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「琉」の漢字の意味・女の子/男の子の名前に使う時の名付け方

更新日:2023年10月15日

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沖縄県の昔の名前「琉球王国」などに使われており、今でも沖縄の名所などの観光スポットの名前に「琉球」が使われることもあります。そもそも、この「琉」という漢字にはどのような意味があるのでしょうか。漢字の成り立ちから詳しい意味を解説します。

「琉」という漢字

皆さんは「琉」という漢字をご存知ですか。 沖縄県を示す「琉球」という言葉などで見かけたことがある、という方もいるのではないでしょうか。しかし、一般的によく使用される言葉というわけではないためよく知らないという方も多いでしょう。 ここでは、そんな「琉」という漢字についてさまざまな視点から意味や由来などを考察していきます。この記事で初めて「琉」という漢字を知ったという方はもちろん、前々から知っていたという方も興味のある方はぜひ読んでみてください。

「琉」の読み方とは?

それではまず、基本的な「琉」の読み方についてです。 「㐬」の部分から想像がつきやすいので、この漢字を知らなくても読めた方は多いのではないでしょうか。答えは「りゅう」です。また、「る」とも読むことができます。「琉球」を読める方にはすぐにわかるでしょう。 ちなみに名付けの場合「り」でとめたり「るい」と読ませたりする場合もありますが、読みとしては正しくありません。名付け以外では基本的に「りゅう」か「る」ですので覚えておきましょう。

「琉」の漢字の由来とは?

次に、「琉」という漢字の由来についてです。 「琉」という漢字にはさまざまな意味が含まれています。単体ではあまり使用しませんが、「玉石」などの意味が含まれています。 「王」の部分は元々は宝石などの意味を持つ「玉」を表していました。三つの玉を縦の紐で貫いた形と、子供が羊水とともに急に生まれるという形が組み合わさってこの漢字になりました。 また、新しいものを「生み出す力」や「階級」という意味合いも含まれています。これらのことから「一流の玉」という意味を表す「琉」という漢字が生み出されました。

「琉」の漢字の意味とは?

それでは、ここからは「琉」の漢字の意味について紹介していきます。 この漢字にはさまざまな意味が含まれています。それゆえに一言で言い表すことは難しいです。しかし、とても素敵で良い意味が内包されていますので細かく見ていきましょう。

宝という意味

まずは「宝」という意味です。 「琉」は王という漢字が入っているということや一流品の玉という意味合いから、とても高貴なイメージを連想させます。そして、後述しますが宝石の漢字にも使われています。その漢字の存在感から「宝」という意味で名付けなどにも使用されます。

宝石という意味

次に「宝石」という意味です。 琉璃という宝石をご存知でしょうか。「瑠璃」とも書かれる青い宝石のことです。やや紫がかった濃い青で、とても鮮やかな綺麗な青色をしています。ラピスラズリという名前でも呼ばれていますが、こちらも聞いたことがある方は結構いるのではないでしょうか。瑠璃色という色の名前もあります。 仏教の七宝の一つともいわれており、人類に認知された鉱物として最古のものとされています。ちなみに七宝とは仏教において貴重とされている七種類の宝のことです。 これらのことから、「琉」にはこのような宝石の意味合いを含めて使用されることがあります。

宝物という意味

次に「宝物」という意味です。 上記した二つの意味からもわかるように、「琉」という漢字はとても良い意味で使われることが多いです。高貴なものや綺麗なもの、一流品などまさに「宝物」です。物理的な意味はもちろん精神的な意味としても使われます。 精神的な意味とは、つまりとても大切な物や自身の宝物という意味です。本当の高価な貴金属ではなくとも、自分の中の大切な宝物として使用する場合もあります。 名付けに使用されるのもそういう意味が含まれているからでしょう。

「琉」を子供の名前に使う時の名付け方

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初回公開日:2018年03月27日

記載されている内容は2018年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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