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「ぐらい」の意味と使い方・用法・類語・方言・言い換え・違い

更新日:2022年06月06日

社会人常識

普段誰もが何気なく使う「ぐらい」という言葉ですが適切に使えているでしょうか。この記事では「ぐらい」の意味や、「くらい」「ほど」との違いや使い分け、「ぐらい」と同じ意味の類語と言い換えの例文、ビジネスで使える言い換えなどをご紹介します。

「ぐらい」の意味は?使い方は?

「ぐらい」の意味

ぐらい」は 漢字では「位」と表記し、元来の歴史的仮名遣いでは「ぐらゐ」と表記します。名詞の「位」が転じて副助詞(※2)の「くらい」になり、「くらい」の連濁(※1)が「ぐらい」で、下記の3つの意味を持ちます。 ①おおよその分量や数量、程度の見積もり表す ②おおよその基準となる事柄を表す ③事実や状態を示し、程度を主張する意を表します。 ※1 連濁 二語が結びついて一語になる複合語、または名詞に由来する助詞の、後ろの語の語頭の清音が濁音に変化する音韻現象。例えば「笑い声」は「笑い+声」で、「声」の読みが「こえ」から「ごえ」に変化する。 ※2 助動詞 * 用言や体言、助動詞や助詞などいろいろな語にさまざまな意味をそえる(加える)働きをする助詞の一種。

「ぐらい」の用法と例文

前項で紹介した3つの意味別に「ぐらい」の用法と例文をご紹介します。

①おおよその分量や数量、程度の見積もり表す

【用法】「⚪︎本ぐらい」「⚪︎時ぐらい」「何人ぐらい」など、おおよその分量や数量、時を表す場合に使います。 ・池には鯉が20匹ぐらい泳いでいた。 ・5時ぐらいには帰れそうだ。 ・ジュースは何本ぐらい用意すればいいですか? ・1,000円ぐらいで買えるよ。

②おおよその基準となる事柄を表す

【用法】 「Aぐらい⚪︎⚪︎」のようにAを基準ととして程度を表す場合、程度が低い事、容易な事を表す場合に使います。また「Aぐらい、⚪︎⚪︎はない」ならばAはこれ以上ない最高の程度である事を示します。 【例文】 ◎基準を表す使い方 ・声も出ないぐらい驚いた。 ・聞こえないぐらい小さい音だ。 ◎程度の低さ、容易さを表す使い方 ・このゲームは暇つぶしぐらいにはなる。 ・コーヒーぐらい、奢らせてよ。 ・自分の部屋ぐらい掃除しなさい。 ◎最高の程度を表す使い方 ・自分の部屋ぐらい落ち着く場所はない ・あなたぐらい面白い人はいない ・あの時ぐらい、家に帰りたいと思ったことはない

③事実や状態を示し、程度を主張する意を表す

【用法】 「Aぐらいなら、Bのほうがいい/Bの方がまし」など、Aを否定してからBの提案を示す場合などに使います。 【例文】 ・捨てるぐらいなら、もったいないので私にください。 ・どうせ失敗するぐらいなら、挑戦しないほうがましだ。

「ぐらい」と「くらい」の違いってあるの?

日常会話でもよく使う「ぐらい」と「くらい」ですが、会話においてはほとんどの方が何気なく使っている事でしょう。「ぐらい」と「くらい」の使い分けに正解や法則はあるのでしょうか。この項では「ぐらい」と「くらい」の違いや使い分けについてご紹介していきます。

「ぐらい」と「くらい」の意味は違う?

「ぐらい」と「くらい」の意味は同じです。前項の「ぐらい」の意味でも説明したとおり、「ぐらい」は「くらい」の連濁です。

「ぐらい」と「くらい」の使い分けは?

「ぐらい」と「くらい」は江戸時代には文法によって使い分けられていましたが、現在では明確な区別はく、地域や年代、個人の言語感覚による使い分けが多いとされています。

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初回公開日:2017年11月17日

記載されている内容は2017年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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