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ビバレッジの意味・ドリンクとの違いと使い分け・金融での意味

更新日:2024年01月31日

言葉の意味・例文

いまさら意味を聞けないカタカナ語のひとつに、「ビバレッジ」があります。日常生活で使うことは少ないですが、意外と目にする機会が多い言葉です。また、金融関係のニュースでも似ているカタカナ語を耳にして、気になっている人もいるでしょう。この記事ですっきりわかります。

ビバレッジの意味は?

カタカナ語の「ビバレッジ」は、「ベバレッジ」や「ビバリッジ」とも綴られる言葉で英語からきています。「ビバレッジ」の英語表記は、【beverage】です。 その英語でも日本語でも同じ意味で、水・液体薬品以外の飲み物のことを言います。コーヒー・紅茶はもちろん、ジュースや清涼飲料水、ビールなど、飲み物ほぼすべての総称の意味の言葉です。

ビバレッジとドリンクの違いと使い分け

飲み物という意味でよく使われるカタカナ語には、「ドリンク」もあります。「ドリンク」は一般的に飲み物全般の意味で使われていますが、日常生活では飲み物の意味で「ビバレッジ」と表現することはあまりないでしょう。 カタカナ語の「ビバレッジ」は飲食業での専門用語として、飲み物全般の意味ではよく使われます。また、飲料業界では会社名などにもよく使われるでしょう。「ビバレッジ」=飲み物の意味での言葉は、飲み物を提供する側がよく使う言葉といえます。 たとえば、レストランのお客さんがスタッフに話しかけるときには、「ドリンクの注文、いいですか?」というでしょう。レストランのスタッフ同士では、「3番テーブルのビバレッジ、オーダーとった?」という使い方をするでしょう。また、「ビバレッジ」は、「ビバ」と略されることも多くあります。

英語の細かな意味は?

英語では、「ドリンク【drink】」は、主にアルコール飲料のことを意味します。清涼飲料水などアルコールが入っていない飲み物の意味では、「ソフトドリンク【soft drink】」といい、区別します。ただし、「(something)to drink」とすると、アルコールが入っているかどうかの区別市内意味で使われます。 また、「ビバレッジ【beverage】」は、日本語と同じく飲み物を提供する側が飲み物の意味で使うことが多い言葉です。

ビバレッジと使う店や会社の例

一般的には、飲み物を提供する側が使う言葉である「ビバレッジ」なので、レストランやカフェによっては「ドリンクメニュー」ではなく「ビバレッジメニュー」としているところもあります。もちろん、意味は同じで飲み物のメニューということです。 「ビバレジメニュー」という言葉を使うもっとも代表的なのは、スターバックス・コーヒーでしょう。また、会社名でもビバレッジが明確な定義のもと、使い分けられている会社もあります。

スタバのビバレッジメニューとは?

スタバは、主にコーヒー・紅茶類を提供するカフェですが、スイーツなどもあるので、飲み物を「ビバレッジメニュー」としています。店舗のメニューも公式ホームページも、すべての飲み物をビバレッジメニューとしています。

スタバのビバレッジの特徴とは?

スタバのビバレッジメニューの特徴といえば、カスタマイズができることでしょう。フレーバーや香りを楽しみたい人は、シロップやソースを追加することができます。チョコレート好きなら、チョコレートを追加することも可能です。 また、カロリーを抑えたい方には、ラテなどのミルクを豆乳や無脂肪ミルクに変えてもらうこともできます。カロリーがダウンするだけでなく、まろやかなビバレッジになります。フラペチーノやアメリカーノなどエスプレッソを使うビバレッジなら、エスプレッソを追加してストロングなビバレッジにするのもいいでしょう。 また、エスプレッソをディカフェ、つまりカフェイン抜きのものに変更してもらうことまできます。 オーダーの時にカスタマイズしなくても、セルフサービスコーナーには、はちみつやココアパウダー、シナモンパウダーやバニラパウダーも揃うので、それらを使って軽くカスタマイズすることもできます。

ホテルレストランはフード・アンド・ビバレッジ?

ホテルの中で営業しているレストランは、ホテル直営のレストランであることも少なくありません。規模の大きなホテルであれば「料飲部」という部署があり、レストランもその部署に入っているのがほとんどでしょう。 「料飲部」は、扱うものの意味で「料理【food】」と「飲料【beverage】」から、正式には「department of food and beverage」と専門用語が使われています。現場では、この頭文字だけとって、略して「FB」と呼ぶのが一般的で「料飲部」を意味します。

キリンビールとキリンビバレッジの違い

「ビバレッジ」は飲み物全般のことを指すカタカナ語ですが、会社名で使われる「ビバレッジ」は、主にノンアルコールの飲み物を指しているのがほとんどです。 いい例が、キリンビールとキリンビバレッジでしょう。どちらも、キリングループの会社です。キリンビバレッジで扱う主な商品は、キリンレモン、Mets、午後の紅茶、トロピカーナ、缶コーヒーのFIREなどがあります。 「ビバレッジ」の基本的な意味として、飲み物でも水は除くとしていましたが、キリンビバレッジが扱う商品の中には、フランス産のミネラルウォーターであるボルヴィックも含まれています。

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初回公開日:2018年02月06日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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