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救急箱の中身のリスト・スポーツ用・会社用の救急箱に必要なもの

更新日:2024年11月21日

社会人常識

ご家庭に救急箱はありますか。救急箱の中身は、家族の年齢や体質などによって異なってきます。また、会社の職場や少年野球などのスポーツでも、常備しておく救急箱の中身は違ってきます。今回は、家庭用、スポーツ球技用、職場などの環境別に救急箱の中身をご紹介します。

救急箱の中身のリストは?

健康に自信のある方でも、家庭内では打ち身や捻挫、ぎっくり腰などの腰痛、火傷など思わぬ怪我や、頭痛や腹痛などの病気は普段の生活でありがちです。そのためにも急場の処置ができるように救急箱を準備しておきましょう。 今回は、家庭用、スポーツ用、職場などの環境別に常備されている救急箱の中身をご紹介します。

家庭での救急箱の中身リスト

救急箱にそろえておきたいリストは、風邪薬、解熱鎮痛薬、胃腸薬、整腸薬、咳止め、うがい薬、皮膚薬(傷用、湿疹用)、目薬、湿布、消毒薬、包帯(伸び縮み自在のもの)、ばんそうこう(色々なサイズのもの)、減菌ガーゼ、ガーゼ止め用テープ、三角巾、体温計、ピンセット、とげ抜き、はさみ、綿棒(薬を塗布するとき、小さい箇所の消毒など)、脱脂綿などです。 救急箱の中身の薬は、使用期限がわからなくなるといけないので、箱に開封日を記入して保存しておきましょう。半年に1回など期間を定めて救急箱の中身をチェックし、服用期限が過ぎている薬や新しく補充する救急用品などを入れ替えましょう。

スポーツ用の救急箱の中身は?

家庭と違って、野球やサッカーなどのスポーツ球技は怪我がつきものといえます。練習や試合での怪我の可能性を考えて、救急箱の中身は、万が一の事態に応急手当できるものを揃えましょう。

少年野球

スポーツ用の救急箱の中身は、包帯(腕や足の保護に包んだり、出血を止める時に使用)、ガーゼ、テーピングテープ(伸び縮みするもの、肉離れなどの手足を動かす箇所の固定に使用)、アンダーラップ(皮膚をガードするためのもの)、ホワイトテープ(幅のあるもの、38~50㎜)、接着スプレー(テーピングの剥離を防ぐテープ)、リムーバースプレー(テーピングを剥離しやすくする) ピンセット、はさみ、瞬間冷却スプレー(腕や足を強く打ったり挫いたりしてできた痛みや腫れなどの外傷を一時的に冷やす)、三角巾、消毒薬(切り傷、擦り傷などの消毒)、脱脂綿、体温計、ばんそうこう(色々なサイズを用意)、爪切り、内服薬・外用薬(風邪薬、頭痛薬、目薬など)などです。 スポーツの際の怪我による傷には湿布ではなく、氷で処置するのが基本です。また、夏場は熱射病予防にアイシング、塩飴などを用意しましょう。

会社の救急箱の中身に必要なものは?

企業は、救急箱を社内に常備しておくことが義務づけられていて、中身に関しても何を用意して入れておくか規定があります。 救急箱を配置することと、その置き場所と適切な使用方法を社員に知らせておくこと、救急箱の中身の種類についての3つの定められた義務があります。

職場での薬の管理

種類が多い薬には使用法と分量があるので、従業員や社員が把握していないまま利用するのは薬事法に触れます。使用方法を理解してもらってから許可するなど、救急箱の安全管理に気を配ることが大切です。 衛生管理者が、1ヶ月に1回程度薬品の利用期限や分量など中身をチェックして、不足品、新品、規定どおりの種類以外のものが混入していないかも確かめて常備します。

職場

職場の環境や業務、業種などによって救急箱の中身の品がちがいます。火気や高熱の物質を取り扱う工場などでは、火傷に対処するために火傷薬、出血を止めるための包帯が必要です。 また、重いものを持つなど重労働の職場では、救急箱の中身に、湿布薬、怪我をした場合の足などの固定テープを入れておくべきでしょう。 救急箱以外に、重傷事故に結びつく可能性が高い建築現場などでは、担架や添え木は必須といえるでしょう。 デスクワークのオフィスに置く救急箱の中身は、風邪薬、頭痛薬、胃腸薬、使い棄てマスク、虫刺されなどの皮膚薬などが入っていると重宝するでしょう。

子供の救急箱の中身に必要なものは?

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初回公開日:2018年02月21日

記載されている内容は2018年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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