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「教えてください」のビジネスでの使い方・ビジネス用語|敬語

敬語

ビジネスの現場で「教えてください」と頼む機会は案外あるものではないでしょうか。お客様、取引先や目上の相手など、相手の立場や関係性によって言い回しを使い分ける必要があるのかどうか、迷うところですよね。実務での「教えてください」の敬語表現をいくつかご紹介します。

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「教えてください」は実務の現場ではどう使う?

「教えてください」は実務の現場ではどう使う?

ビジネスの現場では、必ず、上司や先輩・同僚に、分からない点や疑問に思ったことをたずねる機会が発生します。社内のみならず、取引先やお客さまに教えてもらわなければならない場面も起こりえます。この場面ではさらに間違ったたずね方をしてしまったらNGです。 疑問点を解決したいと思った時、目上の人に「教えてください」とそのまま伝えるのは問題があるでしょうか。 やはり、ビジネスの現場では、より丁寧な言い回しが必要となってきます。 みなさんは「教えてください」の実務の現場での使い方をきちんと習得できていますか。 ここでは、「教えてください」の使用例を見ながら失礼のない使い方をおさらいしましょう。

ビジネスメールでの「教えてください」はこう使う

ビジネスメールでの「教えてください」はこう使う

ビジネスメールで「教えてください」と依頼する場合、もっとも無難な言い回しが「ご教示ください」というフレーズです。「教えてください」とそのままズバリ文字にしてしまうと、前後の文脈によっては文句やクレームを述べているようにも受け取られる可能性があります。 「教えてほしい」というニュアンスをうまい塩梅で表現できる使い勝手のいい言い回しですので、使いこなせるようにしましょう。

「ご教示」の文例

・「先日ご相談させていただいていましたミーティングの件につきまして、ご都合のよい日時をご教示いただけますと幸いです。」 ・「新登録システムにおける帳簿の出力方法方法について、お手すきの際にご教示くださいますでしょうか。」 ・「来週の販促会議の準備をしたく、たたき台で結構ですので今週中に報告項目のタイトルをご教示願います。」

社内の相手への「教えてください」はこう使う

社内の相手への「教えてください」はこう使う

社内には、上司・先輩・同僚・部下、さまざまな立場の相手がいます。状況や相手によって、使い分けることは当然必要になりますが、後輩や部下に対して「教えて」と声をかける場面も必ず発生します。その際、上から目線で「教えてよ」と言ってしまわず、社会人らしく「教えてください」と丁寧に声をかけられるととてもよいのではないでしょうか。

社内で使う文例

・「明日の予定をお教えいただけませんか?」 ・「山田部長よりご指導を賜りたく存じます。」 ・「書類の書き方について、ご教示お願いします。」 また、年始はじめのメールや書面などで「本年も引き続きよろしくご指導下さいますよう、お願い申し上げます」などと一言添えるのも社会人としてはとてもGOODです。

社外の相手への「教えてください」はこう使う

社外の相手への「教えてください」はこう使う

ビジネスの現場での、社外の相手の立場は社内に比べてさらにさまざまです。お客様や株主などの明確な立場関係がある相手もいれば、取引先や協力会社、姉妹店などの明らかな上下関係の認識が難しい相手もいます。けれど、「お客様だから丁寧に言う」「取引先の業者だからぞんざいな言い回しでOK」というのでは、社会人として少し残念。 どのような立場の相手であっても、社外の相手は外の人です。自社のイメージを担っていることを意識して、場に応じたふさわしい表現で「教えてください」と伝えられるようにしましょう。

ビジネス現場での文例

・「ご多忙中恐れ入りますが、在庫につきまして状況をお知らせいただけますと幸いです。」 ・「貴社の業務内容につきまして、大まかで結構ですので、ご案内いただけますでしょうか。」 ・「明後日の打ち合わせの詳細について、ご教示くださいませ。」

取引先の相手への「教えてください」はこう使う

取引先の相手への「教えてください」はこう使う

お客様ではない、ビジネスの相手に取引先などがあります。立場関係はこちらの方が上だけど、どこまで丁寧に敬語を使うべきか疑問に思う場面も少なくありません。しかし、「教えてください」と業務上お願いする場合は、気持ちよく丁寧に教えを請うようにしましょう。 ビジネスの現場では社会人として常に見られていることを意識し、みんなのビジネスが気持ちよく回るよう、丁寧に接することを心がけましょう。

取引先にたずねる場合の文例

・「先般ご紹介いただきました、A社の田中様のご連絡先をご教示いただけますでしょうか」 ・「貴社新商品のカタログ46ページにある性能表について、いくつかご教示いただきたい点がございましたのでご説明いただけますと幸いです」 ・「最新の出荷状況をお教えいただけますか?」

顔が見えない相手への「教えてください」は要注意

ビジネスメールや手紙、文書などにおいて、顔が見えない相手に「教えてください」とお願いしなければならない場面があります。顔の見えないやり取りでは、「教えてください」と頼む際、より丁寧に相手を気遣った表現を用い、気持ちが伝わるようにお願いしたいところです。 文面によって、そのときの印象だけでなくその後の関係性まで影響する可能性を思えば、社会人としてはよく注意を払う必要があります。 ビジネス現場では、正確な言葉遣いや正しい敬語はもちろん問われますが、特に顔が見えない相手とやり取りする場合は、相手に感謝の気持ちが伝わるように言葉を選ぶことが大切です。

「教えてください」のビジネス用語例

「教えてください」のビジネス用語例

「教えてください」とビジネスの現場において依頼する場合、よく使われる文例を集めました。下記の文例を参考に、その時々のシチュエーションや内容でもっとも適しているものを選び、用いるようにしましょう。 ・「お知らせいただけないでしょうか。」 ・「お教えいただきたく存じます。」 ・「ご教示くださいますよう、お願いいたします。」 ・「早急なご回答をお待ち申し上げております。」 ・「ご回答いただけましたら誠にありがたい次第でございます。」 ・「お手すきの際で結構ですので、折り返しご回答をいただきたく、お願い申し上げます。」 ・「引き続きご指導ご鞭撻くださいますよう、よろしくお願いいたします。」 ・「こののちも色々とご指導を仰ぐ機会もあるかと存じますが、その際はなにとぞよろしくお願い申し上げます。」

「教えてください」のビジネス敬語例

「教えてください」のビジネス敬語例

ここで、「教えてください」のビジネス実務現場における敬語例をいくつか見てみましょう。

丁寧語で言い換えると?

ビジネスメールや手紙で用いる改まった表現から、口頭で伝える際の形式ばりすぎない言い回しまで、「教えてください」と伝える際の言い換えには主に下記のようなものがあります。誤って思い込んでいた表現もあるのではないでしょうか。この機会に整理してみましょう。

シンプルな表現

・「お教えください」 ・「教えていただけませんか」 ビジネスの現場において「教えてください」と伝える際に使いやすいシンプルな言い回しです。文字にする文書やビジネスメールなどよりも、口頭で使う場面に適していますので、教えてほしい相手が目の前にいて声をかけられる場合などに使うとよい表現です。

教えを乞う表現

・「ご教授ください」 ・「ご教示ください」 ビジネスの実務現場においてよく目にする言い回しです。このふたつ、字面は似ていますが意味が若干異なるのをご存知でしょうか。どちらも「教えてください」という意味を含みますので似ている言葉ではありますが、それぞれ持つ意味が違いますので、使い分けられるようにしましょう。 ・「ご教授」専門性の高い知識や芸事などの技術を教えてもらう場合 ・「ご教示」ー般的な知識ややり方などを教えてほしい場合 ビジネスの実務現場において「教えてください」と言う際は、「ご教示ください」が適している場面が多いでしょう。

「教授する」の類義語もある

「教授する」の類義義語に「指南する」という言葉があります。「指南する」とは、武術や芸事などの教えをほどこす、指導することです。例えば、「武道を指南する」「囲碁のご指南をお願いいたします」という用例が挙げられます。 「指南する」は、教えるという意味の類義語の中でも、武術や芸事などに内容が限定されていることが特徴的ですので、ビジネスシーンにおいて「教えてください」と頼む際に使用されることは滅多にないといえます。

「指導する」を言い換える

・「ご指導ください」 ・「ご指導いただけないでしょうか」 ・「ご指導をお願いいたします」 「教える」の類義語、「指導する」に言い換えた表現です。ビジネスの現場において上司や先輩に業務上での専門的な知識・やり方を教えてもらう場面に適しています。相手を立てる言い回しですので、目上の人に対する手紙などの文面でも用いることが多いでしょう。

日本語らしい婉曲な言い回し

・「ご意見をお聞かせいただけますか」 ・「ご意見を賜りたく存じます」 こちらは少し婉曲した日本語らしい表現です。直接ビジネスの現場において「教えてください」と伝えると露骨になってしまうときなどに使うとよいでしょう。「教えてください」と同じ意味をふくみますので、「教えてください」の丁寧な言い方として用いられています。

ビジネスの現場では「教えてください」を正しく使おう

ビジネスの現場では「教えてください」を正しく使おう

いかがでしたでしょうか。ビジネスの現場における「教えてください」の使い方を、例を挙げながらいくつか見てきました。口頭で目の前の相手に「教えてください」と伝えられる場面や一般的な内容に対して「教えてください」と頼む場面、専門的な知識などの教えを請う場面など、シチュエーションによっていくつか使い分けることができることをおさらいしました。 適切な表現で、相手へ教えて欲しい気持ちを表現できるようにしましょう。ビジネスシーンでは、メールや電話で顔の見えない相手に「教えてください」と頼んだり、アドバイスの依頼をすることが多々あります。 社会人の礼儀として、顔を見ながら話せる相手でも、文書やビジネスメールなど顔の見えない相手とのやり取りでも、正しい敬語を使ってコミュニケーションをはかるように心がけましょう。

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