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「いいことずくめ」の意味と使い方・類語・漢字|いいことずくし

更新日:2024年07月10日

言葉の意味・例文

「いいことずくめ」は「いいことづくめ」とも言われますが、一般的なのは「ずくめ」です。また「ずくし」や「いいことだらけ」などの言い方もありますが、「いいことずくめ」とは何が違うのでしょうか。「いいことずくめ」の意味・意味合いの違いなどを説明しました。

「いいことずくめ」の意味は?

「いいことずくめだなあ」などの言い方で「いいことずくめ」の言葉は用いられますが、意味は何となく理解できるでしょう。しかしながら「いいこと」の部分はまだしも、「ずくめ」の部分が気になる人は多いです。「いいことずくめ」は悪い言葉ではないため、意味を正しく知っておきましょう。

意味

「いいことずくめ」とは、「何から何まで良いこと(全てが良いことばかり)」という意味があります。「全てが良いこと」は人柄・容姿・芸術作品・映像作品などさまざまな状況で言えることですが、「いいことずくめ」で表される「全てが良いこと」は「物事」です。すなわち、「良いことばかりが起きている」ことを「いいことずくめ」の言葉で表します。

「いいことずくめ」は漢字でどう書くの?

「いいことずくめ」は全て平仮名ですが、日本語は全て平仮名で見ると意味が分かりづらくなることもあります。日本語ではその言葉の意味を考える時に、読み方ではなく漢字としての意味を大事にするため、「いいことずくめ」も漢字を見ることで意味が分かりやすくなることでしょう。

漢字

「いいことずくめ」を漢字で書くと、「良いこと尽くめ」になります。「良い」は「優れている・好ましい・快い」など気分が良い感じのものを表す時の言葉で、日常的には「良いよ」といったように「了解・承諾」と同義で用いられることもあります。 「尽くめ」は「そればかり」という意味がある言葉で、「良い」と組み合わせることで「良いだけがある」という意味になります。そして、「いいことずくめ」には「事」が含まれているため「良い事柄だけがある」ことを表す言葉になります。ラッキーな出来事が続いたり・高優遇な条件しかない時には、まさに「いいことずくめ」です。

「良いこと尽くめ」の読み方はいろいろある!

「良いこと尽くめ」には、さまざまな読み方があります。「良い」は「いい」と読まれますが、漢字の読みで言えば正式には「よい」です。そのため「良いこと尽くめ」でも「いい」ではなく「よい」と読み、「よいことずくめ」というフリガナになることもあります。 「尽くめ」の方も「尽」の漢字としては「つ」で読むことが正しいため、「良いこと尽くめ」を「いいことづくめ」または「よいことづくめ」というフリガナにすることもあります。しかしながら「良いこと尽くめ」という言葉にする時には「ずくめ」の読みが一般的なので、「尽」=「つ」にとらわれずに柔軟な対応が必要になります。

「いいことずくめ」と「いいことづくめ」どっちが正しい?

「いいことずくめ」と「いいことづくめ」はどっちが正しいのか、という話には抗議が生じます。漢字としては「づくめ」の読み方が正しくなるため、「ずくめ」は間違いだと指摘されることも少なくはありません。しかしながら、一般的には「いいことずくめ」の方が普及しています。 昔から「いいことずくめ」と言われてきたとされるため、「良いこと尽くめ」という言葉に関しては「づくめ」ではなく「ずくめ」で問題ないとされます。「正しい」ではなく「問題ない」とする理由は、読み方としては「ず」でも「づ」でも良いからです。 「どっちが正しい」ではなく「どっちでも良い」というのが最終的な結論になりますが、一般的には「ずくめ」なので、何かで「良いこと尽くめ」にフリガナを添えたり「良いこと尽くめ」の読み方に関して話をする機会がある時には「一般的にはずくめ」ということを踏まえて対応しましょう。

「いいことずくめ」の類語は?

類語というよりは言い換えた言葉になりますが、「いいことずくめ」と同義の言葉はいくつかあります。少し言い方が違うだけで意味は同じなこともありますが、特に注目な言い換えは「いいことずくし(づくし)」という言葉です。「ずくめ」と「づくし」は言葉の意味としては違うため、使い方には注意が必要です。

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初回公開日:2017年11月08日

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