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更新日:2024年08月23日
「貴殿」という言葉の使い方をご存知でしょうか。この記事では、「貴殿」の意味や使い方について解説しています。例文や言い換え表現についてもご紹介していますので、ビジネスシーンでの言葉の使い方について知りたい方はぜひチェックしてみてください。
目次
「貴殿」の意味や使い方を見てきたところで、次に「貴殿」以外の二人称の敬称にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。 今回は全部で10個の敬称をご紹介します。見たことあるものやないもの、読み方がわからないものも含まれているでしょう。これを機にぜひ、それぞれの敬称の意味や読み方を学びましょう。
「きだい」と読みます。多くの場合、手紙などの文中で使われる、相手を敬っていう言葉です。「貴殿」とほぼ同じ意味になりますが、「貴台」の方が、より丁寧な表現であるとされています。 「貴台」の類似表現として、「尊台」や「高台」がありますが、現代ではほとんど用いられていません。
「きこう」と読みます。「貴殿」と同じく、男性が男性に対して使う言葉です。こちらも自分と対等か目下の相手に使いますが、現在ではあまり使われなくなり、芝居や時代小説の武士の言葉として使われるのを見るくらいです。 江戸前期には、武士が目上の男子に対し敬意をもって用いられていましたが、次第に言葉の持つ尊敬度が薄れていき、江戸末期には現在の意味合いになりました。
「きしょく」と読みます。高い位や役職の官職のことを指しますが、現代では主に公務員に対して使われる敬称です。文書の中で、公務員を指す際の「あなた」という意味で用いられ、口頭では使いません。また、一般の民間企業の間でも使いません。 「貴職」にはさらに、「あなたのところの職員」という意味の「貴職員」や、「目下の職員、相手の部下」という意味の「貴職下」という言葉があります。
「きさま」と読みます。「貴様」というと、見下しているイメージを持つ人がいるかもしれません。しかし、本来は「貴殿」と同様に敬意を持った言葉です。 「貴様」は中世末から武家の間では「あなた様」という意味で相手に敬意を表すために使われていました。しかし、近世後期から一般庶民も使用することになり、尊敬の意が薄れていったものとされています。現代では、親しい相手や目下の人に対し、相手を罵る場面などで用いられます。
「きしゃ」と読みます。会社や企業に対して使う言葉です。「貴社」は「相手を敬って、その所属している会社などを表す」意味を持ちます。 ただし、「貴殿」と同様に「貴社」は書き言葉です。話し言葉では「御社」(おんしゃ)を使いましょう。理由は、同じ読み方の「記者」や「帰社」などと混同しないようにするためとされています。
「あなた」と読みます。「きみ」の軽い尊敬語であり、やや距離を置いて接する同等もしくは同等以下の人に対して用いられます。目上の人には使いません。 また、親しい男女間、特に夫婦間で妻が夫を呼ぶ際にも使われます。その際、相手が女性の場合「貴女」、男性の場合「貴男」とも書きます。 他に、「きほう」と読み、「相手を敬ってその住居をいう言葉」や、公文書などで「同等の相手を敬って言う言葉」としても使われます。
記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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