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研修報告書の書き方のコツ|目的/内容/考察・所感の例文|保育士

更新日:2024年01月12日

書類の書き方

研修報告書の目的から始まって、その書き方、書く時のコツやポイントをまとめました。また各職業別に研修報告書の所感の例もあり、また研修報告書を書く時の注意点もおさえているので、具体的でわかりやすい研修目的書の書き方マニュアルになっています。

以下は、看護師の方のための研修報告書の所感に書く例文です。 ×月×日の研修を受けて、病院で気をつけるべき勤務態度や言動がとても大切だということを学びました。 些細なことでも、患者さまは敏感で、私の言動から不安になられたりするということに、気づいていませんでした。これからは常に患者さまがすぐそばにいることを意識して、相手の立場になって、不快に思われないような言葉遣いや行動をしていきたいと感じました。 今後は、丁寧な言葉遣いに思いやる気持ちもを持って、患者さまに接して以降と思います。

研修報告書での注意点

研修報告書を書くときに、注意すべきことは、必ず書かなくてはならない基本事項を間違わずに、簡潔に書くことです。基本事項とは研修に関する事実事項で、研修名から始まって、日時や場所、研修テーマにその内容の記載です。最後に所感をつけることも忘れてはいけません。 それ以外の注意点は、下記のようになります。

枚数

研修報告書は、長々と書くよりも、要領よく簡潔にまとめるほうが、読み手にとっても読みやすくいい報告書といえるでしょう。 目安は、A4サイズの紙に1枚程度です。長い研修期間の場合、基本事項をまとめるだけでも、A4サイズの紙1枚程度になってしまうでしょうか、一日から数日の研修であれば、1枚程度にまとめるのが理想です。 ただし、会社が指定するフォーマットがあれば、必ずそれに従って、指示される枚数で書いてください。

敬語

研修報告書は、読み手である上司に読みやすく書くことが前提です。ですから、それに従って正しい言葉遣いも必要になります。 研修報告書はビジネスで用いられる書類ですから、正しい敬語を使うのは必須です。目上の人に対して、上司に対して使われる言葉ですから、失礼にないような言葉遣いを意識して書かなくてはなりません。 ただし、硬い言葉遣いばかりが続いては、読んでいるほうが恐縮してしまい、読みやすい報告書ではなくなってしまいます。ですから、形式ばかりを追っているような文章ではなくて、読み手に伝わるようなわかりやすく丁寧な表現を使うように心がけることが大切です。

起承転結

わかりやすくて読みやすい研修報告書を書くためには、簡潔にまとまった構成も大切な要素です。 起承転結をはっきりとさせた報告書を書くようにしましょう。わかりやすい攻勢で書かれた報告書は読みやすいだけではなくて、書くときにも書きやすいはずです。要点を絞って、まとまった報告書を書くようにしましょう。

期限

書類の提出期限を守るのは社会人の常識です。提出期限よりも早く提出する分には問題がありませんので、まだ時間があるからと研修報告書を書くことを先延ばしにしないで、研修の記憶もはっきりしているうちに書くことをおすすめします。 提出する前には、かならず読み直して内容を確認して、誤字脱字がないようにチェックしましょう。 早めに取り掛かれたほうが、心と時間の両方に余裕がある分、いい報告書になるはずです。慌てないためにも、早めに書き始めましょう。

研修報告書は、恐くない!

研修報告書は、書くべき基本事項をおさえて、研修で学んだことを書いて、それについての所感を述べるA4サイズ1枚ほどの書類です。 読み手である上司に対しての気配りとして、ふさわしい言葉遣いが必要ですが、起承転結を意識したわかりやすい構成の作り方のコツをつかめば、決して難しい書類ではないでしょう。 研修報告書を書くポイントをおさえながら、要領よく書く習慣をつけましょう。

初回公開日:2018年02月08日

記載されている内容は2018年02月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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