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更新日:2024年09月19日
グランドカバーは地面を覆う植物の事で、丈夫でお手入れの手間があまりかかりません。常緑の植物なら1年中庭に植えっぱなしでも、大丈夫な植物が多くおすすめです。さらに雑草対策にもなります。そんな人気があるおすすめの、グランドカバーをご紹介します。
タイムは、草丈1~30cmに生長する小柄なハーブで、葉は清々しい香りがします。約400種が北半球を中心に自生し、茎を上に伸ばすタイプと横に広がって育つタイプの2つに分けられます。グランドカバーにするなら、横に広がるクリーピングタイムなどがおすすめです。乾燥気味に育てれば、手間も少なくてすみます。
ミントは、初心者でも簡単に育てられます。ただ、生育が旺盛で広がりすぎてしまうこともあるそうです。そのため、どの種類を植えるかがとても大切です。コルシカミントやペニーロイヤルミントは、生育が比較的穏やかで、グランドカバーによく使われています。 いずれも葉が密集し、こんもりとした草姿がかわいらしいです。冬の霜に当たると枯れてしまいますが、春になると新芽がまた生えてきます。
茎や葉が白い毛で覆われており、花壇の縁取りやグランドカバーによく利用されるのがラムズイヤーです。ふかふかした葉は香りがあり、乾燥させてポプリなどに利用され寒さに強く、5~7月には淡い紫色の花を咲かせます。 株が蒸れると腐りやすいので、風通しのよい半日陰の場所で育てるのがおすすめです。
グランドカバーに適した植物の中には、季節によって可愛らしい花を咲かせてくれるものもあります。その中でも育てやすいハーブの中で花を咲かせてくれるものをご紹介します。
マットを敷いたように地面に広がって育ち、春になるとピンクや青紫の花を咲かせるのがアジュガです。アジュカはかつては止血や鎮痛作用のあるハーブとして利用されていました。 現代では観賞用として栽培されようになり、草丈は10~30cmで、「チョコレートチップ」や「バーガンディグロウ」など、葉に斑の入る品種もたくさんあります。直射日光が苦手なので、日陰か明るい日陰に植えてください。
カモミールは、白く可憐な花姿の一方で、「苦難に耐える」「逆境で生まれる力」という、たくましい花言葉をもつハーブです。日本では、「カミツレ」という名称で知られています。多年草で草丈が低いローマンカモミールがグランドカバー向きで、青りんごのような甘い香りを楽しめます。コンパニオンプランツとしてもよく使われ、アブラムシなど害虫に強い事もおすすめなハーブです。
ローズマリーは日向・日陰を選ばず、どんな場所でも元気に育つ植物です。魚屋肉料理の臭み消しによく利用されています。草丈が種類によってさまざまなので、草丈の低いものを選ぶようにしましょう。 葉は、ほぼ1年中収穫でき、秋~春にかけて白や淡いブルー、ピンクの花を咲かせます。香りも花も楽しめる、贅沢なハーブです。
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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