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更新日:2024年07月11日
怠け者には2つのタイプがあります。それは、有能な怠け者と無能な怠け者です。有能な怠け者は単純に怠けているのではなく、高い能力を発揮している事があります。では、有能な怠け者とは、どのような人のことを指すのでしょうか?また、無能な怠け者との違いは何なのでしょうか?
上記で述べた通り、有能な怠け者は怠けているように見えるだけで、本当は能力が高く、自分でその能力の効率的な使い方を理解しています。 しかし、中には、単に怠けているだけの無能な怠け者もいます。では、有能な怠け者と無能な怠け者にはどのような違いがあるのでしょうか?
無能な怠け者は、その言葉通りで実力がありません。有能な怠け者はいざというときに頼りになりますが、無能な怠け者はいざというときほど頼りなくなってしまいます。 トラブルなどが発生したときなどには、どのように対処すれば良いかわからなくなってしまい、周囲に助けを求めてしまいます。普段から怠けていて、困ったときには助けを求める姿に単なる怠け者というレッテルを貼られてしまいます。
有能な怠け者はどの仕事に力を入れるべきかを的確に判断することができます。また、どの仕事から手をつけるべきかも、しっかり判断できるので、周囲が怠けていると思っても、やるべきことは済んでいて、その仕事の内容もキッチリしていることが多いです。 ですが、無能な怠け者はどの仕事を、どのような力加減で行えば良いかという判断を誤っているときがあります。 状況の判断に誤りがあると、自分では仕事を終えたつもりでも、後で「これをやっていなかった」、「この仕事はこうしておくべきだった」など、詰めの甘い仕事が目立つようになります。
有能な怠け者は、やるべきことをサッサと済ませてしまい、時間にゆとりを作ります。 しかし、無能な怠け者は、単に早く仕事を終わらせたいという気持ちだけが先行しているため、やるべきことの判断ができていないことがあります。 目の前にある仕事を早く済ませようと、すぐに飛びついて動いてしまうため、その仕事と連動する別の作業を考えないことがあります。仕事は1人でするものではないので、このように勝手に動くことで、周囲の仕事のペースを乱します。 周囲の仕事のペースが乱れると、自分ではなく他人がミスをしてしまうことになります。無能な怠け者である本人にもミスは多いです。自分が早く仕事を済ませることで、周囲にまでミスを誘発させる行動を取るので、無能な怠け者と思われてしまいます。
先に述べた通り、有能な怠け者は自分のペースで仕事をすることで、その実力を発揮することができます。この自分のペースというのは、その有能な怠け者の立場によって変わってきます。 なので、有能な怠け者に高い能力を発揮してもらうためには、相手の立場に合った仕事の仕方をしてもらわないといけません。
「上司は自分で仕事をしない」という印象を持ってしまうことがあります。しかし、上司という立場なので、自分が仕事をすることも大切ですが、誰に、どのような仕事を任せるか?、という判断能力も大切になってきます。 部下にうまく仕事を割り振れる上司ほど、的確に仕事を処理できるので、怠けているように見えてしまいます。 上司が有能な怠け者で合った場合は、その上司の判断に間違いはないので、指示に従い、その仕事の仕方を見て学ぶと良いでしょう。
指揮官はグループ全体で効率良く作業ができるように、状況判断を正確に行う必要があります。有能な怠け者の場合、どの作業を、誰が、どのようにすれば効率良くすることができるかを判断することができます。 なので、指揮官が有能であれば、指揮官が怠け者に見えるだけでなく、グループに属する人たちも楽に仕事をしているような感覚になります。 しかし、状況判断は正確な状況報告がないと判断できないため、指揮官が有能であった場合には、正確な状況報告を、小まめに行う必要があります。
司令官は指揮官よりも大きな範囲を見る必要があります。司令官の場合は、情報を集めて、的確な判断を下すことが仕事になります。なので、指揮官と同様に、正確な情報が必要になります。指揮官が有能であれば、司令官も有能なことは多いです。
参謀総長や陸軍総司令官を務めたドイツの軍人であるハンス・フォン・ゼークトは「有能な怠け者は司令官に、有能な働き者は参謀にせよ。」と言いました。 上記で述べたように、会社の上司が有能な怠け者で合った場合、部下からは仕事を怠けているように勘違いされます。ですが、上司には上司の役割があります。上司の仕事を手伝う人が側にいて、その人の仕事が優秀であれば、その優秀な人にうまく指示が出せる上司は、さらに優秀ということになります。
記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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