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更新日:2024年06月06日
最近では高校や大学卒業後、さらには就職後も親に精神的依存をする若者が増えています。これはつまり、親離れができない若者が増加しているということです。今回は、親離れをすることができない原因やその改善策についてご紹介していきます。ぜひ参考してください。
通常、年齢を重ねるに連れて子どもは親から徐々に距離を置いていくものです。しかし、最近では高校や大学卒業後、さらには就職後も親に精神的依存をする若者が増えています。 これはつまり、親離れができない若者が増加しているということです。 今回は、親離れをすることができない原因やその改善策についてご紹介していきます。ぜひ参考してください。
まず、赤ちゃんや小さい子どもが親離れできない原因から見ていきましょう。自分の子どもが親離れできず悩んでいる親御さんは多いでしょう。 赤ちゃんや小さい子どもが親離れできない原因としてはまず、親御さんが子離れできていないということが挙げられます。親離れさせたいという親御さんに限って、子どもがなにかやろうとすると先回りして、声をかけることが多い傾向にあります。こうすることで、子どもは自ずと行動範囲を狭めてしまい、親の近くから出ようとはしなくなってしまいます。 親離れさせたいのであれば、命の危険に晒されることや社会的常識に反する事など以外は、あまり声かけをせずに、フォローにまわるくらいの立ち位置でいることが大切です。
次に、親離れできない若者について見ていきましょう。高校や大学、さらには就職しても親離れできない原因とは一体何なのでしょう。
まず、1つ目の原因としては、コミュニケーション能力の低下です。ここ数年のSNSの普及で、気軽な繋がりをスマホやパソコンで常に行うことができるようになり、学校や部活、アルバイト先といった日常生活の中で友人を作ることができない子どもが増加しています。 人間は本来、対面コミュニケーションを強く求める生き物です。SNS上では気軽に話すことができる関係を築けている人がいても、本当に心を許せる場所が家の中にしかないという状況になると、自然と親への精神的依存度が高くなります。 また、行動を共にする仲間が居ないと、家と学校の往復、家と会社の往復、といったような行動範囲が極端に狭くなる傾向も見られます。これが経験や学習の少なさを高め、親離れできない原因となります。
2つ目の原因は、家庭で叱られた経験が少ないことです。親に叱られた経験が少ない子どもは、例え自分に責任がある状況でも、叱られると理不尽な怒りを受けたと感じてしまい、過度に傷つく傾向にあります。 そのため部活や習い事、アルバイトなどが長続きせず、家庭以外の人間との関係性をうまく築けなかったり、チャレンジをしても継続できないといった傾向が見られます。家庭だけが居心地の良い場所である、という認識を強くしてしまい、家庭の外に居場所を作ることをやめてしまいます。 また、親側も自分の子どもは悪くない、と受け止め過保護になりがちです。これが一層、子どもが家の中に閉じこもる傾向を強め、親離れできなくなる原因となります。
3つ目は、経済的に依存していることが挙げられます。また、これにプラスして心理学的観点から見ると、現代の若者には、始めから完璧な状態でいなくてはならないと考える強迫観念、そして他人からどう思われるかを気にするという傾向が強く見られます。 この2つの心理が生み出すのが、受験に落ちたくないために確実に合格できる地元の学校や会社を選択する、経済的独立をすることによる貧乏への恐怖などの行動や思考です。 つまり、自由や自立を得るために苦労をしたり失敗をするより、多少の不満があっても親と一緒に暮らした方が良い、という思考になるわけです。そして、親側にも子離れができない傾向がある場合、より親離れできなくなる原因となります。
そもそも、親離れする適切な時期とはいつなのでしょうか。結論としては、小さいうちから無理に親離れさせる必要はありません。 親子の関係がしっかりと成立していれば子どもは親から勝手に離れていきます。 しかし、親子の関係がしっかり築けていないとうまく親離れさせることができません。早いうちから親離れさせようとすると、子どもは愛情を充分に受け取らずに成長してしまい、 問題が起きることが考えられます。 また逆に、親が干渉し過ぎると、子どもは親離れのタイミングを逃し離れることが難しくなります。親離れに年齢は関係ありません。自立心は成長とともに少しずつ育っていきます。個人差はありますが、 中学生くらいになると親離れができるようになってきます。
親離れに年齢はないと先述しましたが、親から自立するためにはどうしたらいいのでしょうか。
記載されている内容は2018年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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