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「涙ちょちょぎれる」の意味と使い方・方言・死語なのか

更新日:2024年07月22日

社会人常識

人は悲しいときに涙ちょちょぎれると表現することがあります。この涙ちょちょぎれるの意味と、その使い方について、色々とご紹介しましょう。また、この言葉は方言なのか、死語なのか、由来などについても見ていきましょう。涙ちょちょぎれるの例文についても教えます。

このうえなく臭くて困ったときに涙ちょちょぎれると使う

このうえなく臭くて困ったときに涙ちょちょぎれると使います。臭いけど、その場から離れられないとき、辛いし悲しいしがっかりと感じたときに言います。 臭いけど、なんとか我慢しなければと考えたとき、困った気持ちに包まれると涙を流し、その臭いを忘れようと、耐える気持ちが、涙が流れるようだと表現しています。

年代によっては「涙ちょちょぎれる」は死語ではない

近頃は、この涙ちょちょぎれるを使う人は少ないです。特に、10代はこの言葉すら知らない人が多く、使う人がほとんどいないために、流行る兆しはありません。どこかダサく、流行遅れのように聞こえてしまうところも、若い人の間では死語となっています。 でも、この言葉が流行ったときに子供であった、20代、30代だった世代は使うことがあります。いまだに泣きたくなるときや嬉しいときなどに使い、周りの人を笑わすことがあります。 この言葉は、30年以上前に流行っていた言葉ですから、当時子供であった人も40代、50代になり、そういった世代は言えば意味が通じますから、友達同士や兄弟間で使うことがあります。 ただ、あまりにも使う人が少ないですし、耳にする機会も少ないものですから、この言葉を忘れてしまっており、中高年の間でも死語になりつつあります。

「涙ちょちょぎれる」はどこの方言なのか?

方言と聞こえる、涙ちょちょぎれるですが、方言ではありません。テレビで使われており、それが、日本全国に広まりました。 でも、日常的によく使われていたのが関西の大阪やその周辺であったので、関西の方言と多くの人が感じていました。

「涙ちょちょぎれる」が生まれた由来とは?

ちょちょぎれるという言葉は、もっと前に誕生したとの情報がありますが、ちょちょぎれるの前に涙が付きますと、ギャグマンガの「田舎っぺい」で主人公が使っていたことが、生まれた由来との情報が有力です。 「涙が出そう」との意味もあり、主人公の男の子が、色々な辛い試練を受けてはよく使っていた言葉です。

「涙ちょちょぎれる」を使った例文

あまりにもキツイときに言う例文

あまりの寒さに涙ちょちょぎれると使えば、より寒さがどれほど厳しいのかが相手に伝わります。「今日の天気は涙がちょちょぎれるほど寒い」と、実際に起きたことに対して、使うといいでしょう。

なにをやっても駄目な現実で悲しいときに言う例文

なにをやっても駄目な現実に悲しくなったときに、「もう涙ちょちょぎれるほど辛い」と言ってみましょう。かなり参っている感じが伝わります。 「なにをやっても上手くいかなくて涙ちょちょぎれる」と言えば、もっと辛い現実であることを聞いている相手に伝わります。

結果が良かったときに言う例文

嬉しい以上に凄く嬉しい状態であるときに使ってみましょう。例としては、一生懸命勉強して、テストの点数が良かったときに「涙ちょちょぎれるほど嬉しくて仕方がない」と言うことがポイントです。より相手に嬉しい気持ちでいっぱいとの気持ちを伝えることができます。 仕事で成功したときには「やったー。頑張って仕事をしたから報われた。涙ちょちょぎれるほど嬉しい」と言ってみるといいでしょう。

さりげなく涙ちょちょぎれると使うといいでしょう

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初回公開日:2018年01月06日

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