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歩行速度の求め方・年齢別の平均の歩行速度|子供/成人/高齢者

言葉・雑学・歴史

歩行速度からは多くの健康に関する指標を得ることができます。方法さえ理解してしまえば非常に簡単に測定できるので、有用な指標として健康調査で広く用いられています。今回はこの歩行速度の測定方法やその意義について簡単に紹介していきましょう。

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歩行速度の求め方について

皆様は歩行速度という運動パフォーマンスに注目したことはあるでしょうか。普段の歩く速さといえば、とても当たり前のことであるように感じられますが、実は歩行速度からは、多くの健康の情報がわかります。特に高齢者の転倒に関するリスクに関しては、歩行速度がそのリスクを説明する要因として近年注目されています。 そこで今回は、いろんな年代における歩行速度について注目し、歩行速度の求め方や平均の歩行速度などについて注目して、簡単に紹介します。

歩行速度の求め方(計算方法)

歩行速度の求め方は基本的には、小学生でも簡単に行うことができる計算式により求めることが可能です。なぜなら皆様は歩行速度の求め方について、小学生の算数で習っているからです。人生の中で一度は、速度=距離÷所要時間であるということは習ったことがある方がほとんどでしょう。 歩行速度に関しても、この式を応用することで簡単に求めることが可能です。具体的に説明sると、歩行速度を求めるためには、歩行を行った区間と、その区間を通行するのに要した時間が必要になります。この二つの値がわかると、歩行速度を簡単に求めることが可能になります。

歩行速度の測定が必要な場面について

歩行速度は、身体のバランス機能や、筋力などの全身の運動機能の指標になります。こういった背景から、高齢者などを対象にした運動機能測定や健康診断などといった場面で多く用いられます。 特に高齢者においては、転倒リスクとの関係が多く指摘されていることから、地域の高齢者の方を対象にした、運動機能調査などで調査項目として含まれることが多いといえるでしょう。方法さえ覚えてしまえば、だれでも簡単に測定できるという背景から、用いやすい指標であるといえるでしょう。

秒速で求める場合には

歩行速度に関しては、用いる単位によってデータの見方が異なるともいうことができます。その最たる例として挙げられるものとして、時間の単位があります。 時間に関しては、「秒速」、「分速」、「時速」で求められるパターンが存在するといえるでしょう。これらの単位の表記に関しては、測定するもので使われ方が変化すると考えられます。 例えば、自動車の速度を例にすると、多くの自動車の速度表記に関しては、時速が用いられ鵜ことが多いでしょう。自動車で秒速といわれてピンとこないのが現実的であるといえます。 歩行速度の場合には、秒速で表現する場合があります。秒速表記による方法だとおおよそ一歩あたりにかかる時間を判別することができるので短距離の表を評価するのに向いているといえるでしょう。

時速で求める場合には

秒速の表記と同じく、歩行速度は時速でも表す場合があります。基本的には、秒速が判明していれば、単位を変換させるだけなので、方法自体は簡単です。 特に、時速による歩行速度の表記の場合には、どれくらいの長い距離を歩くことができるかという指標につながるといえるでしょう。そのため、日常生活の行動範囲の決定や、所要時間の計算に使うのも有用であるといえるでしょう。 ただし、その場合については、時間の部分だけではなく、距離の単位もキロメートルに修正して表記した場合の方がわかりやすいので注意しましょう。

年代別に見た平均の歩行速度について

歩行速度は発達過程や身体機能によって変化する指標であるといえるでしょう。そのため、年代によって平均となる歩行速度は異なります。こちらでは、年代別の平均的な歩行速度について簡単に紹介します。

歩行速度(子供の場合)

子供における歩行速度は成人よりも遅いということは自明であるといえるでしょう。大まかにいうと子供歩行速度は1-2km/時くらいであるといえるでしょう。 しかしながら、子供の身体機能の測定には、子供の性格や、課題をどれくらい正確にこなせるか、発達課題の個人差などもあり、一概には一定の値に収まるとはいえず、振れ幅が大きい変数であるということを念頭に捉えるのが望ましいでしょう。

歩行速度(成人の場合)

成人の場合には、4-6km/時程度であるというのが一般的です。特に成人の歩行速度に関しては、不動産会社が良く掲載している徒歩○○分といった表記の基準にも用いられています。 ちなみに徒歩○○分の基準については、時速4.8kmほどで歩いた時にかかる時間であるといわれています。

歩行速度(高齢者の場合)

高齢者の歩行速度は、若年成人と比較すると低下する傾向にあります。その理由としては、子供の歩行速度とは異なり、全身の筋力低下や疼痛、持久力の低下によって生じると考えられてます。 歩行速度は、健康寿命や転倒発生とも関係が深く、自身の歩行速度を知ることで、そのリスクを把握することができます。 一般的に高齢者の歩行速度に関しての基準値としては、1.0-1.5km/時くらいであるといわれていますが、こちらについても自身の健康状態などで異なる場合があるので一概にはいえないでしょう。

歩行速度が低下する要因

歩行速度は全身の筋力やバランス機能、持久力によって左右される変数であるといわれています。したがって加齢に伴う身体機能の低下や、持久力に低下によって歩行速度が大きく低下するといえるでしょう。 また疾患でいえば、膝や腰の痛みやしびれを伴う慢性疾患、脳血管疾患などにより、下肢にマヒがある場合に関しても歩行速度が低下する要因になります。 発達過程の違いという観点からいうと、身長などの体格に違いによっても、大きく変化します。なぜなら身長か違うとそれだけ下肢の長さも変化するので、歩幅がそれに伴い変化するからです。

歩行速度を上げる方法

歩行速度を上げる方法についてはいくつか存在します。歩行速度は歩幅と歩行率(単位時間当たりの歩数)によって計算されます。こちらでは、これらの歩行速度の計算方法を踏まえて、歩行速度を上げる方法について簡単に紹介します。

歩幅を上げる

先ほどの計算式からわかるように歩幅を上げることによって簡単に歩行速度を上げることが可能です。しかしながら、歩幅を上げることにより重心の移動は大きくなってしまうため、歩行の安定性は多少犠牲にはなるでしょう。 また歩幅を大きく出すことにより、下肢の筋肉をたくさん使うことになるので、トレーニングとして歩行を行う際には、意識するべき指標であるといえるでしょう。

腕を振る

また腕を振ることによって、一歩が踏み出すやすくなるため、歩幅を上げることにも繋がります。特に高齢者の場合には、歩幅が短くなり、腕ふりが少なくなる場合があるため、意識して行うと良いでしょう。

筋力をつける

筋力を上げることにより、間接的に歩行速度を上げることが可能です。特に股関節周囲や膝関節周囲の筋力トレーニングは、筋出力だけではなく、歩行姿勢の安定にもつながるので、転倒予防という観点からみても一石二鳥であるといえるでしょう。 また、体重過多の場合には、立位の時点で下肢に負担がかかり、疼痛が生じることで歩行速度が低下する場合があります。その場合には、下肢の筋力トレーニングを通して、減量を兼ねて行うことが望ましいといえるでしょう。

歩行速度計算に役立つアプリ

歩行速度の計算に役立つアプリとして「ランタスティック」と呼ばれるアプリが手軽でおすすめです。 このアプリは、身長などを入力することで、自動的にGPS情報から歩行速度を計測することが可能です。非常に簡単に計測することが可能のため、一度試す価値は十分にあるでしょう。

歩行速度は健康の指標

歩行速度を計測することで、健康に関する指標をたくさん得ることが可能になります。自身の身体機能を把握することは、その後の健康リスクを判断する上でも重要です。その中でも歩行速度は簡単に取れる指標として役立つので、皆様も一度試しに計測してみてはいかがでしょうか。

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