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未開封/開封後の目薬の使用期限・期限切れ目薬は使用していいか

更新日:2024年08月13日

社会人常識

つい忘れていた使いかけの目薬、勿体ないからって手元に残していませんか?目薬は医薬品であり、使用期限も設けられています。開封済みの場合も、未開封であっても使用期限が過ぎた目薬は危険なので破棄するようにしましょう。今回は目薬の使用期限について詳しくご紹介します。

目薬の使用期限

近年はスマホが急速に普及したこともあり、パソコンやテレビに加え、人はより目を酷使する状態になりました。そのため目薬を日常的に使用する人も多く、1日に数回はさしているというのも珍しくはありません。 しかし、使用するつもりで購入した目薬も気がついたら開封したまま放置していた、という経験がある人は意外におおいのではないでしょうか。たまにしか点眼しない人も同様に、毎日さす人に比べると使い切るまでにだいぶ時間がかかってしまいます。さて、今回はそんな目薬の使用期限について、疑問を解決していきましょう。

未開封の目薬の使用期限は?

私たちが普段口にしている食品だけでなく、目薬にももちろん使用期限というものがあります。目薬の箱に記載されている使用期限というのは、食品の賞味期限と同様に未開封の状態のものを指しているので、未開封であれば記載されている期限を目安に考えておけば大丈夫です。

開封後の目薬の使用期限は?

それでは、肝心の開封後の目薬の使用期限について解説していきましょう。開封後の目薬というのは保管していた状況によって期限は左右されますが、通常病院で処方してもらった目薬であれば開封後1ヵ月を目安に、薬局で購入した市販の目薬であれば3ヵ月以内をめどに使い切れば良いとされています。 しかし、これはあくまでも目安になるので、もし目薬に浮遊物があったりにごりが見られた場合には使用を中止することをします。

期限切れの目薬は使用しても大丈夫?

目薬を購入したり、処方してもらったりしたものの薬箱の中で眠っていて『気がついたら期限切れになっていた』というのはよくあることです。そこで気になるのは未開封の目薬など使用期限切れになってしまったものは使用しても問題はないのでしょうか。

目薬の使用期限は製造から3年

目薬の箱に記載されている使用期限というのは製造から3年を目安に表記されています。そのため、使用期限をすぎた目薬というのは製造からかなり月日がたっているため安全の保障はできません。また、毎日の日課で目薬をさしている人であれば開封後2~3ヵ月以内に使い切ることができるでしょう。しかし、それ以上期間がたってしまうと開封後のものであれば、なおさら安全の保障は出来ません。

使用期限切れの目薬はアウト

上記でもご紹介しているように使用期限がある目薬というのは製造から3年の月日が経つと目薬の劣化も十分に考えられます。また、開封後の目薬の使用期限が短いのにも理由があり、1~3ヵ月で効能が落ちるわけではありませんが目薬の性質上非常に細菌が繁殖しやすくなっています。そのため、開封後の期限は短く設けられていて、これは安全性を考えた上での期限だと言えるでしょう。 このことから、使用期限切れの目薬というのは開封済みであっても未開封であっても使用しないことが得策だということです。

使用期限切れの目薬を使ってしまったらどうなる?

もしも自宅に未開封の目薬が残っていたら捨てるのは勿体ないと感じてしまうでしょう。もし開封済みであってもあまり使った痕跡がなく浮遊物がなければ安心だと思うでしょう。しかし期限切れを迎えてしまった目薬というのはまず安全の保障ができません。中には使用期限切れの目薬をさして激痛に見舞われたり、雑菌が目に入ることで様々な病気を引き起こすことが考えられます。 ●期限切れ目薬を使用した場合の影響● ・目が痛いくなる(激痛がはしる) ・視界がぼやける ・目が真っ赤に充血してしまう ・結膜炎やものもらいなど病気を引き起こす ・最悪失明することも考えられる いくら勿体なくとも使用期限切れの目薬は使用しない、これが鉄則だということです。

使い切りタイプが

頻繁に目薬をさす習慣がないのであれば、あらかじめ使い切りタイプの目薬を使うのがです。使い切りタイプになるとどうしても種類が少ないという点がネックではありますが、目を潤したいのであれば問題なく使用することができるでしょう。 使いきりの最大のメリットは開封したからといって期限を気にしながら急いで使用する必要がないという点です。購入した目薬を無駄にすることなく自分のペースで点眼することができます。

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初回公開日:2017年11月30日

記載されている内容は2017年11月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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