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「昨今」の意味と使い方の例文|読み/社会情勢/最近との違い

更新日:2024年10月14日

言葉の意味・例文

「昨今」の言葉を見たことはありますか。「最近」などの意味とよく似ていますが、よくよく調べてみると、表している時期に少し違いがあることが分かります。示したい時期に合わせた言葉を選んで使用できるように、「昨今」の意味や類語たちとの違いを学んでおきましょう。

「昨今」の反対語は定められていませんが、意味的に反対語になるだろうと考えられる意味を持つ言葉をご紹介します。

嘗て

「かつて」と読みます。「昨今」の「現在に近い過去から現在まで」の意味を「過去〜現在までの時期」と考えた場合、「過去のある時からある時の時期(過去の一定期間)」を意味する「嘗て」は反対語になるのではと考えられます。 つまり、「過去〜現在」の期間を示す「昨今」、「過去〜過去」の期間を示す「嘗て」なので、「過ぎた時の中での一定時期(嘗て)」と「過ぎた時〜今過ごす時までの期間(昨今)」は反対語になると言えるでしょう。

類語たちとの違いを意識しながら「昨今」を使おう!

「昨今」の意味は「(思い出せないハッキリしない範囲の)近い過去〜現在までの期間」であり、「最近」という「(思い出せる範囲の)少し前の過去〜現在までの期間」を表す「昨今」の方が「漠然」としています。近い意味を持つ言葉はいくらか存在していますが、「昨今」とそれらは表している時期が少し異なるため、違いを意識しながら表したいことに適した言葉を選びましょう。

初回公開日:2018年01月23日

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