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更新日:2024年10月07日
高揚感という言葉は、よく耳にする言葉ですが、しっかり意味を把握していますか?また、自分の高揚感を上手くコントロールできていますか?ここでは、高揚感の意味、類語や反意語、高揚感を高める音楽の、高揚感をコントロールする方法をご紹介します。
高揚感(こうようかん)は、辞書によると“気持ちが非常に興奮した感覚のこと”をいいます。高揚には、“精神や気分などが高まること”だけでなく、“高めること”も含まれています。 高揚感は、他の言葉と一緒になって使われることが多いでしょう。例えば、高揚感が高まる、高揚感が得られるなどがあるでしょう。のちほど、使い方の例文をご紹介します。
高揚感という言葉を使う時には、心理的には不安感などの暗い気持ちとは逆の、明るい状況にあるでしょう。 心理学のひとつに、「エクスペクトロジー(期待学)」という分野があります。エクスペクトロジーでは、人が何かに期待して、結果が出た時の気持ちを「期待以上」、「期待通り」、「期待はずれ」の3つの状況に分類しています。 期待のそれか3つの結果がでる過程には、最初に想定した「状況」に基づき、「期待」と「不安」が交錯することでしょう。そんな時に「不安」を「期待」が大きく上回り、最終的には「期待以上」が期待できる時のドキドキ感、それが「高揚感」にあたるでしょう。 気持ちが高まり、高揚感を感じたり、高揚感に包まれたりすると表現できます。
上記のような様子から、高揚感の類語は、いくつか考えられます。 「興奮」や「興奮状態」、気持ちが高まっていることから「浮き立つ思い」、「うわずった気持ち」「うわずった気分」なども類似しています。 「ハイテンション」も同じような意味合いですが、「高揚感」は気持ちを表すのに対し、「ハイテンション」はどちらかというと状況説明でしょう。また、「ハイテンション」はすでに最高潮に達しているニュアンスがあるので、「高揚感」と微妙に違いがあります。
高揚感の対義語は、高揚の対義語から考えてみましょう。 高揚の対義語は、「沈滞(ちんたい)」になります。ここから考えると、「低迷」や「気分が萎える」、「気分が沈む」や「落胆」などがあるでしょう。
ここでは、いくつかの「高揚感」を使った例文をご紹介します。
・オーケストラで他の楽器と合奏することで、高揚感を得ることができます。 ・新記録をマークしそうなほどの好調で、高揚感を得ながら走っていました。 ・高揚感を得るほど夢中になれる趣味を見つけられないでいます。
・なかなか解決できない問題に、今では高揚感が高まる感覚さえあります。 ・すばらしい舞台で、観客の高揚感が高まる様子がはっきりとわかりました。 ・高揚感が高まった時に、いい結果が出るとは限りません。
記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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