履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
更新日:2024年06月28日
研修報告書の目的から始まって、その書き方、書く時のコツやポイントをまとめました。また各職業別に研修報告書の所感の例もあり、また研修報告書を書く時の注意点もおさえているので、具体的でわかりやすい研修目的書の書き方マニュアルになっています。
上司から研修報告書を提出するように言われて、困ったことがありませんか。書き慣れない研修報告書をどうやって書くのか、何から書けばいいのかわからないという経験は、誰もがあります。 この問題を解決するには、どうしたらいいでしょう。そのために、研修報告書の意義を理解しましょう。なぜ研修報告書を提出するのか、その目的はなにか。何を書く必要があるのか、そして読み手は誰なのか。以上の点をつかめれば、研修報告書はそれまでよりずっと書きやすくなるはずです。 これから研修報告書の目的や書き方を解説していきます。また職業別に研修報告書の書き方も紹介しますので、研修報告書を書かれるときに、きっと役に立つでしょう。
研修報告書の目的は、研修に参加した社員は、きちんと研修に参加していたのか、または講習に取り組んでいたのかを、会社側が確認することにあります。また会社側としては、社員の反応も気になるので、研修の内容を社員がじゅうぶんに理解できて、さらにはそこで学んだことを仕事の現場で使えるのかどうか、実践できるのかを判断するために、社員に研修報告書の提出を求めてきます。 また研修報告書は、コミュニケーションツールとしての役割もあります。上司は研修報告書を受け取って、その社員にどれほどやる気があるのかを評価する機会になるからです。研修で学んだことをどのように仕事に活かせるのかを提示できる社員は、やる気があるとみなされるでしょう。 その上、研修報告書で反省点や改善点を書くことによって、上司は社員の考えを共有することができるので、その後のコミュニケーションをより円滑になるためのきっかけにもなります。
研修報告書には最初に、その研修の要点と目的を書きます。どんな研修で、その内容は何であったのか、またその研修の目的を、明確かつ簡潔に書くことが求められます。 研修報告書に、文学的な文章の美しさとか展開の広がりなどは必要ありません。大切なことは、事実報告です。研修の要点と、その研修が行われてる理由、趣旨、そして必要ならばその経過も書き添えられればじゅうぶんです。長々と書く必要はありません。簡潔に、わかりやすく 書き進めることが大事です。
研修の要点として、必ず記載されるべき一般的な項目は次の通りです。 ・研修報告書の作成者の氏名 ・研修のタイトルと講師名 ・研修が行われた日時と場所 ・出席者、または参加者。 ・研修内容 ・所感 その書き順や、どの点を特に詳細に書かなければならないのかは、フォーマットがあればそれに従って書いてください。特にフォーマットがなければ、上記の点を押さえて書くようにしましょう。 書式は統一して、読みやすさを重視します。自分勝手に書くのではなくて、理路整然と、わかりやすい構成で整えます。所感を除いては、主観は挟まず誰が読んでも理解しやすい表現で、簡潔にまとめることが大切です。
所感にいたるまでの研修報告書は、出席した研修の報告になるので、内容は客観的で事実の羅列という様相です。しかし、所感では、研修に参加した感想や考察を述べることができます。 所感は、言い換えれば感想ですが、単なる感想文にしないのが、所感のポイントです。「…が楽しかった」とか「面白かった」という表現の連続では、所感としては足りません。所感には、研修に参加した感想に加えて、その研修で学んだことや発見したことなどを書き、さらにそれで学んだことをどのように身に着けて、仕事に活かせるのかという仕事に直結した意見を書き加えます。また反省点や改善点があったのなら、それを書き加えることもできます。 つまり所感は感想である、研修に参加して考察したことを書く箇所になります。
所感の欄に、今後の課題はなにかを書いてみることで、社員としてのやる気を見せられるでしょう。 研修結果から、仕事にどのように活かすことかを明確に書き述べることができるのは、研修報告書の長所です。 これにより、上司は部下の意見を共有することができて、部下の考えを知ることができます。また現状の問題点をはっきりさせることで、改善されることもありえます。 研修報告書を、研修結果の報告にとどまらせず、考察や今後の課題を提案することで、より充実したレポートになります。
研修報告書の例をとって、具体的に解説します。 最初に提出日と提出者の名前を明記します。続いて、報告書の表題を「社内研修報告書」のように書きます。その後に、「以下の通り、社内研修に参加した旨を報告いたします」と書き添えた後に、本文に入ります。 要旨部分にあたる本文は、 研修名、研修の講師、研修期間 と場所を書き、 研修目的を簡潔にまとめます。 その後、研修内容に書き進めます。一日目は、社史の説明と社訓の説明があり、二日目はビジネスマナーで、身だしなみや言葉遣いと、ビジネス会話の基礎を習ったと書きます。わかりやすさから、箇条書きにしてもいい箇所です。 それから、研修内容の詳細をまとめます。 最後は所感で、研修を受けた時の感想を書きます。「私は、この研修でビジネスの基本と社内でのルールを学びました」と始めて、研修で気づいたことや、反省点や改善点、今後の展望を書きます。
記載されている内容は2018年02月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。使いづらそうだと思われがちです...
「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...
選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...
通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...