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高揚感の意味や使い方|心理・例文・違い・高揚感を高める曲

社会人常識

高揚感という言葉は、よく耳にする言葉ですが、しっかり意味を把握していますか?また、自分の高揚感を上手くコントロールできていますか?ここでは、高揚感の意味、類語や反意語、高揚感を高める音楽のおすすめ、高揚感をコントロールする方法をご紹介します。

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高揚感の意味や使い方とは?

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高揚感(こうようかん)は、辞書によると“気持ちが非常に興奮した感覚のこと”をいいます。高揚には、“精神や気分などが高まること”だけでなく、“高めること”も含まれています。 高揚感は、他の言葉と一緒になって使われることが多いでしょう。例えば、高揚感が高まる、高揚感が得られるなどがあるでしょう。のちほど、使い方の例文をご紹介します。

心理的にはどんな状態?

高揚感という言葉を使う時には、心理的には不安感などの暗い気持ちとは逆の、明るい状況にあるでしょう。 心理学のひとつに、「エクスペクトロジー(期待学)」という分野があります。エクスペクトロジーでは、人が何かに期待して、結果が出た時の気持ちを「期待以上」、「期待通り」、「期待はずれ」の3つの状況に分類しています。 期待のそれか3つの結果がでる過程には、最初に想定した「状況」に基づき、「期待」と「不安」が交錯することでしょう。そんな時に「不安」を「期待」が大きく上回り、最終的には「期待以上」が期待できる時のドキドキ感、それが「高揚感」にあたるでしょう。 気持ちが高まり、高揚感を感じたり、高揚感に包まれたりすると表現できます。

高揚感の類語

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上記のような様子から、高揚感の類語は、いくつか考えられます。 「興奮」や「興奮状態」、気持ちが高まっていることから「浮き立つ思い」、「うわずった気持ち」「うわずった気分」なども類似しています。 「ハイテンション」も同じような意味合いですが、「高揚感」は気持ちを表すのに対し、「ハイテンション」はどちらかというと状況説明でしょう。また、「ハイテンション」はすでに最高潮に達しているニュアンスがあるので、「高揚感」と微妙に違いがあります。

高揚感の対義語

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高揚感の対義語は、高揚の対義語から考えてみましょう。 高揚の対義語は、「沈滞(ちんたい)」になります。ここから考えると、「低迷」や「気分が萎える」、「気分が沈む」や「落胆」などがあるでしょう。

高揚感を使った例文

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ここでは、いくつかの「高揚感」を使った例文をご紹介します。

高揚感を得る

・オーケストラで他の楽器と合奏することで、高揚感を得ることができます。 ・新記録をマークしそうなほどの好調で、高揚感を得ながら走っていました。 ・高揚感を得るほど夢中になれる趣味を見つけられないでいます。

高揚感が高まる

・なかなか解決できない問題に、今では高揚感が高まる感覚さえあります。 ・すばらしい舞台で、観客の高揚感が高まる様子がはっきりとわかりました。 ・高揚感が高まった時に、いい結果が出るとは限りません。

高揚感に浸る

・お祭りが最高の盛り上がりに達したのをみて、実行委員会して高揚感に浸ることができました ・長年の研究の裏付ける実験が成功して、高揚感に浸っています。 ・高揚感に浸るためにギャンブルを繰り返すと、ギャンブル中毒の恐れが大きくなります。

昂揚感・多幸感と高揚感との違いは?

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読みが全く同じ言葉「昂揚感」、似た言葉の「多幸感」と「高揚感」の違いとはなんでしょうか?

昂揚感の意味と違いは?

同じ読みの「昂揚感」(こうようかん)は、意味にも違いがありません。なぜなら、「昂」は人名用漢字ではありますが、常用漢字ではないからです。昭和31年7月5日の国語審議会報告で正書法が話し合われ、「昂揚感」の「昂」は、発音が同じ常用漢字の「高」で代用することとされました。 今では、「高揚感」は「高」の文字のイメージから、気持ちが高まりつつある時に使い、「昂揚感」はすでに気持ちが高まっている状態の時に使うという、使い分けをしている人もいるようです。

多幸感の意味には違いがある!

あまり使う機会のない言葉かも知れませんが、「多幸感」という「高揚感」に似た言葉があります。「多幸感」の意味は、字面通り“非常に幸せな感じ”ですが、“特に、薬物などがもたらす過度の幸福感や恍惚感を指す”のが特徴です。 「高揚感」は必ずしも幸せそのものの感情ではないですし、薬物などの影響を受ける意味は含まれていません。「多幸感」とは、意味に大きな違いがあります。

高揚感を高めるおすすめの音楽

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スポーツ選手をはじめとして、勝負の前には高揚感を高めるために音楽を聴く人が多いでしょう。実際に、リズム感がある音楽で体が無意識に動くようになるのです。その体の動きに連動して、高揚感も高めることができるという仕組みです。

クラシックからのおすすめ

高揚感を高めるには、しっとりしたクラシックよりも、リズム感があるクラシックがおすすめです。 ・ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」〜第4楽章 ・ホルスト 組曲「惑星」〜火星 ・ブラームス ヴァイオリン協奏曲 〜第3楽章 ・モーツァルト 「魔笛」 ・ハチャトゥリアンの「剣の舞」

歌のおすすめは?

演技前にイヤホンで音楽を聴き、高揚感と集中力を高めている羽生結弦選手の姿は、よくテレビで流れています。羽生選手が演技前に聞く歌として有名なのは、The Sketchbookの「Colors」、「覚醒」などです。他に、back numberやONE OK ROCKなども挙がっています。 テニスの錦織圭選手はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」、体操の内村航平選手はJennifer Lopez feat. Pitbullで「On The Floor」、女子サッカーの澤穂希選手はナオト・インティライミの「Brave」などが試合・演技前の曲として挙がっていました。 高揚感を高めたい時の曲として、参考にしてください。

高揚感を抑える方法

「高揚感」は、気持ちや感情が高まっている状況を表しています。気持ちの高まりは、時として力を発揮するための助けにもなります。高揚感は、“刺激”にもなり得るということでしょう。しかし、高揚感は“刺激的すぎる=毒”に似ているともいわれ、ギャンブルなどの中毒を起こすきっかけにもなりうると言われています。  ですから、自分自身で高揚感をコントロールすることも重要なのです。 コントロールするには、まずは自分が高揚している状態にあるのに気づけるようになることです。高揚している時には、自分の状況を冷静に判断できないことが多いでしょう。  ですから、高揚感を抑えるには、自己観察が大切です。自分を冷静にみつめて、落ち着かなくてはいけません。 そこで有効なのが、『メタ認知』と言われています。

メタ認知は簡単!

自分を客観視するという作業は、イメージとしてじっくりと静かなところで自分と向き合うという感じではないでしょうか?メタ認知の一番簡単な方法は、どこでも数秒でできます。 メタ認知は、鏡で自分をみるだけでもいいのです。もし、必要以上の高揚感に踊らされているとしたら、それは表情にでているでしょう。自分の表情をみるだけで、高揚感を抑える効果があります。 たとえば、エレベーターの中や周辺についている鏡は、防犯の意味が大きいですが、鏡の中には待っている人のイライラした気持ちを抑える、意外な効果を発揮することがあります。これもメタ認知で気持ちをコントロールした例です。

高揚感の意味を把握して正しく使いましょう。

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高揚感という言葉は、概念に近い意味合いの言葉ともいえるでしょう。正しい意味や使い方を理解すると同時に、相手がどういう意味で使っているのかにも注意して聞く必要もあります。例文を参考に、様々なパターンを考えてみてください。 また、自分自身の高揚感は刺激にもなりうるものなので、上手くコントロールして付き合っていきましょう。仏教では、刺激は時に、毒や苦につながるという教えがあります。 ここで紹介した、高揚感を高める音楽や、メタ認知の簡単な方法の鏡を使って、自分の高揚感をコントロールすることが簡単にできます。是非、生活に取り入れて、高揚感を上手く生活やビジネスの中で活かしましょう。

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