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「煽って」の読み方/意味/使い方・煽ってくる人の特徴・SNSで煽る人

更新日:2024年08月09日

言葉の違い

「煽ってくる」「煽られた」など、現実の世界やインターネットやSNSの世界で使われることが多い言葉です。「煽る」にはどのような意味があり、また「煽ってくる」人にはどんな特徴があるのでしょうか。「煽って」の意味や煽ってくる人の特徴や対処法をご紹介しています。

「煽って」の意味と読み方

「煽って」は「あおって」と読みます。「煽ってくる」「煽られる」などと使われることが多い言葉ですが、「煽ぐ(あおぐ」の意味は、「うちわなどを動かして風をおこす」という意味の言葉です。「煽る(あおる)」は、うちわなどで風をおこして、火の勢いを強めたり、また風の勢いで物を浮かせるという意味があります。 「風で煽られて(あおられて)、転んでしまった」「風で煽られて、車が転倒しそうになってしまった」などの場合は、風の勢いで物が浮くという意味で使われています。

「煽って」の使い方

「煽って」の本来の意味は、風をおこす、風の勢いで物を浮かせる、風を起こして、火の勢いを強めるといった意味ですが、風を起こして、火の勢いを強めるといった意味が転じて、相手を刺激して、挑発的な言動や行動を取ること「煽る(あおる)」と使うことがあります。

煽ってる

「煽ってる」という言葉は、若い世代の人たちが、SNSなどで使われることが多い表現です。嫌味な意味に取れると感じるときに「これって挑発しているの?」「これって嫌味だよね。もしかして挑発してる?」という意味で「煽ってる」という使い方をします。

「煽っていく」の意味とは?

「煽っていくスタイル」のような使い方をする言葉で、若い人たちのスラングとして使われている言葉です。格闘ゲームの有名なプレイヤーが発した「煽っていくスタイル」という言葉を聞いた人が、「煽っていくスタイル」という言葉を入れた歌詞を作り、動画サイトにアップしたことで、若い人達に広まったと考えられています。 「挑発してる?」といった意味で使われていて、上の項目でご紹介した「煽ってる?」と同じような場面で使われています。

「煽ってくる」の意味とは?

後ろの車が、車間距離をすごく詰めてきて窮屈な思いをしたことはありませんか。また、ライトをパッシングしてきたり、ハイビームにわざわざ変えて追走してくるなどの経験をした人もいるのではないでしょうか。これらの行動は、煽り運転として問題視されています。

煽ってきた

「煽ってきた」という言葉も若い人のスラングとして使われることが多い言葉です。SNSなどで、理由もわからず攻撃的な文章を書き込まれた場合に、「煽ってきた」という表現を使うことがあります。逆に煽られた人が煽った人に対して「どうして煽ってきたんですか」といった書き込みをすることもあります。 これも「挑発された」「どうして挑発するんですか」「どうして挑発してきたんですか」という意味で使われています。

煽ってくる人の特徴

「煽ってくる人」にはどのような特徴があるのでしょうか。 煽ってくる人の特徴の1つに、正義感が強く、自分の考えがすべて正しいと信じているという特徴があります。そのため、自分の考え方や行動が違う人に対して、おかしいと感じると「煽る」という行動に出る人がいます。 また、煽ってくる人の特徴として「自分に自信がない」ということがあります。自分では気がついていない場合でも、煽ることで相手の価値を下げ、自分が優位になったと感じることで安心したいという心理から、「煽る」と言う行動にでる場合があります。

次のページ:インターネットやSNSで「煽る」人にはどんな意味があるのか?
初回公開日:2018年01月27日

記載されている内容は2018年01月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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