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「送付」の意味と使い方を紹介|例文や英語表現もあわせて解説

更新日:2024年10月18日

言葉の意味・例文

ビジネスシーンでも頻繫に用いられる「送付」の正しい使い方や意味をご存知でしょうか。この記事では、「送付」が持つ意味や正しい使い方、「送付」の類義語について解説しています。「送付」の使い方や意味を正しく理解したい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

送信

「送付」の類義語の1つである「送信」ですが、この言葉はメールやFAXなどのデータや電子信号を送ることを指す言葉です。 「送付」という言葉の意味は「送り届ける」という意味ですが、メールを送る場合には「送付」ではなく「送信」を使用します。 ただし、電報に関しては「送付」を使うこともあります。近年は、ぬいぐるみや花などの物品が付いた電報も増えているため、場合によっては「送付」が使われるため覚えておきましょう。

そう‐しん【送信】 の解説 [名](スル)信号を送ること。特に、電気信号を遠方に送ること。「緊急信号を―する」「メールを―する」

郵送

「送付」という言葉の意味は「送り届ける」ですが、現代の社会にはさまざまな送付手段があります。「郵送」とは、郵便で荷物や手紙を送る場合に使用される言葉です。 たとえば、「弊社のカタログを郵送させていただきます」という意味は、カタログを郵便で送りますという意味です。 しかし、カタログをメールで送る場合は「カタログをメールで送付させていただきます」となります。送る手段によって言葉をしっかり使いわけましょう。

ゆう‐そう〔イウ‐〕【郵送】 の解説 [名](スル)郵便で送ること。「カタログを―する」

発送

「発送」とは、荷物を送り出すことを意味します。「送付」が送り届けるという意味なので、少し似たようなニュアンスを持っています。 たとえば、自分が欲しい商品を送るようにショップに頼んだとしましょう。その場合、「ご注文いただいた商品は本日発送させていただきました」のように使用します。 「発送」は郵便で物を送る場合などに使用される言葉という意味をしっかり覚えておきましょう。

はっ‐そう【発送】 の解説 [名](スル)荷物や郵便物などを送り出すこと。「小包を―する」

拝送

「拝送(はいそう)」とは、謙譲語の1つで「見送ること」「送付すること」を意味します。 たとえば、目上の人やお世話になっている取引先などに贈り物を送付する際などに「品物を拝送いたします」などと使用します。 謙譲語は自分の立場をへりくだって使用する言葉です。相手を敬うときに使用する言葉の1つとして覚えておくといいでしょう。

はい‐そう【拝送】 の解説 [名](スル) 1 見送ることの意の謙譲語。つつしんで見送ること。「賓客を―する」 2 送付することの意の謙譲語。お送りすること。「御礼の品を―いたしました」

送致

「送致(そうち)」とは、「送付」の意味を同じく送り届けるという意味があります。 「送致」という言葉を使用した例文は「書面を送致する」などのように使用します。その他にも人間をどこかへ送り出す場合などにも使用します。 ビジネスシーンや普段の会話ではあまり使用する言葉ではありません。「送致」という意味と使い方を理解し、間違って使用しないようにしましょう。

そう‐ち【送致】 の解説 [名](スル) 1 送り届けること。「書面を―する」

送り届ける

「送付」という意味には、送り届けるという意味があるため「送り届ける」という言葉に言い換えることもできます。 「送り届ける」という言葉は「送付」という言葉よりもカジュアルな印象を与える言葉です。ビジネスシーンやフォーマルなシーンでは「送付」を使用することをおすすめします。 たとえば、誰かをどこかの場所まで送る場合などに「友達の子どもを家まで送り届ける」のように使用します。

差し出す

「差し出す」という言葉は、相手に何かを与える、送り出す、提供するという意味があります。 「差し出す」という言葉を使用した例文は、「食べ物を差し出す」のように使用します。送り届けるというよりは、近くにいる人などに直接物を渡す際に使用する言葉です。 「送り出す」「発送する」という意味もあり、送る人のことを「差出人」といいます。封書などを送付する際に使用するので覚えておきましょう。

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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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