内定承諾書の封筒の書き方や送り方｜提出期限や辞退したい場合も紹介

「内定はもらったけど内定承諾書が送られてこない」 「内定承諾書の書き方・送り方が分からない」 といった不安がある方もいるのではないでしょうか。 就職活動は内定をつかむために行うものですが、内定通知を受け取ったからと言って、まだ安心してはいけません。本当に内定を成立させるためには、「内定承諾書」というものを郵送しなければいけないからです。 本記事では、内定承諾書の封筒の書き方や送り方、そして内定を辞退したい場合や内定通知書が届かない場合について詳しく説明しています。 本記事を読むことで、内定承諾書の書き方・送り方、内定辞退の仕方など、社会人としてのマナーの理解を深めることができます。期限内に内定通知書を提出し、最後まで企業に良い印象を与えられるようにしましょう。 内定承諾書の送り方などに不安がある方は、是非この記事をチェックしてみてください。

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内定承諾書は1週間以内に提出しましょう。 一般的に、内定承諾書の提出期限は1週間以内とされています。たとえ、企業から期限の指定がなかったとしても、受け取ってから1週間以内に提出するようにしましょう。 提出期限ギリギリに投函してしまうと何らかのトラブルが発生した時、間に合わない可能性もあります。できる限り早く、余裕をもって提出することを心がけてください。

企業から内定通知の書類が届いたら、全ての内容を確認しましょう。内定を承諾する場合は、内定承諾書に署名・捺印し返送してください。 また、返送する場合は1週間以内に「送付状」と一緒に返送します。「送付状」とは一般的にビジネスシーンで使われるもので、書類を送付する際の表紙の役割を担っています。 一般的に、送付状に記載する内容は日付、宛名、自分の名前と連絡先、件名、本文、同封書類の6つです。

署名・捺印した内定承諾書と送付状が用意できたら、封筒の準備です。返送用の封筒が同封されていない場合は、返送用の封筒を用意する必要があります。 企業から内定承諾書が送られてくる場合、A4の書類を折らずに郵送できる角型2号や、3つ折りや4つ折りで郵送する長型3号の封筒で送られてきます。 返送する封筒の種類は、企業から送られてきたものと同じ形式のものが良いでしょう。 また、封筒の色にも注意してください。内定承諾書を返送する封筒の色は白色です。重要な書類を送る場合は白色、重要度が高くない書類を送る場合は茶色を使います。

返送の封筒の準備ができたら、封筒に住所、宛先など以下の必要事項を記入しましょう。 この時、表と裏に分けて記入する必要があるのでそれぞれの注意点を解説していきます。基本的には表面に送り先の情報、裏面には送り主（自分）の情報を入れていきます。

まず、表面の書き方です。表面に書くのは①送り先の郵便番号、②住所、③会社名、④宛名、⑤内定承諾書在中の5点です。 ①郵便番号 郵便番号を書く際は封筒の右上の部分に書くのが一般的です。封筒によっては赤枠が書かれている場合もありますが、ない場合は余白に郵便番号を記しましょう。 郵便番号を書き忘れてしまうと、最悪の場合企業に届かない可能性もあります。もちろん記載されている住所が正しければ郵便番号は必要ありませんが、それでも記入しておくのがマナーですので忘れないようにしましょう。 ②住所 住所を記入する際に注意が必要なのが、番地や号などです。1丁目1－1などと略すのではなく、1丁目1番地1号と書くのが正しい書き方になります。 ハイフンで略しても住所さえ正しければ企業のもとへ内定承諾書を届けることはできますが、封筒のマナーとしてはNGです。特に就活に関係する書類であれば、略称ではなく全て正式名称で書く必要があるので注意しましょう。 ③会社名 会社名を記入する際に気をつけたいのが、前株か後株かです。 ○○株式会社か株式会社○○なのかを間違えないように、必ず企業のホームページなどで確認しておくようにしましょう。会社名を間違えてしまうと、仮に届いたとしても失礼ですし、マイナスの印象を与えてしまいますので注意しましょう。 ④宛名 宛名を書く際に迷うポイントは、敬称の部分でしょう。宛名には敬称が必要です。宛名が個人であれば「様」、複数人のグループに送るのであれば「御中」が正しい書き方です。 ⑤内定承諾書在中 書類内容は封筒の左下に記入します。「内定承諾書在中」と赤文字で書き、定規で赤く囲みましょう。書類内容が書かれていないと中身が分からないことから、後回しにされてしまう可能性もあります。