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免許センターの深視力検査合格のコツ|免許更新/運転免許

更新日:2024年10月30日

社会人常識

「深視力」運転免許は、普通免許しか持っていない人の中には、初めて耳にする人も多いのではないでしょうか。「深視力」の検査合格のコツってあるのでしょうか。あるとしたら具体的にどんなコツでしょうか。深視力検査合格のコツをご紹介します。

できないコツ

深視力検査のコツといわれてる方法で、できない方法もなかにはあります。深視力検査の真ん中の棒を動かしているのは機械なので、何秒で秒数が棒が真ん中に来るか計って、それに合わせて棒の動きを止めればいいという方法がありますが、できません。 その方法で深視力検査に合格しても、その人が深視力の検査合格基準に達したことにはならないからです。深視力検査の最大の目的は、事故を防ぐことです。そのためには、深検査の合格基準に達しない人は落とさなければいけません。小手先のコツだけで合格を狙うのはやめましょう。

運転免許取得時

運転免許取得時の深視力検査合格のコツといっても、試験内容は免許更新のときと一緒なので、特に運転免許取得時用の対策は、ありません。ただ、更新の場合は、過去に深視力検査試験を最低1度は受けてるのに対して、運転免許取得の時は、初めて深視力試験を受けるので不安な人や自信のない人も多いでしょう。 「大型・2種免許取得更新用深視力検査機設置店」のメガネ屋さんにいけば事前に検査を受けることができ、練習してコツをつかむことも可能です。事前検査が、おもわしくない場合は、メガネを作って深視力検査に臨みましょう。

種類別深視力検査の必要性と深視力検査合格のコツ

深視力検査は、運転免許の種類に関係なく同一の検査です。深視力検査合格のコツは、これまでに書いたものと同じなので、ここでは主に、種類別の必要性について書きます。

大型免許

大型自動車は、全長が長いので、運転席から後部までの距離も遠くなります。そのため、駐停車時や車を動かしている中で、手前から後方までの距離感を見誤ると他の自動車や二輪車、歩行者などを巻き込み大事故になりかねません。 また、大型車は普通自動車より車高もあるので、上から見下ろすように道路状況を把握する必要があります。日頃の生活で見る視界と違う角度なので、コツをつかむにも時間がかかります。より正確な距離感を認識できる高い深視力が求められます。

中型免許

大型自動車ほどではないですが、中型自動車も普通自動車よりも全長が長く、貨物車載車なのでサイドミラーで後方を確認するため、鏡を通した形でも距離感のコツを正しく掴める高い深視力が求められます。

二種免許

二種免許は、全長や車高については普通自動車と同じですが、旅客を運送するという大事な使命があります。そのため免許の基準も厳しく、二種免許の場合は、深視力検査に合格する必要があります。

けん引免許

けん引車も大型車と同じように、全長が長く車高も高いです。そのため、手前から後方までの距離感を見誤らないため、上から見下ろした角度での正確な距離感を認識するために、高度な深視力が求められます。

深視力検査に合格できない例

合格する確率が極めて低い

以下に該当する場合は、深視力検査合格の可能性はきわめて低いです。安全のためにも、免許の取得はあきらめた方がいいでしょう。 ・眼疾患などによって片目の矯正視力が極端に不良 ・斜視や弱視などによって両眼視機能が喪失している ・完全抑制(両目で見ているつもりであっても脳では、一眼の視覚情報しか取り入れてない)

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初回公開日:2017年12月15日

記載されている内容は2017年12月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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