バレーボールの上達のコツ｜ポジション別/プレー別・初心者向け

バレーボールは、レシーブやサーブでも盛り上がりますが、やっぱりスパイクで決めたいのが選手の本音です。強烈なスパイクは、バレーボールの花形です。 強烈なスパイクを打つコツは、まずは筋力アップです。一つはジャンプ力を鍛えることです。やはり、高さは武器になります。その上でウエイトトレーニングなどで腕や腹筋、背筋を鍛えてください。技術的なコツは、以下に説明していきます。

三段攻撃は、レシーブ、トス、アタックという、バレーボールの基本的な形です。通常、クイックではない高いトスを指します。アタッカーは、タン、タン、タタンのリズムで目一杯ジャンプするのがコツです。 ジャンプは、ネットに当たらないように、真上に飛びます。練習では、バスケのリングに向かって飛ぶことがあります。半分遊びというか、ジャンプ力を試してるのですが、実は、真上に飛ぶ練習として有効です。

クイックは、いろいろなオプションを持っていると、バレーボールの幅が広がります。コンビネーションが大事なので、セッターのトスと合わせて練習するのがコツです。 ポジションによって使うクイックは決まってきますが、練習では試合では使わないパターンもやってみてください。ゆらぎの理論によると、同じことを繰り返すよりも、いろいろ変えながら練習するほうが精度が上がるということです。また、乱れた時の対応力も上がります。

強烈なスパイクは、バレーボールにしっかりミートしたときに生まれます。いい音がなるのて分かります。手のひらの中心である中指の付け根あたりでボールの中心を叩くのがコツです。 ボールをミートしたときに、手首のスナップが効いてると、強烈なスパイクになります。その感覚をつかむために、壁打ちで繰り返し練習してください。手のひら全体で巻き込むように打てるようになると良いです。

最後にツーアタックのコツをお話しします。バレーボールの中ではセッターが攻撃する数少ない機会です。意外性が決め手なので、読まれないことがコツです。 右手で打つ場合は、ネットに近いボールを身体を相手側に少しひねって打ちます。読まれやすいので、ノーブロックのときに打ち込みましょう。左手で打つ場合は、ジャンプトスに見せかけて、真横を向いたまま打てるので、読まれにくいです。フェイントでも十分効果的です。

バレーボールの技術について、上達のコツを押さえながら概観してきました。どのスポーツも反復練習が必要ですが、ちょっとしたコツを意識しながら練習すると、上達が早くなります。また、練習の時からチームメイトとしっかりコミュニケーションをとりながらやるのもバレーボールが上達するコツと言えるでしょう。