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フォークリフトの技能向上のコツ|運転/荷役・免許取得のコツ

社会人常識

重い荷物や大きい荷物を運ぶのに用いるフォークリフト。車とは異なるので、運転に慣れない間は戸惑うこともあるでしょう。少しのコツを知ると、狭い倉庫や工場の中でも手際よく作業をすることができます。仕事を始めたばかりの人に役立つフォークリフト運転のコツをご紹介します。

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フォークリフト免許取得の流れとコツ

フォークリフト免許取得の流れとコツ

フォークリフト免許を取得する際は、自動車普通免許と同じくフォークリフトの運転資格を取得するための教習所に通って取得します。フォークリフト免許は最大荷重によって、2種類の免許にわけられ、その種類や経験スキルによって免許取得に必要な日数や時間が異なります。

学科講習

■大型特殊免許取得者の場合 大型特殊免許取得者、大型特殊、大型・中型・普通自動車免許を有する者で、最大荷重1t未満のフォークリフトに関する技能講習を受け、3か月以上の運転経験者に限っては、学科は7時間の受講が必要です。 ■最大荷重1t未満のフォークリフト技能講習終了者の場合 最大荷重1t未満のフォークリフトに関する技能講習を受け、6ヶ月以上の運転経験者がある場合、学科は11時間の受講が必要です。 ■普通自動車免許所持者の場合 一般的に自動車の普通免許はあるがフォークリフト経験のない方の場合は、学科は7時間の受講が必要です。 ■運転免許を所有せず、フォークリフトに関する一切の講習を受けていない場合 自動車免許を所有せずにスタートする場合は、学科は11時間の受講が必要です。

実技講習

■大型特殊免許取得者の場合 大型特殊免許取得者、大型特殊、大型・中型・普通自動車免許を有する者で、最大荷重1t未満のフォークリフトに関する技能講習を受け、3か月以上の運転経験者に限っては、実技は4時間の受講が必要です。 ■最大荷重1t未満のフォークリフト技能講習終了者の場合 最大荷重1t未満のフォークリフトに関する技能講習を受け、6ヶ月以上の運転経験者がある場合、実技は4時間の受講が必要です。 ■普通自動車免許所持者の場合 一般的に自動車の普通免許はあるがフォークリフト経験のない方の場合は、学科は24時間の受講が必要です。 ■運転免許を所有せず、フォークリフトに関する一切の講習を受けていない場合 自動車免許を所有せずにスタートする場合は、学科は24時間の受講が必要です。

試験

学科と実技それぞれの講習に試験があり、それに合格するとフォークリフトの免許が取得できます。ただし、試験に不合格の場合は再検定となり、別途料金がかかります。

フォークリフトの運転のコツ

フォークリフトの運転のコツ

曲がり方

運転手の身体が曲がり角を超えるのと同時に前輪が曲がり角を超えてすぐにハンドルを切ると、上手く曲がることができます。前進しているときに曲がる場合は、ゆっくりハンドルを切りるのがコツです。

バック

普通自動車と同じようにバックができます。バックの時に曲がる場合は、普通自動車と同じ要領で運転することがコツです。

カーブ

フォークリフトで曲がる場合、左にカーブする時には左のタイヤを見ながらハンドルを切り、右にカーブする時には右のタイヤを見ながらハンドルを切ることがコツです。

クランク

クランクの際もカーブと同じく、左のクランクの場合は左のタイヤを見ながらハンドルを切り、右のクランクの場合は右のタイヤを見ながらハンドルを切ることがコツです。

旋回

フォークリフトは後輪操舵なので、ハンドルをフルに右に切った場合は右前のタイヤを中心に円を描くように旋回します。その右前タイヤの中心からフォークリフトのボディ後方部分の一番外側が描く円の距離が最小旋回半径です。

ハンドル操作

フォークリフトは重い荷物を安定して運ぶため、前後のタイヤの大きさを変えています。また、狭い倉庫や工場の中で小回りしやすいように、後ろは小さいタイヤになっています。そのため、曲がるときのハンドル操作は最小限に留めるのがハンドル操作のコツです。 ハンドルを回しすぎると、考えている以上に車体が曲がってしまうので、感覚を掴むまでは小刻みに回しながら操作するのがコツと言えます。

クラッチ

フォークリフトはハンドルが軽い上に切れ過ぎるので、ハンドルを回しすぎない事がコツです。また、半クラッチを活用しながら微速でハンドル操作をするとコツを掴みやすいです。また、クラッチを踏み込むとエンジン動力がタイヤに全く伝わらなくなるので、ギアチェンジも半クラッチで行います。

フォークリフトの特徴

フォークリフトの特徴

フォークリフトはレバーを操作して荷物を下から持ち上げ、所定の位置に移動させるというシンプルな荷役作業ですが、それを正確に行うにはコツが必要となります。ここでは、フォークリフトの特徴を捉えながら、そのコツをご紹介します。

立って操作をするリーチ式

立って動かすタイプのフォークリフトは「リーチフォークリフト」と呼ばれています。倉庫や屋内などの狭い場所で使われることが多く、微調整が可能で空間を有効に使うことに優れています。

座って操作をするカウンター式

座って操作するタイプのフォークリフトは最も流通している「カウンタバランスフォークリフト」です。車体の後ろに重りが付いていて、重い荷物を持ち上げても転倒しないようにできています。物流、運諭、大型店舗などでの活躍に優れています。

乗り方

立って操作をするリーチ式、座って操作をするカウンター式のフォークリフトがありますが、どちらも周囲の安全確認をした上で、完全にエンジンが切れていることを確認してから乗車するようにしてください。

フォークリフトの荷役操作のコツ

フォークリフトの荷役操作のコツ

フォークリフトのリフトを操るコツ

リフトを操るコツは、フォークを水平またやや前倒しにし、すくい上げるように荷物を持ち上げることです。 積まれた荷物を持ち上げる際は、フォークを奥まで差し込めるポジションになるまで荷物を手前に移動させ、フォークでしっかりとすくい上げられる位置にしてから持ち上げることがコツです。

パレット

パレット

フォークリフトで荷物を運ぶときには、荷物の輸送や保管作業をしやすくするための板が使われていて、これを「パレット」と呼んでいます。パレットの材質により特徴が異なるので、扱う荷物や現場によって使い分けるのがコツです。 ■木製パレット 壊れにくく重い荷物に耐えられるのが特徴です。湿気に弱くダメージを受けやすい反面、傷んだ部分だけ修理ができるので、長期間使えることから多くの工場で使われる材質です。 ■合成樹脂製パレット 木製パレットと異なり、湿気が多い場所での使用が可能です。長持ちする材質として広く使われていますが、破損部分を修理するには木製パレットよりも費用が必要です。 ■金属製パレット 金属製パレットは最も壊れにくい材質で、長期間の使用が可能です。航空輸送などの現場で使われることが多いパレットです。

コンテナ

荷物を高い位置に置く時も、一旦適当な位置に荷物を置いてから所定の位置に置き直すように微調整をすることが上手に置くためのコツです。一度で荷物を移動させるのではなく、何度も微調整を行いないながら積むことが最大のコツと言えます。

爪の水平

フォークリフトのリフトは、爪を水平かやや前倒しにして操作を行うのがコツです。爪の前面を上げて操作をすると、荷物をすくいあげるように持ち上げられないだけでなく、荷物が重いほどバランスが取りにくくなるためです。 一度で完璧な位置に爪を差し込もうとしても上手くいかない場合が多いので、荷物を持ち上げる時はリフトを数回に分けて操作するのがコツです。

フォークリフトの運転が下手な人の傾向

フォークリフトの運転が下手な人の傾向

フォークリフトは、基本さえ押さえられれば作業自体を行うことはできます。しかし、慣れてくるとフォークリフトの扱いについて得手不得手の差が出てきます。運転が不得手な人の傾向と特徴を紹介しますので、確認をしてみてはいかがでしょうか? ■上限重量超え フォークリフトの力は強く、多くの重い荷物を運ぶことができるので、慣れると一度で多くの荷物を運びたくなる人が増えます。しかし、積載上限重量がオーバーするとバランスを崩しやすくなり、フォークリフトの故障にも繋がります。 ■急発進急ブレーキ 急発進や急ブレーキを行うと、荷物を落とし傷付けてしまう可能性があります。急発進や急ブレーキを行うということは、周囲の確認ができないことがほとんどです。荷物を丁寧に扱う気持ちは大切ですが、荷物にばかり気を取られていると前方や後方不注意に繋がることもあるので、周囲と荷物両方に気を配るようにしましょう。

安全にフォークリフトを運転するために

安全にフォークリフトを運転するために

フォークリフトは荷役自動車なので、普通乗用車と操作方法が異なります。普通自動車と同じ感覚で運転をすると、多くの場合上手く操作ができません。 フォークリフトのリフトは水平かやや上に向けて操作し、荷物を一度で積もうとしないことが最大のコツとなります。また、フォークリフトを運転しやすい環境作りも大切です。物が床上に散乱していたり、荷物の置きすぎで通路が狭くなっている場所でフォークリフトを上手く運転するのは大変です。 また、さまざまな形の荷物を同じ爪で運ぼうとすると、操作が難しくなるので、いろいろな形状のものを運ぶ必要がある場合には、さまざまな爪を付けたフォークリフトを複数用意しておきましょう。

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