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更新日:2024年11月21日
最近では高校や大学卒業後、さらには就職後も親に精神的依存をする若者が増えています。これはつまり、親離れができない若者が増加しているということです。今回は、親離れをすることができない原因やその改善策についてご紹介していきます。ぜひ参考してください。
一般的に、一人暮らしや就職をすれば親から自立したと考える人が多いでしょう。しかし、単にそういった物理的自立だけでは、完全に親離れできたとは言えないでしょう。精神的自立と経済的自立も必要です。 大人になれば、親とは対等な立場になります。子どものころは、親の意見に従うことが楽だったでしょう。しかしそれではいつまでたっても自立できません。しっかりと自分の意見や意思を持ちましょう。 また、経済的な自立をすることで、精神的にも物理的にも自立することができます。自分でなんとかしなければならない、という状況をつくることが自立するためには必要でしょう。
人間の親離れする時期について考えてきましたが、他の動物たちはどうなのでしょうか。人間に比べて早いのでしょうか。遅いのでしょうか。
猫の親離れは、生後3か月頃から少しずつ始まり、生後6か月までの間に離れるケースが多いです。親離れが始まるときの特徴は、母猫が子猫に対して、急に威嚇をしたり、足で攻撃をしたりするなどの行為が始まると、猫の親離れの始まりだと言われています。
ハムスターの親離れは、子どもが生後1ヶ月くらい経つと、親が攻撃し出す行為から始まります。これは、親が子どもを邪魔者扱いすることで、子どもを独り立ちさせるための合図であると言われています。しかし、単に餌の取り合いをしている可能性もあるので、ゲージを分ける際は注意深く観察するようにしましょう。
飼いウサギの親離れはすなわち、子うさぎを母親うさぎから離乳させるということです。確認するポイントとしては、栄養をしっかり取り込んで順調に体が育ってきているのか、子うさぎが自分で食事を取ることができているのかということです。 また、親離れの目安となる時期は、生後4週目ぐらいから徐々に離乳をはじめます。そして、生後6週ぐらいまで時間をかけながら、子うさぎがひとりで生活できるような環境を準備します。
キツネの親離れの時期は、子ギツネが生まれた年の秋だと言われています。野生の限られた環境の中で、親子が長々と一緒に生活をしているとエサで競合することになり、共倒れしてしまう危険性があります。 また、親離れをせずにいると近親交配がおこり、血が濃くなってしまう恐れがあります。そういったことを避けるために、親は子どもを自分たちの縄張りから追い出す儀式を行います。母親は、子どもに噛み付き追い掛け回します。父親も、歯をむき出して子どもに襲い掛かかります。
いかがでしたか。子どもが親離れできない原因は、親が子離れできていないということも考えられます。人間以外の動物は、生まれて1年と経たないうちに親離れをします。しかも、親が子どもを突き放すというかたちで行われます。人間とは少し異なりますが、しっかり親離れができています。親離れするためには、親が子どもから少しずつ距離を置いていく必要がありそうです。
記載されている内容は2018年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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