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津の読み方/意味/類義語・浦との違い・使い方|地名/名前

更新日:2020年08月07日

言葉の読み方

「津」という語は、地名や苗字(名字)にみかけます。「津」という語には、どのような意味や使い方がされてきたのでしょうか。「津」の語は源氏の時代から使われています。「津」の意味や地名にみる「津」、苗字(名字)でみる「津」などに関するものを紹介します。

よく知られている「津」を用いた四字熟語「津々浦々(つつうらうら)」はどういう意味を持つのでしょうか。「津」は港の意味で、「浦」は海辺や海岸の意味です。 「津浦」でもいいのでしょうが、「津々浦々」と四字熟語にすることで、「全国くまなくいたる所」と意味で用いられています。 旅行好きの人が、「日本の津々浦々を訪れてみたいな」などの言い回しに用います。

興味津々(興味津津)の意味は

興味津々の意味は、あることや、できごとに興味を持ち始めどんどんエスカレートして興味が尽きない状態や状況をいいます。 「津」の、つくりの「聿」は「ふで」とよみ「筆」と同じで、筆からしとしととしずくが垂れるイメージから「興味」の語と合わせて「津津」と重ねることで興味が続く状態を表す言葉にしたのでしょう。

津波の意味は

「津波」というと、今でも平成23(2011年)年3月11日に発生した「東日本大震災」のときの津波の映像が目に浮かびます。 「津波」の語源は、「津」(港、船着き場)に押し寄せる「波」のことです。甚大な被害を及ぼす「津波」は「大津波」や「巨大津波」といいます。 「津波」のことばは、世界でも「Tsunami」と表記され国際語として用いられています。

甚大な被害をもたらした津波は

日本は、地震国といわれていますが、歴史的にみても過去に地震による津波で甚大な被害を受けています。過去に起きた日本・世界の津波による被害状況を紹介します。 ・東日本大震災(2011年3月11日:宮城県)=死者24,627人。死因の9割以上が津波が原因です。 ・明治三陸沖地震(1896年6月15日:岩手県釜石市)=死者・行方不明者21,959人。2万人以上が津波の犠牲になっています。 ・クレタ島地震(紀元前365年7月21日:ギリシャ・クレタ島)=死者300,000~500,000人。大津波によりエジプトをはじめ地中海沿岸の地域に甚大な被害をもたらした。津波の被害としては史上最悪です。 ・スマトラ島沖地震(2004年12月26日:インドネシア・スマトラ島沖)=死者226,566人。被害のほとんどは津波によるもので、クレタ島沖地震に次ぐ惨事となっています。

地名に津が使われている例

「津」が船着き場や港を意味することから地名に使われている例は数多くありますが、その中から主だった地名を紹介します。 ・大津(滋賀県大津市)=大津港は、かつては琵琶湖湖上の水運の拠点として栄えましたが、鉄道の出現で斜陽となり現在は、遊覧船の発着や、一部の船の運行拠点となっています。 ・沼津(静岡県沼津市)=沼津港は、外港(おもに大型船が停泊する)と内港(おもに漁船が停泊する)に分かれています。 ・宮津(京都府宮津市)=宮津港は、江戸時代には宮津藩の港として、また西廻海運の寄港として繁栄し現在は、商業港となっている他、湾内での観光船の運航や、のある舟屋(伊根町)の間で観光航路を運行しています。 ・油津(宮崎県日南市)=油津港は、天然港であり、現在は、重要港湾に指定されています。コンテナ船やRORO船などの貨物船の入港も可能であり、大型の国内・外国客船が寄港しています。

名前に津が使われている例と名前の由来

「津」を用いた「苗字(名字)」や「名前」に込められた意味や由来を「苗字」や「名前」の例をいくつかあげて紹介します。

「津」のつく「苗字(名字)」の由来は?

「津」のつく苗字をいくつかあげ、その由来を紹介します。 ・津田(つだ)=近江国(現:滋賀県)蒲生郡津田庄が苗字の由来です。 ・津久田(つくだ)=上野国(現:群馬県)勢多郡津久田村が苗字の由来です。 ・会津(あいづ)=会津国造、会津献県主などが苗字の由来です。 ・赤津(あかつ)=岩代国(現:福島県西南部)安積郡赤津村が苗字の由来です。 ・芦津(あしづ)=因幡国(現:鳥取県)智頭郡芦津邑が苗字の由来といわれれています。 ・粟津(あわづ)=近江国(現:滋賀県)滋賀郡粟津庄が苗字の由来です。 ・宇津井(うつい)=石見国(現:島根県西半部)那賀郡宇津井村が苗字の由来です。

「津」のつく「名前」の由来は?

「津」のつく名前を「男の子」と「女の子」にわけて、次にいくつかあげ、その由来を紹介します。

津のつく「男の子」の名前の意味は?

・秋津(あきつ)=「秋」の季節のように落ち着いた雰囲気の大人に、そして「津」の人が集まってにぎわう語意から、人から信頼され、多くの友人に囲まれ幸せな人生を送れるようにとの願いが込められています。 ・佳津(かつ)=「佳」には、優れた能力を生かして成功し、幸せをつかんでほしい。そして「津」には、人が集まってにぎわう語意から、人から信頼され、多くの友人に囲まれ幸せな人生を送れるようにとの願いが込められています。 ・津伍(しんご)=「津」にも「伍」にも、多くの友達、良い仲間、親友に恵まれるようにという願いが込められています。そして充実した人生を送ることができますようにという願いです。

初回公開日:2018年03月14日

記載されている内容は2018年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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