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「貴殿」は女性に使ってもいい?意味や使い方・類語もあわせて紹介

更新日:2024年08月23日

言葉の意味・例文

「貴殿」という言葉の使い方をご存知でしょうか。この記事では、「貴殿」の意味や使い方について解説しています。例文や言い換え表現についてもご紹介していますので、ビジネスシーンでの言葉の使い方について知りたい方はぜひチェックしてみてください。

「"貴殿”ってどういう意味?」 「"貴殿"って、女性に対して使ってもいいの?」 「"貴殿"の使い方がわからない…。」 「貴殿」と聞いて、このように思った方がいるのではないでしょうか。 手紙やメール、ビジネスシーンで目にすることが多い表現ですが、正しい使い方や意味についてまでは知らない場合も多いかと思います。 この記事では、そんな「貴殿」について解説しています。例文や言い換え、女性に対する使い方まで紹介しています。 この記事を読むと、「貴殿」の正しい使い方がわかり、ビジネスシーンに応用することができるようになります。 「貴殿」の使い方、ビジネスシーンでの言葉遣いに詳しくなりたい方はぜひチェックしてみてください。

「貴殿」の意味・読み方

手紙やメールなどで、「貴殿」という言葉を目にしたことがある方も多いことでしょう。しかし、その意味や正しい使い方はご存じでしょうか。「貴殿」をしっかりと理解し、使いこなすにあたり、まずは「貴殿」の意味を見てみましょう。

  1. 男性が目上の人や同等の男性に対して用いる二人称
  2. 相手を敬って、その住宅を呼ぶ際に使う言葉

現代では主に1の意味で使われます。簡単な言い換えとしては、「あなた」などがあたります。

「貴殿」は女性に対して使ってもいい?

「貴殿」は女性に対して使ってもいい?

「貴殿」という言葉は、男性が、自分より目上か、対等である男性に対して使う言葉なので、女性には本来使いません。 しかし、現代では、男女平等や性差別の撤廃が進んでいますし、手紙やメールのやり取りの際にも、できるだけ男女差を意識しないようになっています。例えば、男女どちらに配布されるかわからない書類などにも「貴殿」がよく使われています。もし、女性個人に対して使う際は「貴殿」より「貴女」や「様」を使う方が良いでしょう。 言葉の使い方は、時代とともに変わっていくことも意識しておきましょう。

「貴殿」の使い方・例文

「貴殿」という言葉は、目上の人に対する敬称なので、目下の男性には使いません。また、現在は対等の相手にも使われているため、先方が気分を害することも考えられます。どちらを使うべきか判断が難しい場合は、「様」を使うほうがいいでしょう。 また、「貴殿」は個人に対する敬称なので、複数に対しては使いません。複数の場合は「各位」や「皆様」などを、会社に対する場合は、「貴社」「御社」などの敬称を使うといいでしょう。

「貴殿におかれましては~」

「貴殿におかれましては〜」という表現ははお礼の手紙などの挨拶文や文章の締めくくりに多く使用されます。例えば、顧客への日頃の感謝の意を表す手紙や、正式な文書に使用されます。定型文として一般的に用いられるため、覚えておくことをおすすめします。

  • 貴殿におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
  • 貴殿におかれましては、益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
  • 貴殿におかれましては、益々ご清栄のことと、お慶び申し上げます。

「貴殿における~」

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初回公開日:2017年12月05日

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