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「悠久」の意味や例文を紹介|漢字の語源や「永遠」との違いは?

更新日:2024年08月24日

言葉の意味・例文

皆さんは悠久という言葉の響きから、どんな意味のイメージが湧くでしょうか。何かとてつもなく永い年月を思い浮かべるのではないでしょうか。今回は悠久の意味や、悠久と意味がほぼ似たような他の言葉、「悠久」がタイトルに入った歌をご紹介していきます。

悠久と永遠の意味はそれほど大きな違いはありません。悠久の意味は、遥かに遠い昔から長く果てしなく続くていくことです。 永遠も時間を超越して、限りなく持続することを意味します。また哲学で、そのもの自体は時間という枠にありながら、限りなく、決して途絶えることなく続いていくとされるもののことです。 悠久と似た言葉はいくつかあります。「悠遠」は四次元時空などが遥か彼方を意味します。類語の「絶遠」はそれ以上ないほど物理的距離などが遠く離れていることで、使い方の例として挙げられるのは、「絶遠の島」、「絶遠の星」などです。「遼遠」も、大体の判断もつかないほど遠いこと、またそのような様子を意味します。

永遠

永遠の類語は永久、とわで、関連語には永世(えいせい)、常しえ(とこしえ)、恒久(こうきゅう)、悠久、長久、経常、不変があります。 「永久」はいつまでも果てしなく持続すること、永続することです。「とわ」は、いつまでも愛情や信頼などが変わらないことです。「永世」は絶えることない、永い年月です。使い方の例として「地球の平和を永久に守る」、「とわの愛」、「永世王将」、「スイスは永世中立国だ」などになります。 「常しえ」はずっと続くこと、永久の意味です。「恒久」は物事の状態などがいつまでも永続することです。「長久」は永久に続くこととなります。「経常」は常に状況や状態が一定で変わらないことです。「不変」は絶対に変わらないことです。使い方の例として「核燃料リサイクル施設は恒久的施設だ」「経常取引」などになります。

悠久の使い方は?

悠久の使い方の例としては、「その大河は悠久の昔から、涸れることなく滔々と流れていました」、「夫婦間の愛情は、相手の心変わりなどであっけなく失われるが、親が子に対する愛情は悠久です」などになります。

「悠久の歴史」を使った例文

・宇宙の悠久の歴史に迫り研究を重ねていくことは、結果として人類存続と繁栄のために極めて重要です。 ・人類はこれまで、海の悠久の歴史を辿ってきているが、いまだに海の泡ほど謎があり、その多くは解明されていない。 ・近未来の人類のテーマは、地球も含まれた銀河系の悠久の歴史を研究し、その解明に努めることです。

「悠久の時を経て」を使った例文

・悠久の時を経て、森は太古から原始の姿を保ち生き続けてきた。 ・神々の山は、悠久の時を経て下界を見守ってきた。人が立ち入ることを拒み、征服しようと果敢に挑んだ冒険者たちの命を容赦なく奪ってきた。 ・地球が島や山、森をつくり、海を湛えた現在の姿になるまでには、想像もつかないほどの悠久の時を経てこなければなりませんでした。

「悠久」がタイトルに含まれる楽曲と歌詞の意味は?

「悠久」の言葉がタイトルに入る曲や歌詞はいくつかあります。「悠久の男」は演歌歌手の五木ひろしが、スケールのある男のロマンを歌った歌で、曲も本人が手掛けています。 悠久ーSong of Eternityーは、二次元キャラクター初音ミクが歌うソングです。悠久の旅人は、想いを寄せる人への気持ちを、夜空や星の光などにのせて歌ったロマンティックなイメージの歌です。 悠久のフィリアは、4人のイケメンアニメキャラクターが歌います。どこにも存在しないような独特のワールドを旅する、2人の男女という冒険ファンタジー的な世界観をイメージさせます。悠久の物語は愛の歌で、生まれ変わっても再び出会ってあなたを愛し守り続けるという意味の歌詞です。

悠久の男

「悠久の男」は、作曲と歌を五木ひろしが担当しています。歌詞は、壮大なスケールの男のロマンを歌っています。どんな無謀なリスクにも恐れずに立ち向かい、希望を失わずに夢を追いかけて頑張っている、そんなかっこいい男の生き様を意味する歌です。

悠久ーSong of Eternityー

「悠久ーSong of Eternityー」は、初音ミクが歌う愛する人(恋人か同志のような友達か)を失った歌で、メロディーの優しい哀悼歌です。 初音ミクとは、2007年8月31日にクリプトン・フューチャーメディアが生み出した音声合成・デスクトップミュージック(DTM)ソフトウェアの少女キャラクターです。年齢16歳、身長158㎝、体重42㎏の、典型的なスリムモデル体型で、アイドル、ダンス系のポップスを歌います。

悠久の旅人

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初回公開日:2018年01月04日

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