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「お大事にしてください」の正しい使い方|言い換えや英語表現も紹介

更新日:2024年09月24日

言葉の意味・例文

「お大事にしてください」は日常生活よく使う表現ですが、皆様は使いこなせていますか。本記事ではシチュエーションに応じた使い分けや、言い換え、そして英訳等、様々なアプローチで解説しています。「お大事にしてください」について不安がある方はぜひチェックして下さい。

「お大事にしてください」は、広い場面で使うことができます。職場や学校、近所の方々や友達同士でも使って差し支えはありません。 ただ、「お大事にしてください」はあくまでも定型的な挨拶です。相手の体調を慮る気持ちが伝わるのであれば、他の言い方や類語を使っても構いません。 ビジネスシーンでもそれは同じです。同じ職場の人や取引先相手など、仕事で関わる人たちに向ける「お大事にしてください」は、他にどのように言い換えができるのかご紹介します。

「お大事にしてください」の言い換え①ご自愛ください

「お大事にしてください」という言葉と同じくらい、耳にする機会の多い言葉ではないでしょうか。 「ご自愛ください」とは、「自分の身体に気をつけて、大切にしてください」という意味です。手紙の文末に添える挨拶としても多く使われています。 この言い回しは、同僚よりは上司、または取引先相手や顧客に対して使う方が自然です。相手を丁寧に労わる気持ちを表したいときに適した表現です。

「お大事にしてください」の言い換え②ゆっくり休んでください

「ゆっくり休んでください」というと、「お大事にしてください」より砕けた印象を受ける人もいるでしょう。 しかし、少し言い方に気を遣えば、後輩や同僚だけでなく、上司に対しても使えるフレーズになります。 まず、打ち解けた後輩や同僚に対しては「ゆっくり休んでね」でいいでしょうし、日頃あまり話さない後輩・同僚についても「ゆっくり休んでください」で充分です。 この言葉で相手を労わってみてはいかがでしょうか。

「お大事にしてください」の言い換え③一日も早いご回復をお祈りしております

ちょっとどころではなく、だいぶ調子が悪そうな相手や、体調を理由に入院したり休職したりする相手には、「一日も早いご回復をお祈りしております」という言い方をした方がよいでしょう。 「お大事にしてください」よりも改まった表現で、相手を心配する気持ちを押し付けがましくなく伝えることができます。 また、この言葉は本人はもちろん、ご家族に対しても使うことができます。本人を支える周囲の人も同じくらい辛い思いをしていると考えて接することが大切です。

「お大事にしてください」の言い換え④お体おいといください

「お大事にしてください」の言い換えとして、お体おいといくださいという言葉もあります。「おいといください」という言葉は、労わって下さい、大事にしてくださいといった意味があります。 相手の健康を願う言葉を交えた挨拶で使われることがあります。「ご多忙中と存じますが、お体おいといください」というように使ってみましょう。

「お大事にしてください」の言い換え⑤お労りください

「お大事にしてください」の言い換えとして、お労りくださいという言葉があります。「お労りください」という言葉は、思いやりを持ってくださいという意味があります。 思いやりを持って身体を大事にしてくださいと伝えたいときに使うといいでしょう。「この機会にぜひお労りください」というように活用してみましょう。

「お大事にしてください」の言い換え⑥養生なさってください

「お大事にしてください」の言い換えとして、養生なさってくださいという言葉があります。「養生なさってください」という言葉は、健康に注意して病気にかからないようにつとめることを意味しています。 病気やケガが早く治るように願うときに使うといいです。「ゆっくりと養生なさってください」というふうに使うと良いでしょう。

「お大事にしてください」の言い換え⑦静養なさってください

「お大事にしてください」の言い換えとして、静養なさってくださいという言葉があります。「静養なさってください」という言葉は、仕事といったん距離をとり、心と体を休めるという意味があります。 忙しい激務の中で体調を崩した人にかけてあげる言葉です。「少しは静養なさってください」というふうに使えば、きっと相手も良い印象を持ってくれるでしょう。

「お大事にしてください」の言い換え⑧お身体に気をつけてください

「お大事にしてください」の言い換えとして、お身体に気をつけてくださいという言葉があります。「お身体に気をつけてください」という言葉は、相手の健康を気遣うという意味があります。 また、「お身体」と「お体」で迷われる方も多いと思いますが、どちらを用いても誤りではありません。ただ、「身体」の「身」には心や精神面での意味で使われる場合もあるため、「身体」は肉体と精神両方の意味を兼ね備えています。 心の意味も含まれている「お身体」のほうが、季節の変わり目や、仕事で忙しい人に対して精神面も含めた健康を気遣う場面では適した言葉です。

「お大事にしてください」の丁寧表現

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初回公開日:2018年02月01日

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