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ビバレッジの意味・ドリンクとの違いと使い分け・金融での意味

更新日:2024年01月31日

言葉の意味・例文

いまさら意味を聞けないカタカナ語のひとつに、「ビバレッジ」があります。日常生活で使うことは少ないですが、意外と目にする機会が多い言葉です。また、金融関係のニュースでも似ているカタカナ語を耳にして、気になっている人もいるでしょう。この記事ですっきりわかります。

ビバレッジがつくアルコールを扱う会社もある?

もともとの社名コクカ飲料株式会社から1995年に社名変更した、ホッピービバレッジ株式会社があります。社名の変更は、主力商品ホッピーのブランドイメージを一新するためのひとつの方法でした。 ホッピーは、アルコール飲料と思っている人も多いのではないでしょうか?ホッピーとは、1948年に発売を開始された麦酒様清涼飲料水のことで、当初から「本物のホップを使った本物のノンビア」とされていました。正確にいうと、ホッピーには0.8%のアルコール分が含まれていますが、1%未満のため、酒税法でも清涼飲料水の扱いになります。 ですから、ホッピービバレッジ株式会社のビバレッジメも、アルコールを扱っていない会社の意味と言えるでしょう。

ホッピーのおいしい飲み方とは?

ホッピーがアルコール飲料と思っている人が多いのは、まったくアルコールが入っていないわけではないので、法律から離れれば正しい解釈ともいえます。またホッピーといえば、焼酎と一緒に楽しむ人が多いので、イメージとしてホッピー=アルコールとして成立している人もいるでしょう。 ホッピーをおいしく飲むには、焼酎割が基本です。ジョッキーを凍らせるのが、ホッピービバレッジが推奨するスタイルです。また、焼酎は甲類焼酎が、ホッピーとの相性がいいとされています。アルコール度数25度の甲類焼酎の分量1に対して、ホッピーが5になる分量がいいとされています。

金融でのビバレッジの意味?

飲み物の「ビバレッジ」が「ベバレッジ」とも表記されるせいか、金融業界の専門用語「レバレッジ」と混同されることがあります。金融での「レバレッジ」は、カタカナだと「レヴァレッジ」や「リバレッジ」とも表記されることもあるため、ますます混乱するのでしょう。 金融の「レバレッジ」は、英語表記では【leverage】と綴られます。飲み物の【beverage】とは、頭文字が【L】か【B】かの違いだけです。 金融での「レバレッジ」とは、他人の資本を活用して、自己資本の利益率を高めること、またはその率のことを意味します。外国為替取引、いわゆるFXといわれるものや先物取引、株取引などでは、レバレッジ効果を最大限に使い、利益率のいい投資を目指します。

ビバレッジの意味は広範囲!

ビバレッジの意味は、ドリンクと同じように飲み物全般を指し、かなり広範囲をカバーする言葉です。日常生活ではあまり使いませんが、ホテルやレストラン、カフェなど飲食業界を中心に使われるので、覚えておくといいでしょう。 また、金融業界で使われるのは、「ビバレッジ」ではなく「レバレッジ」です。一般の人でも投資が普通のことになってきている今、金融における「レバレッジ」の意味も合わせて覚えておくのがおすすめです。ビジネスパーソンとして、「ビバレッジ」と「レバレッジ」は間違わないようにしましょう。 今更聞けないカタカナ語の意味が日本語でも英語でも、細かなニュアンスまで分かって、すっきりしましたね。

初回公開日:2018年02月06日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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