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免許センターの深視力検査合格のコツ|免許更新/運転免許

更新日:2023年11月29日

社会人常識

「深視力」運転免許は、普通免許しか持っていない人の中には、初めて耳にする人も多いのではないでしょうか。「深視力」の検査合格のコツってあるのでしょうか。あるとしたら具体的にどんなコツでしょうか。深視力検査合格のコツをご紹介します。

深視力検査合格のコツの前に

深視力とは?

深視力は、視力と名前はついてますが、通常の視力と違い両眼視機能と呼ばれる眼の能力のうち、動的な遠近感の判断能力です。視力のどれだけよく見えるかに対し、深視力は「遠近感や立体感を感じる能力」です。 大型自動車免許や二種免許を取得したり更新するときは、通常の視力検査だけでなく深視力検査も受けなければいけません。

深視力検査が必要な免許

深視力検査が必要な運転免許は、大型一種免許、中型一種免許(限定なし)、けん引免許、第二種免許の4種類です(2017年12月現在)。これらの運転免許を取得予定の人は、深視力試験対策をしてコツを掴むようにしましょう。

検査方法

深視力検査は、三桿試験(さんかんしけん)という方法で行われます。検査のやり方は、箱の中に3本の棒があって、3本のうち真ん中の棒が手前と奥をいったりきたりして動くので、3本の棒が並んだと思ったら棒の動きを止めます。その3本の並び具合でその人の深視力を検査します。このときの棒の動きを止めるタイミングがコツといえます。 深視力検査の合格基準は、3回検査した平均誤差が2センチ以内になっています。自信がなかったり不安な場合は、「大型・2種免許取得更新用深視力検査機設置店」のメガネ屋さんにいけば事前に検査を受けられます。基準に達してなければ、コツを掴んで基準に達するまで練習することもできます。

メガネをつくる

深視力検査合格の一番のコツはメガネです。メガネは、作ったときはしっかりあった視力に矯正されますが、年月の経過と共に会わなくなってきます。免許更新のタイミングで、作り変えるのがベストでしょう。また、視力のいい人でも以下の症状のある人は、メガネやコンタクトレンズを作ることで解決できることがあるので、メガネ屋さんに一度相談してみるといいでしょう。 ・遠近感がわかりづらい ・距離感がとりにくい ・目が疲れやすい ・両目で見ると焦点が合わせづらい ・物にぶつかってしまうことがある

免許センターの深視力検査のコツ

免許更新

前日は早寝、当日は早起き

免許更新前日は、早く寝て翌朝は、早く起きましょう。翌日寝起きの状態だと、ぼんやりした視界になったり、疲れていると目も少し悪くなります。また、アルコールの摂取は控え、パソコンやスマホなどもできるだけ控えて、目を休めましょう。

機械ののぞき穴から少し離れる

顔を機械にくっつけて見るよりも少し離れて見ることで、全体が見やすくなり、棒の位置を比較しやすくなります。最適な距離は、個人差があるので、機械と顔の位置を動かして、一番見やすい位置で受けるのが深視力検査合格のコツです。

3本の棒を見ずに真ん中の棒と端のどちらかの棒を比べる

3本の棒を見て判断しようとすると、どうしてもわかりづらくなります。また3本の棒が4,5本に見えてしまうこともあります。両端の2本の棒は、常に並んでいるので、どちらか1本の棒と真ん中の棒を見比べたほうがわかりやすくなり、深視力検査のコツです。

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初回公開日:2017年12月15日

記載されている内容は2017年12月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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