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更新日:2024年12月07日
「遠慮なく」は、話し合いや手紙・メールなどでよく見聞きする言葉です。「ご遠慮なさらずに」と丁寧語に変えたり、他人に対して『遠慮なく』だったり自分が『遠慮しない』場合など同じ言葉でも意味が違います。ここでは両方の例文を紹介します。
「遠慮なく」相談できる場所や相手はたくさんあります。法律のことで困ったら弁護士、学校では教師、体調不良は医師、事件は警察、プライベートでのさまざまな困りごとは家族や友人に相談します。他にも専門的なことはその道の専門家に「遠慮なく」相談すればいいのですが、いざとなると相談しづらいこともあります。 【遠慮せずの使用例】 ・費用のことは遠慮せずご相談ください。 ・症状と関係ないと思うことでも遠慮なくご相談ください。 ・分からないことがあれば、遠慮なく相談して。 ・困ったことがあったら遠慮なく相談してください。 困ったことや分からないことなど、そのままにしておくと後で取り返しのつかないことになることが多くあります。なかなか他人には話しにくい・言ってもどうせ分かってもらえない・他人に知られるのは恥ずかしい、怖いなど色々な理由があり遠慮してしまうこともあります。ですが、勇気を出して「遠慮なく」相談することはとても大切です。
「遠慮なく」と同じ意味でも、使う場合によってはこちらを使った方が伝わりやすい言葉を紹介します。
周囲のこと考えずに使う場合は、「遠慮なく」よりも「遠慮せず」の方が強い印象です。 ・遠慮せずに単刀直入に言ってください。 ・自分の思ったとおりのことを遠慮せずに言います。 ・狭い道でしたが、遠慮せずに歩きました。 遠慮はしないという想いが「遠慮なく」よりもより一層強く感じられる言葉です。性格的につい遠慮しがちな人には「遠慮せず」は難しい行動でしょう。
「遠慮しないで」と言葉にしたとき、相手に言われたり自分で発した場合でも「遠慮なく」や「遠慮せず」よりも、柔らかな印象になります。 ・遠慮しないで、たくさん召し上がってくださいね。 ・遠慮しないで、好きなだけお持ち帰りください。 ・遠慮しないで、あなたが考えていることを話してください。 「遠慮しないで」を使うと本当に遠慮しなくてもいいという感じが強くなります。
日本人の礼儀作法・美徳は「遠慮なく」とは反対の「遠慮」です。「遠慮」とは、相手の心の奥底まで気を配り思いやりをもって接すること、とされています。 その気持ち・行動はとても大切で素晴らしいことです。しかし「遠慮」しすぎると相手に自分の想いが上手く伝わらなかったり、相手の好意を無視することにもなりかねません。そこで、「遠慮なく」自分の想いや考えをはっきりと言うことが重要になってきます。 ほかにも、相手が遠慮してしまわないように使う言葉の「遠慮なく」は『遠慮しないで~してね』という思いやりから出た言葉で、反対の意味の「遠慮」と同じ想いです。 相手を傷つけてしまうような思いやりも配慮もない「遠慮なく」口にした言葉や行動は慎まなければなりませんが、「遠慮なく」とは人の奥ゆかしさや思いやり・優しさから生まれた言葉です。上手に活用していきましょう。
記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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