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「ご提案」の意味と使い方・敬語・類語・メールでの使い方

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毎日の会社内や外でのやり取りの中「ご提案」という言葉は、よく飛び交う言葉です。「ご提案」は敬語の中の丁寧語でもあり、謙譲語としても使われます。今回は、意味や類義語、さまざまなシーンでの「ご提案」の使い方を説明していきます。

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「ご提案」の使い方や意味とは

ビジネス現場や学校、もしくは日常生活の中で何かしらの意見を「ご提案」することは多々ありますが、「ご提案」の正しい意味や使い方はご存知ですか。そこで、今回は「ご提案」についての意味や使い方、具体例などをご紹介します。

「ご提案」の意味

「ご提案」は提案の頭にごを付けた言葉です。そのため「ご提案」の意味は何かしらの意見や考えを提出すること、またはその考えや意見その藻をさすこともあります。使用する場面としては、会議などの議論をする場であったり、または日常で何かしらの提案をするときなどに使われる言葉となります。

[名](スル)議案や意見を提出すること。また、その議案や意見。「具体策を提案する」「提案者」

「ご提案」の使い方

ご提案は何かしらの意見を出すこと、またはその意見そのものをさすとご説明しましたが、実際に使用するにはどうしたら良いのでしょうか?いくつか具体例をご紹介します。

ご提案ありがとうございます

「ご提案ありがとうございます」これは意見や考えを、「ご提案」してくれた相手に対して礼を述べる例文です。「ご提案」は他者がし、お礼は自身がしているのが特徴です。立場としては、「ご提案」をしている側は、目上、お礼をしている自分側は目下になることが多いでしょう。 もっと長い例文にすると「改善点のご提案ありがとうございます」や「先日はアンケートにてご提案ありがとうございます」などと言ったものがあります。

ご提案いただきありがとうございます

他の例としては「ご提案いただきました件について」「ご提案いただきましたことにつきましてはご対応できません」などがあります。こちらも上記の「ご提案ありがとうございます」と同じように、目上の人が提案した場合に使用する使い方です。 しかし、「ご提案ありがとうございます」がポディティブな意味合いしか持たないのに対して、いただきの後に続く言葉はネガティブな場合があります。例文だと「ご提案いただきましたことにつきましてはご対応できません」が該当します。 これは、「ご提案をいただいた」までだと、提案を受け取った状態で止まっているためで、受け取った提案がどうなるかによって変化するためです。

ご提案いただいた件について

他の例文としては「ご提案いただいたことがあります」などがあります。これは提案をすでに受け取ったあとの使い方になります。「ご提案いただいた件について」はすでにいただいていたご提案に対して何かしらの対応をするときに使います。「ご提案いただいた件についてお話があります」「ご提案いただいた件について認証されました」のような使い方をされます。

○○についてのご提案

何かしらのタイトルに使用する場合は「ご提案」でしめることもできます。具体的な例としてはチラシなどの見出しとして「ゴミ出しについてのご提案」と言った使い方です。このような場合は直ぐ後に提案内容について詳しい説明記載します。 また、メールなどのタイトルだった場合は返信するときに「ゴミ出しについてのご提案について」という返しをすることも可能です。

「ご提案」の敬語の使い方

「ご提案」の敬語としての使い方についてご紹介します。が、その前に敬語についてまずご説明する必要があります。敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つがありそれぞれは敬語を使う場面や、相手にをって使い分ける必要があります。 簡単に言えば「尊敬語」は目上を持ち上げ、「謙譲語」は自身をへりくだし、「丁寧語」は言葉そのものを丁寧にすることでそれぞれ敬意を表すようにしています。

尊敬語

尊敬語は基本的に相手を持ち上げることで敬意を表す敬語表現です。そのため尊敬語を使用するのは持ち上げるべき目上の相手、具体的には会社の上司や社長、学校の先生や先輩と言った人たちの行動に対して使用されます。 例えば、言うの尊敬語はおっしゃる・言われるなどがあり、「先生がおっしゃるには」のような使い方をします。この分の場合「言う」のは目上の立場にある先生なので、先生の行動を持ち上げる表現として、おっしゃるに変更しています。

謙譲語

目上の人物をあげることで敬意を表した尊敬語と異なり、謙譲語は自身を下げ、へりくだることで、相手に敬意を表す敬語表現です。そのため、謙譲語を使うのは目上の人物に対して目下である自分自身の行動になります。 例えば、言うの謙譲語は申します・申し上げますと表現し、「今から結果を申し上げます」のような使い方をします。結果を言うのは自分であるため、自身の「言う」という行動をへりくだった表現の申し上げるに変更しています。

丁寧語

丁寧語は尊敬語や謙譲語とは異なり、目上目下の関係がなく、言葉そのものを丁寧に表現することで敬意を表す敬語です。そのため、敬意を表す必要がある場合であれば自らが目上である場合、例えば仕事場での部下や学校での後輩などにも使用することが可能です。もちろん同級生や同僚と言った同じ立場の人間に対しても使用可能です。 具体的な例としては、言うの丁寧語は言いますとなっており、「今から言います」と言った使い方をします。また、「ご提案」単体でもすでに丁寧語表現となっています。

「ご提案」の敬語での具体的な使い方

敬語についてはご説明しましたので、次に「ご提案」の敬語表現について具体的な例を混ぜつつ説明していきます。

ご提案されたことについて

「ご提案されたことについて」の「された」は「した」の尊敬語表現になります。尊敬語は目上の人の行動をあげることによって敬意を表す敬語表現となっています。「ご提案されたことについて」の場合は提案をしたのは目上の人であるので、尊敬語で敬意を表現します。

ご提案させていただきます

「ご提案させていただきます」は自身が相手に提案する立場で、また相手が目上の場合に使用します。なぜならさせていただきますは謙譲語の敬語表現だからです。謙譲語は自身をへりくだすことで相手に敬意を表す敬語表現のため、目上の人に自身が提案するので、こういった表現になります。

ご提案いたします

「ご提案いたします」も「ご提案させていただきます」と同じく、謙譲語での敬語表現になります。「いたします(いたす)」は「する」の謙譲語となっています。謙譲語は自身の行動に対してへりくだった表現をします。この場合は提案を「する」のは自分であるため「いたします」となります。

「提案」と「ご提案」の使い方の違い

「ご提案」は何かしらの考えや意見をいう・提出するという意味を持つ「提案」の頭にごをつけた丁寧語表現ですが、この二つはどういった状況で使い分けることができるのでしょうか?「ご提案」と「提案」の使い分けについて詳しくご紹介します。

自分や他人、状況で使い分ける

基本的に「ご提案」という言葉を使うときは敬語を使わなければならない状況であることが多いでしょう。たとえば会社での会議や取引先、学校でのとの話し合いなどいった状況が考えられます。 逆に言えば「提案」と使うのは敬語を使うような状況でない場合ということになります。例えば自分自身が目上になる場合。部下や後輩、または同僚や同級生に対して「さっきの提案についてなんだけど」のように使うことが可能です。 しかし、敬語を使う状況であっても文脈などによっては「ご提案」と使わない場合もあります。例としては「先日ご提出いたしましたご提案についてですが」などのようにくどくなってしまう場合などです。

「ご提案」の類語

提案の類語としては「発案」や「申し出」といった言葉があり、これらに置き換えることが可能です。例としては「ご提案者はあの方です」を「発案者はあの方です」、「改善案をご提案いたします」を「改善案を申し出ます」のような置き換えができます。 「発案」は考えや意見を出すこと、議案などを出すことという意味があり、また計画などを最初に言うこととしても使われる単語です。「申し出」は言うの謙譲語表現です。 他に似た単語としては「提供」「買って出る」「提言」「助言」「勧める」などがありますが、状況によって言い換えることができない場合もあるので、言い換える場合は言い換える単語の意味を把握しておく必要があります。

メールでの「ご提案」の使い方

何かを提案することは多々ありますが、特にビジネスの現場では意見を交換する機会が多く、自然と提案する・提案されることが多いでしょう。特に近年ではメールでのやり取りが普通であるため、メールで何かを提案する機会もあります。

使い方

まず、タイトルに使う場合は「○○についてのご提案」のようにいったい何の提案かわかりやすく表現する必要があります。タイトルはどういった内容のメールなのかを一目で知らせる必要があるので、すっきりと分かりやすく表現します。 また、本文に使用する場合は、提案内容を書く前に「以下のようにご提案します」といれたり、提案内容を書いてから「上記のことをご提案します」と言ったように書くこともあります。また、タイトルの表現と似ていますが「○○についてご提案します」と言ったものを本文に書くこともも可能です。

返信する場合

提案に返信する場合は「ご提案いただきありがとうございます」のようにお礼を書いてから、提案についての内容を書いていきます。 例えば提案に同意する場合は「先日はご提案いただきありがとうございます。ご意見が採用されましたのでご連絡いたします。」と言った表現ができます。また同意ではなかった場合も「先日はご提案いただきありがとうございます。申し訳ありませんがご意見を反映するのは非常に難しい状況となっております。」と言った表な表現が可能です。

「ご提案」を使いこなそう

「ご提案」は何かの意見や考えを他者に伝える意味をもつ提案の頭にごをつけた言葉です。敬語表現には目上を持ち上げることで敬意を表す「尊敬語」、自信を下げることで敬意を表す「謙譲語」、言葉そのものを丁寧に表現することで敬意を表す「丁寧語」の3つがあり、「ご提案」そのものは丁寧語になります。 敬語表現として実際に使用する場合は、提案する人物の立場や状況によって使い分ける必要があります。提案するのが目上であれば「尊敬語」、自分であれば「謙譲語」と言った形です。また、特に敬語を使う必要がない場面ではごのないただの提案を使用することも可能です。類語もいくつかあるため、状況によって言い換えることができます。 「ご提案」の意味や使い方に気を付けて使いこなしましょう。

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