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救急箱の中身のリスト・スポーツ用・会社用の救急箱に必要なもの

更新日:2023年12月21日

社会人常識

ご家庭に救急箱はありますか。救急箱の中身は、家族の年齢や体質などによって異なってきます。また、会社の職場や少年野球などのスポーツでも、常備しておく救急箱の中身は違ってきます。今回は、家庭用、スポーツ球技用、職場などの環境別に救急箱の中身をご紹介します。

子供のいる家庭の救急箱の中身:傷口のしみない消毒用アルコールは、小さな箇所の傷口の場合、きれいな水道水で丁寧に洗い流し、乾燥させずに自然治癒力を高めるキズパワーパッドなどを貼り消毒薬は使いません。消毒用アルコールは手指の消毒で活躍します。 切り傷などの傷用軟膏、虫刺され用軟膏は、かゆみを我慢できずに掻いてしまう子供用の虫刺されパッチがです。 ばんそうこうは、衛生のため頻繁に交換し、使う機会が多いからこそ、子供の好きなキャラクターの絵柄のものを用意しておきます。 体温計は、水銀式よりデジタル式の方が安全で子供でも分かりやすく計れます。 冷却シートは、おでこを冷やしていた濡れタオルに代わる、赤ちゃんのひたいにも貼れてずれ落ちない便利な熱冷ましシートです。

子供向けの薬

子供の風邪薬は、生後数か月の赤ちゃんから飲める小児用かぜシロップがフルーツ味などがあり、飲みやすくなっています。大人と別に子供に合わせた風邪薬を用意しておきます。 解熱剤は、急に発熱することの多い子どものために、病院から処方されたものが安心です。大人にもいえますが、一時的に症状を軽くするものと考えて、作用が強いバファリンなどの市販品は頻繁に使用するのは避けましょう。 胃腸薬は、胸やけや胃痛などは現代人によく見られる症状です。子供から大人まで飲めるものを救急箱の中身に加えましょう。 薬は幼児や高齢者など、家族それぞれの年齢、体質、病歴などに適切に応じたものを、基本的に必要な薬と一緒に購入して保管しておきましょう。 他にご家庭で入れておきたい救急用品などは、救急箱のリストで紹介したものになります。

保育園の救急箱の中身に必要なものは?

保育園の救急箱の中身リストは、電子体温計、ピンセット、救急用はさみ(ステンレス製のものなど)、とげ抜き、爪切り、脱脂綿、綿棒、ディスポ手袋、減菌ガーゼ、包帯、三角巾、ばんそうこう(布製や紙製、色々なサイズのもの)、油紙、耳かき、使い捨てマスク、ウエットテッシュなどです。 他には、オブラート、包帯(伸び縮みするものなど)、冷却シート、サージカルテープ、防水フィルム、カットガーゼ、ガーゼ止めテープ、笛、マキロン、消毒スプレー、各種の内服薬などです。救急箱の中身以外の器具は、消毒用洗面器やバット、汚物用の膿盆、ナイロン袋、幼児向けの水枕などが必要とされます。

救急箱の中身の法律的な規制はあるのか?

会社の救急箱の中身については、常備しておく薬は法律に触れる場合があります。社員や従業員が、自分が服用している薬などを持ち込んで勝手に入れておいて、それを他の人が服用すると危険ですし薬事法に触れます。このようなことがないように、責任者はしっかり衛生や補充、入れ替えなどの中身の管理をしなければなりません。 薬事法で、常日頃から備えておく薬の保管条件は、保健室や医務室が配置されていること、企業内に常駐する産業医や保健師などがいること、診療施設の許可認定されている場合などです。管理された保存しておく場所と医師など管理する人がいれば、薬を置くことは許可されます。

救急箱を活用しよう!

今回は、救急箱の中身について、家庭用、職場、スポーツ球技などの環境別にご紹介してきました。家庭の救急箱の中身は、家族の健康上必要な薬をメインに備えます。職場の救急箱の中身は、労働災害による怪我を配慮した種類が中心です。スポーツ球技用の救急箱の中身も、怪我に対応した品目が主です。 家庭では、直射日光やじめじめした湿度のある場所は避けて、涼しくて子供が簡単に手を触れられない所に置きます。使用して残った薬は、忘れず救急箱にしまい、説明書や容器は処分したりせずに一緒に入れておいて、いざという時に目を通すようしましょう。 容器には開封して使った日付けを記入しておき、半年に一度くらいは中身をチェックして、期限の切れたものや買い足さなければならないものを把握して、中身の入れ替えなどをしましょう。

初回公開日:2018年02月21日

記載されている内容は2018年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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