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「とんでもないです」は間違い?使い方や言い換え表現も併せて紹介

更新日:2024年09月28日

敬語表現

皆さんは「とんでもないです」という言葉を違和感なく使えているでしょうか。この記事では「とんでもないです」の意味や敬語表現、使用例を紹介します。他の類語や英語表現も分かりますので、ぜひシーンに応じた表現の使い分けができるように理解を深めていきましょう。

「つい『とんでもないです』と返事したけど、失礼じゃないかな?」 「『とんでもないです』ってどういう時に使う言葉だろう」 「『とんでもないです』をビジネスメール向けに言い換えたい」 返答の言葉として使われる「とんでもないです」という表現ですが、使い方に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。 本記事では、「とんでもないです」の意味や使い方について紹介していきます。ビジネスで使用する際の注意点や敬語表現・言い換え表現も併せて紹介しますので、シーンに応じた使い分けを知ることができます。 本記事を読むことでビジネスシーンでの使用例も分かるため、どういう場面で使うかのイメージも掴みやすくなるでしょう。また、英語での言い換え表現も紹介するため、英語圏でのビジネスシーンにも役立つ内容となっています。 ぜひ本記事を読んで、「とんでもないです」という表現を上手くビジネスシーンに取り入れられるようにしましょう。

「とんでもないです」の意味とは

相手への返事として使用される「とんでもないです」は、複数の意味を持っている表現です。そのため、使い方を間違うと、相手に違和感や不自然さを感じさせてしまう場合があります。 ここでは「とんでもないです」という言葉に含まれる3つの意味について、紹介します。 また、それぞれの意味を含んだ使用例も紹介します。どのような場面で「とんでもない」という表現を使えば適切なのか、使い分けができるように理解を深めましょう。

一連の形容詞である「とんでもない」

「とんでもないです」は、形容詞である「とんでもない」に丁寧語の「です」を付けた表現です。「とんでもない」には、大きく分けて3つの意味が含まれています。

  • 「思いがけない」
  • 「もってのほか」
  • 「強い否定」

1つ目は、「思いがけない」といった『自分が予想だにしなかったこと』を表しています。 2つ目は、「もってのほか」といった『常識では考えられない状況』を表しています。主に否定的な意味で使われます。 3つ目は、「強い否定」として『相手の言動を否定する・謙遜する』意味を持っています。 「とんでもないです」という表現では、『相手の言動を否定する・謙遜する』の意味合いで使用します。

「とんでもない」を使用した例

「とんでもないです」の3つの意味はどのように使うのでしょうか。それぞれの使用例を見ていきましょう。 『自分が予想だにしなかったこと』を表す場合は以下のように使います。

  • 「とんでもない商品を生み出した」
  • 「今週の売上がとんでもない金額になっている」

『常識では考えられない状況』を表す場合は以下のように使います。

  • 「仕事でとんでもないミスをした」
  • 「あんな態度を取るなんてとんでもない」

『相手の言動を否定する・謙遜する』場合には以下のように使います。

  • 「手伝ってもらえるなんてとんでもない」
  • 「とんでもない、皆さんのおかげです」
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初回公開日:2017年12月05日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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