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心労の意味・使い方や例文|心労が重なる/心労がたたる・症状

更新日:2024年04月24日

言葉の意味・例文

心労からストレスが生じて精神症状、行動症状や身体症状が出てきます。心労を見つける診断から、心労を軽くするためのツボと、栄養面から心労に良い食品を紹介しました。現代は心労からくるストレス社会です。誰でもさいなまれるストレスを軽くしていきましょう。

身体症状の例:体調不良

心労からの体調不良には、朝起きるのがつらく、積極的に1日のスタートをきる気になれない、原因の有無にかかわらず、イライラしたり気持ちが滅入ったりしてしまいがち、などがあります。 今まで好んでいたことでさえ面倒に思え、周囲に対して無関心になることや、人と会ったり電話で話したりするのも避けます。心労からの精神疲労によるもので、精神疲労はうつ病他の神経症への始まりです。 心労からの体調不良には、頭痛、胃潰瘍・潰瘍性大腸炎、不眠、円形脱毛症、免疫系不調高血圧、自律神経失調症、神経症、うつなど心身症が現れます。これらについていくつか解説していきます。

心労からの頭痛

心労からの体調不良として出やすいのが頭痛です。よくあるのが偏頭痛や緊張性頭痛でどちらも心労からのストレスが原因となっています。薬物療法に頼り過ぎず原因となるストレスを取り除くことが必要です。

心労からの胃潰瘍・潰瘍性大腸炎

一般的に言われているのが、心労のストレスからの代表的な病気が胃潰瘍でした。そのくらい心労が消化器系の病気の原因とされます。ただ、現在では胃潰瘍の大きな原因の一つにピロリ菌の存在があり、心労がさらに悪化させてしまいます。ピロリ菌は胃癌にも影響するので心労以外にもピロリ菌検査は必要です。

心労からの不眠

心労が過度になると眠れなくなってしまいます。心労の元になることを考えすぎて眠れなくなるだけではなく、眠れないこと自体がさらに心労になり不眠が進んでしまいます。不眠は病気と感じない場合でも睡眠は健康の基本なので注意したいです。

心労からの円形脱毛症

症状が特に目に見える形で出るのが円形脱毛症です。心労からのストレスが原因ともいわれますが、はっきりと原因はわかりません。軽度であれば心労が収まると毛が生えてきます。円形脱毛症は心労の原因を断たないと悪化してしまい治療に時間がかかってしまいます。

心労からの免疫系への影響

免疫機能は自分自身の力で病気を防ぎ、治すものです。心労からのストレスから免疫機能が低下してしまいます。前に書いたように症状としては帯状疱疹が出ます。帯状疱疹のウイルスは水疱瘡のウイルスと同じもので、自分の身体の神経の中に常に存在していますが、心労により免疫機能が低下するとウイルスにより帯状疱疹が出るでしょう。 リウマチも免疫機能の低下が関係すると言われていますので、免疫機能を低下させる心労からのストレスは怖いです。

心労からの高血圧

心労からのストレスは血圧を上げてしまいます。交感神経が刺激されアドレナリンが分泌され血圧をあげます。高血圧はそれだけでも危ない症状ですが、放置すると重い病気に変化します。狭心症や心臓疾患はその代表例です。心労からの高血圧は判りにくいものなので、心労が多い方は受診する必要性が高いです。

心労からの自律神経失調症

全身のコントロールをするのが自律神経で、自律神経失調症はそのバランスが崩れてしまっています。めまい、耳鳴りがするのに原因が見当たらないときは自律神経失調症の可能性があるでしょう。自律神経のバランスが崩れる理由の一番に心労からのストレスがあります。

心労からの神経症

心労からのストレスは各種の病気をもたらしますが、神経症は生活に支障をきたしてしまいます。代表的なものに、強いストレスの後に見られるPTSDがあります。パニック障害や強迫性障害なども神経症の例です。

心労からの心身症

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初回公開日:2017年11月16日

記載されている内容は2017年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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