー」な音楽というかについて、ご説明してきました。 スラングに関わらず、言葉は時代や使い手によって、使い方も意味合いも変わってきます。日常会話で使う言葉は特にその変わり様が激しくなります。正しい言葉の意味を知って言葉を使うことは大切なことですが、その時代その場に合う意味を肌で感じて知ることも、大切なことだと言えるでしょう。
記載されている内容は2018年03月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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