未開封/開封後の目薬の使用期限・期限切れ目薬は使用していいか

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目薬といっても一種類に限らず、たくさんのメーカーから色々な種類の目薬が販売されています。ここでは目薬の種類別にいくつかピックアップしますので、目薬の使用期限の目安として参考にご覧ください。

市販で販売されている目薬のほとんどは防腐剤が入っているため開封から1～3ヵ月以内に使用すれば問題なく使うことができます。しかし防腐剤入りの目薬を使うことで角膜の損傷も懸念されるため、特にコンタクトなどを入れている人にとっては防腐剤フリーがされています。 しかしこの防腐剤フリーの目薬は防腐剤入りのものと違って通常1週間以内に使い切ることを期限として設けています。そのため早くに使い切る自身がないのであれば防腐剤フリー目薬の期限切れは特に危険ですので、購入の際はよく考えてから手に取るようにしましょう。

花粉の季節になると花粉症のひとにとっては目のかゆみや充血で非常に悩ましいものです。そのため、時期の到来とともに目薬を購入する、という人も多く、シーズンが過ぎたら使用をやめる、というのも珍しくありません。 しかしながら上記でも紹介したように目薬は未開封のもので3年の使用期限が設けられています。開封した目薬は使い切っていなかったとしても来シーズンに持ち越すことはやめましょう。

コンタクト用の目薬も同様に、開封後はなるべく早く使い切ることが推薦されています。使用期限としては他の目薬と同様に防腐剤入りであれば未開封の場合3年となっていますが、開封済みの目薬をコンタクトに直接さすように目に近づけてさしていると、まつ毛などにあたってしまうことで保管環境の悪化に繋がります。 コンタクト用であればやはり防腐剤フリーがなので、できるなら使い切りタイプを使用してコンタクトで傷つきやすい目を守ってあげましょう。

病院で処方してもらう目薬には抗生物質入りのものがあります。通常病院で出される目薬は日光を避けるために光を遮断する入れ物にはいっているなど配慮がされていることも多いですが、抗生物質入りの目薬を開封した場合は保管環境にいくら気をつけていても1ヵ月を過ぎたら破棄するようにしましょう。目のためにもらった目薬で、悪化させてしまったらもともないということです。 余っているから取っておこう、こんな考えは今すぐ捨てることが重要です。

ものもらいができたときなどに処方される『クラビット点眼液』は合成抗菌剤の類とされており、通常の目薬に比べれば菌が繁殖しにくいです。しかしながら、それは未開封の状態であって、開封済みのものであればさらに期限は短く、そして出口付近での細菌の繁殖も十分に考えられます。 よって病院で処方されるクラビット点眼液は開封済みであれば2週間以内を期限として考え、それ以上経過したものは症状の悪化を招くことに繋がってしまう前に破棄してしまうことをします。

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市販で販売されている目薬は様々なメーカーから販売されていますが、中でも代表的な目薬の使用期限についてご紹介します。