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更新日:2024年07月15日
上司や取引先の相手などに感謝を伝える際の言い方について紹介しています。「感謝しております」の尊敬語、丁寧語、謙譲語、それぞれでの言い方についても説明しています。また、手紙を差し出す場合のマナーや書き方についても書いています。
目次
まず最初は、頭語と時候の挨拶を書きます。頭語は結語と決まった組み合わせがあるので、それに従って書きます。 時候の挨拶は、その手紙を書いている季節にあった事柄を書きましょう。四季折々でさまざまな時候の挨拶があります。
春「梅の香りが爽やかに漂う春暖の候」、「三寒四温を実感する気温差のある季節ですが」、「桜花爛漫の候」、「風が春から初夏の香りを運んでくるのを感じる季節」 夏「強まる日差しに夏への移ろいを感じる季節を迎え」、「しっとりとした空気に緑の香りが漂う初夏の候」、「晴天が続く盛夏のみぎり」 秋「風に揺れるすすきに風情を感じる爽秋の侯」、「秋晴の侯」、「いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃」、「末枯野美しき晩秋の候」 冬ーー「立冬を過ぎ、朝ごとに冷気が加わるこの頃」、「師走を迎え、ますますご多忙の時期に恐れ入ります」、「行く年を惜しみながらも、新しい年に希望を馳せるこの頃」
時候の挨拶を書いたら、主文(手紙を出した用件)を書きます。主文を書く際も、いきなり用件から入るのではなく、起源(さて、実は、ところで)から書き始めると文章の流れが良くなります。 主文を書く際の注意点としては、用件を一つ以上入れないことです。一つの手紙に用件を二つ以上いれると、まとまりがなく見ずらくなってしまいます。主文は簡潔に用件を伝えることが大切です。
主文の次は末文を書きます。末文では、言葉相手の発展や繁栄を願う言葉、今後の指導を願う言葉、用件を結ぶ言葉などを書きます。
手紙の最後に、頭語と同じ組み合わせの結語を入れます。 ・結語の例 敬具、敬白、拝具、謹言、謹白、草々、拝答、敬答など。 頭語を書いた後に、「後付け」という「日付」、「差出人名」、「宛名」を書きます。
感謝の言葉は、手紙の主文か、末文に書き入れます。「感謝しております」を使う際の書き方は下記を参考にしてみてください。 ご紹介していただき、感謝しております。 この度は、お力添えいただき感謝しております。 ・感謝しております以外の言い方 ご厚意におこたえできますように、精進していきたいと思います。 お骨折りいただきまして、誠にありがとうございました。 お忙しいなかをご尽力くださいまして、感謝申し上げます。 ○○様のお陰で、○○様のご尽力がなければ叶わなかったこと、○○様あってのこと、ご助言、ご厚情、労をとっていただき、など。
自分よりも立場が上の人や取引先など、ビジネス的な所で感謝を伝える際は「感謝しております」、「感謝申し上げます」など、丁寧な言い回しで伝える事が求められます。 相手との立場や状況に合わせてしっかりと正しく使うことが大切です。
記載されている内容は2018年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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