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「送付」の意味と使い方を紹介|例文や英語表現もあわせて解説

更新日:2024年10月18日

言葉の意味・例文

ビジネスシーンでも頻繫に用いられる「送付」の正しい使い方や意味をご存知でしょうか。この記事では、「送付」が持つ意味や正しい使い方、「送付」の類義語について解説しています。「送付」の使い方や意味を正しく理解したい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

さし‐だ・す【差(し)出す】 の解説 [動サ五(四)] 1 伸ばして前方へ出す。「手を―・す」 2 人に与えるために出す。提供する。「食べ物を―・す」「命を―・す」 3 提出する。「役所に書類を―・す」 4 派遣する。「委員会に代理を―・す」 5 送り出す。発送する。「案内状を―・す」

「送付」の反対語

物を送り届けるという意味を持つ「送付」という言葉ですが、「送付」には反対語が存在します。「送付」の反対語を覚えることで、自分が荷物や物を受け取った場合などに使用することができます。 「送付」の反対語としては、「受理」「受領」「入手」などの言葉があります。「送付」の類語と同じく、反対語も使用するシチュエーションや場面が異なります。 では「送付」の反対語の意味をしっかり覚えましょう。

入手

「入手(にゅうしゅ)」とは、物を手に入れた場合に使用する言葉です。「入手」は漢字のとおり、「手に入れる」という意味を表わします。 たとえば、新しいスポットやイベントなどの情報を知った場合は「最新の情報を入手する」と表現することができます。 入手は何かを手に入れた場合に使用する言葉で、比較的使いやすい言葉の1つです。ビジネスシーンから普段の会話まで幅広く使えるので覚えておくといいでしょう。

にゅう‐しゅ〔ニフ‐〕【入手】 の解説 [名](スル)手にはいること。また、手に入れること。自分のものにすること。「新しい資料を―する」

拝受

「拝受(はいじゅ)」と読み、自分の立場をへりくだって受けるという意味を表わす言葉です。ビジネスシーンでも頻繁に使用する言葉で、資料を受け取った際などに使用します。 たとえば、相手先の会社から資料が送付されました。資料が届いた際の確認メールを相手に送る場合は「資料を拝受いたしました」のように表現します。 「拝受」の後に「いたしました」という表現をプラスすることで、相手に丁寧な印象を与えることができます。

はい‐じゅ【拝受】 の解説 [名](スル)受けること、受け取ることをへりくだっていう語。「お手紙―いたしました」

受領

「受領」は、物などを受け取るという意味があります。 たとえば、ビジネスシーンでは相手から資料が送付された場合に受け取ったことを相手に伝える際などに使用します。その場合は「資料を受領いたしました」のように表現します。 またお金を受け取った場合にも「受領」という言葉を使用します。「会費を受領しました」のように使用しますが、比較的頻繁に使用するので覚えておきましょう。

じゅ‐りょう〔‐リヤウ〕【受領】 の解説 [名](スル) 1 物や金を受け取ること。「会費を―する」

受理

「受理」とは、何か書類などを提出した場合に提出した先で処理されるということを意味します。「受理」は、送付したものを相手側で受け取った場合に使用する言葉です。 たとえば、市役所に書類を送付した場合、市役所からメールで確認のメールがきたとします。その場合などに「提出いただいた書類は本日受理されましたのでご連絡します」のように使用します。 オフィシャルなシーンで使用される言葉なので覚えておきましょう。

じゅ‐り【受理】 の解説 [名](スル)提出された願書・届け・訴状などを受け取って処理すること。「婚姻届を―する」

「送付」の敬語表現

「送付」には「送り届ける」という意味があり、ビジネスシーンでも頻繫に使われる表現ですが、目上の人に使う場合は敬語表現に直す必要があります。 「送付」は、接頭語の「ご」を付けることで相手を敬う敬語表現になります。謙譲語として使う場合は「ご送付いたします」、相手に依頼する場合は「ご送付ください」や「ご送付願います」という表現になるため、覚えておきましょう。

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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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