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更新日:2024年08月15日
「図る」と書いて「はかる」と読みますが、「図る」「計る」「測る」「量る」の使い分けはできますか。読み方が同じで意味も似ているので混乱してしまいます。使い分けるには「はかる対象物」がヒントになります。意味と例文で詳しく解説します。
「目論む」は、「計画をめぐらす、たくらむ、くわだてる」という意味です。どちらかというと、良くない意味で使われる傾向にあります。こちらは「図る」の物事の実現を企てるという意味から「目論む」が類語となっています。 例文は以下のとおりです。 「今までにない規模の大掛かりな詐欺を目論む」 「目論みが外れてがっかりする」 「3年前からずっと合併を目論んでいる」
「画策」は、はかりごとをめぐらすこと、あまり良くない計画を立てるという意味です。こちらは「図る」の物事の実現を企てるという意味と、考えて工夫するという意味から「画策」は類語となっています。 例文は以下のとおりです。 「画策するべきではないのだが、つい考えてしまう」 「あれこれ画策するが、結局実行には移さなかった」 「あいつが画策しているのはいつものことだ」
「仕掛ける」は、相手に自分から働きかける、相手に仕向ける、装置を取り付ける、煮炊きのために火にかける、またはその準備。浴びせかける、押しかける、動作を始める、またはその動作の途中という意味です。 こちらは「図る」の努力するという意味と実現を目指すという意味から「仕掛ける」が類語となっています。 例文は以下のとおりです。 「ケンカを仕掛けたのはそちらです」 「爆弾を仕掛けられたとデマが飛び交った」 「ご飯を仕掛ける」
「試みる」は、試しにやる、効果をみるためにやってみる、試飲・試食するという意味です。こちらは「図る」の実現を目指すという意味から「試みる」は類語となっています。 例文が以下のとおりです。 「この歳で新しい道を試みるには、かなりの勇気が必要だ」 「実験を試みるが失敗に終わった」 「普段やってないことをやろうと試みること自体が間違いだ」
文章を書く際は、はかる対象物が何であるか十分に意識するようにましょう。はかる対象によって使う漢字が変わります。それでももし区別がつかなかったり、悩んだ場合には、その都度辞書を引いて確認するようにしましょう。 ビジネスの場面での誤字は、自分の価値を落としてしまうことにも繋がります。これを機に「図る」と、その他のいろんな「はかる」の違いや使い分けを理解し、正しく使いこなしていきましょう。
画策は、主に「○○な画策がある」のように名詞や、「○○を画策する」のように動詞として使われています。 例文は以下のとおりです。 「この現状から抜け出すために、あれやこれやと画策する必要がある」 「勝利を目前にしていたのに、彼の画策に全てやられた」 「弟の表情からは決して読み取れなかったが、その時はもうすでに画策していた」
記載されている内容は2017年12月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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