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「煽って」の読み方/意味/使い方・煽ってくる人の特徴・SNSで煽る人

更新日:2024年08月09日

言葉の違い

「煽ってくる」「煽られた」など、現実の世界やインターネットやSNSの世界で使われることが多い言葉です。「煽る」にはどのような意味があり、また「煽ってくる」人にはどんな特徴があるのでしょうか。「煽って」の意味や煽ってくる人の特徴や対処法をご紹介しています。

事故

追い越しをされたことに腹を立て、急にスピードを上げて追い越し返す行為をしたり、車間を取らずにぴったりと後ろにくっついた運転をしたり、抜かれた相手の前に出て、急にスピードを上げたあとに、いきなりスピードを落とすといった運転で相手を煽ることがあります。 また、危険な運転で自分が危ないと感じる状況になったときに、怒りの感情が生じて、上記のような運転をする人もいます。性格的にすぐに怒り出す人や、気が短い傾向の性格の人が、相手を煽る運転をしやすいと言えます。 このような煽り運転による事故が、現在増えてきています。

追突

事故の項目でご紹介しましたが、煽り運転の中で、相手の車の前に割り込み、急にスピードを上げたあとに、急にスピードを落とすといった煽り方をする人がいます。 このような運転の仕方は、追突事故を起こす原因の1つになっています。危険な運転は、自分も事故に巻き込まれてしまう可能性があるので、瞬間的に怒りの感情でいっぱいになる気持ちになるという心情は、理解できなくはありませんが、このような運転が原因で事故を起こしてしまった場合、当事者だけではなく多くの後続車も事故に巻き込む危険があります。 突然煽られた場合も、相手にしないようにし、決して相手の思惑どおりにならないように注意しましょう。

喧嘩

煽り運転が原因で、車を止めさせ、喧嘩になるというケースがあります。このような場合、運転中に怒りが頂点に達しているので、殴り合いになるなど大喧嘩に発展してしまうことがあります。 相手から一方的に挑発された場合は、静かに車を止め、車の中から鍵をかけ、そのまま警察に通報するなどの対応をして、挑発に巻き込まれない対応をするようにしましょう。

インターネットやSNSで「煽る」人にはどんな意味があるのか?

現実世界のみでなく、ネットの世界においても煽り行為は存在します。では、インターネットやSNSで「煽る」人は、どのような意味で、何のためにこのような行動を取るのでしょうか。

リアルの世界ではおとなしい

インターネットやSNSで煽ってくる人の中には、リアルな世界ではおとなしく、自分から進んで誰かに話しかけることができない人がいます。自分に自信がなく、リアルな世界でばかにされたり、いじめられたりしている人にとって、インターネットやSNSは架空の世界と現実世界の間(はざま)のような意味を持ちます。 ゲームや空想の世界のような架空なものでもなく、現実でもなく、別の人格を持った別の人間であるかのような立場で、リアルな世界の人に対して攻撃します。リアルな世界の人に対して攻撃できるということは、架空の世界とは違い、相手の反応を得られるという意味があります。 このようなことができるのは、インターネットやSNSでは本名を使うことがなく、匿名性の高い世界のため、本当の自分の身分を明かさずに発言できる、ネットの世界ならではの特徴があるからこそできる行為と言えます。

自分の考えは絶対正しいと思っている

煽りを行う人間は、ある意味で正義感が強く、自分の考えは正しいと考える傾向があります。こういった考え方は、自分の考え方と違う言動や行動に対して過剰に反応することがあります。 ブログやSNSの個人的な発言や行動などに対し、正義感をかざして相手を誹謗中傷するような言動を書き込むことで、「罪の償いをさせようとする意識が生まれている」といった心理状態になっていると推測されます。

相手を不快にさせることが快感

SNSなどで煽ってくる人の中には、特に意味もなく相手を不快にさせることが快感だからという人もいます。相手を煽るような言動や誹謗中傷をすることで、相手の怒りの反応や落ち込む反応を見て楽しんでいます。 このような行動は、愉快犯と同じような心理が働いていると考えられます。

わざと怒らせてその姿を楽しむ

わざと怒らせてその姿を楽しむために、煽ると言う行動をする人もいます。これは、上記の項目の「相手を不快にすることが快感だから」という人と同じような意味で煽るという行動をしていると言えるでしょう。 このような行動の根底には、煽って相手が不快な感情や怒りの感情を表すことで、相手よりも優位に立っていると感じ、優越感に喜びを感じていることが考えられます。

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初回公開日:2018年01月27日

記載されている内容は2018年01月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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