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「いいことずくめ」の意味と使い方・類語・漢字|いいことずくし

初回公開日:2017年11月07日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の意味

「いいことずくめ」は「いいことづくめ」とも言われますが、一般的なのは「ずくめ」です。また「ずくし」や「いいことだらけ」などの言い方もありますが、「いいことずくめ」とは何が違うのでしょうか。「いいことずくめ」の意味・意味合いの違いなどを説明しました。

「いいことずくめ」の意味は?

「いいことずくめだなあ」などの言い方で「いいことずくめ」の言葉は用いられますが、意味は何となく理解できるでしょう。しかしながら「いいこと」の部分はまだしも、「ずくめ」の部分が気になる人は多いです。「いいことずくめ」は悪い言葉ではないため、意味を正しく知っておきましょう。

意味

「いいことずくめ」とは、「何から何まで良いこと(全てが良いことばかり)」という意味があります。「全てが良いこと」は人柄・容姿・芸術作品・映像作品などさまざまな状況で言えることですが、「いいことずくめ」で表される「全てが良いこと」は「物事」です。すなわち、「良いことばかりが起きている」ことを「いいことずくめ」の言葉で表します。

「いいことずくめ」は漢字でどう書くの?

「いいことずくめ」は全て平仮名ですが、日本語は全て平仮名で見ると意味が分かりづらくなることもあります。日本語ではその言葉の意味を考える時に、読み方ではなく漢字としての意味を大事にするため、「いいことずくめ」も漢字を見ることで意味が分かりやすくなることでしょう。

漢字

「いいことずくめ」を漢字で書くと、「良いこと尽くめ」になります。「良い」は「優れている・好ましい・快い」など気分が良い感じのものを表す時の言葉で、日常的には「良いよ」といったように「了解・承諾」と同義で用いられることもあります。 「尽くめ」は「そればかり」という意味がある言葉で、「良い」と組み合わせることで「良いだけがある」という意味になります。そして、「いいことずくめ」には「事」が含まれているため「良い事柄だけがある」ことを表す言葉になります。ラッキーな出来事が続いたり・高優遇な条件しかない時には、まさに「いいことずくめ」です。

「良いこと尽くめ」の読み方はいろいろある!

「良いこと尽くめ」には、さまざまな読み方があります。「良い」は「いい」と読まれますが、漢字の読みで言えば正式には「よい」です。そのため「良いこと尽くめ」でも「いい」ではなく「よい」と読み、「よいことずくめ」というフリガナになることもあります。 「尽くめ」の方も「尽」の漢字としては「つ」で読むことが正しいため、「良いこと尽くめ」を「いいことづくめ」または「よいことづくめ」というフリガナにすることもあります。しかしながら「良いこと尽くめ」という言葉にする時には「ずくめ」の読みが一般的なので、「尽」=「つ」にとらわれずに柔軟な対応が必要になります。

「いいことずくめ」と「いいことづくめ」どっちが正しい?

「いいことずくめ」と「いいことづくめ」はどっちが正しいのか、という話には抗議が生じます。漢字としては「づくめ」の読み方が正しくなるため、「ずくめ」は間違いだと指摘されることも少なくはありません。しかしながら、一般的には「いいことずくめ」の方が普及しています。 昔から「いいことずくめ」と言われてきたとされるため、「良いこと尽くめ」という言葉に関しては「づくめ」ではなく「ずくめ」で問題ないとされます。「正しい」ではなく「問題ない」とする理由は、読み方としては「ず」でも「づ」でも良いからです。 「どっちが正しい」ではなく「どっちでも良い」というのが最終的な結論になりますが、一般的には「ずくめ」なので、何かで「良いこと尽くめ」にフリガナを添えたり「良いこと尽くめ」の読み方に関して話をする機会がある時には「一般的にはずくめ」ということを踏まえて対応しましょう。

「いいことずくめ」の類語は?

類語というよりは言い換えた言葉になりますが、「いいことずくめ」と同義の言葉はいくつかあります。少し言い方が違うだけで意味は同じなこともありますが、特に注目な言い換えは「いいことずくし(づくし)」という言葉です。「ずくめ」と「づくし」は言葉の意味としては違うため、使い方には注意が必要です。

いいことずくし

「いいことずくし」は「いいことずくめ」と語尾が異なりますが、「いいことずくめ・づくめ」と同じように「いいことづくし」の読み方もされます。読み方はどちらでも良いのですが、「尽くし」という言葉は「づくし」と読むことが基本です。「尽くめ」は「ずくめ」で「尽くし」は「づくし」と読む、ということが一般的な読み方になります。

「尽くめ」と「尽くし」

「尽くめ」と「尽くし」の違いですが、「尽くめ」は「そればかり」という意味であるとお伝えしました。ならば同じ漢字で似た読みの「尽くし」も同じ意味があるのではないかと思われがちですが、「尽くめ」と「尽くし」では意味が違います。 「尽くし」は「尽くす」の連用形であり、名詞に付けて使用します。意味は「類を全てが並べ上げる」で、たとえば「花の種類全てを揃える」といった意味合いで用いられます。「尽くめ」=「まみれ」で、それがたくさんあるということを表し、「尽くし」=「同じ類を並べる」で、同じ種類のものがたくさんあることを表しています。

いいことだらけ

「いいことだかけ」の意味は「それがたくさんある」または「それが一面に広がる(それのために汚れる)様子」です。「いいことずくめ」の「尽くめ」は「まみれ」や「だらけ」と同義で、いずれも「それがたくさんある」という意味があります。ただ、「ずくめ」「まみれ」「だらけ」はニュアンスが異なります。

ずくめ・まみれ・だらけ

「ずくめ」は「それがたくさん」の意味合いが強く、たとえば「黒い服装に黒い帽子をかぶって黒い靴を履いている」など全身黒色ファッションのことを「黒ずくめ」と言います。このように「一つのものがたくさんある」ことを「ずくめ」の言葉で表します。 「まみれ」は漢字にすると「塗れ」で、何かが「塗る」ように広がるさまを表す言葉です。「ずくめ」よりも収まりつかないイメージが強く、「泥まみれ」や「猫まみれ」などゴチャゴチャしている印象を与える表現になります。「だらけ」と「まみれ」は、区別がつかないほど同義な言葉です。

表現の違いを考えてみよう!

「いいことずくめ」「いいことづくし」「いいことだらけ」といった表現がありましたが、いずれもニュアンスが違います。日本語は言葉から察せられるイメージによって、似た言葉でも意味合いが異なります。「たくさんある」と言ってもそれがどのようにたくさんあるのかを細かく説明する時に、意味合いおよひニュアンスの違いが明確になってきます。

いいことずくめ

「ずくめ」は「黒ずくめ」といったように、まとまりのある「たくさん」を表す言葉です。「いいこと」にもいろんな種類がありますが、「いいことずくめ」では「良いと言えることがたくさんある・たくさん起きている」ことを言い表す時の言葉になります。 「まみれ」や「だらけ」よりも汚ないイメージがされず、それがたくさんあるというイメージだけを与える言葉です。そのため、良いことがたくさんある時は「だらけ」よりも「ずくめ」を使用した方が伝わりが良いと言えます。

いいことづくし

「づくし(ずくし)」は、同じ種類のものを並べ上げることを表す言葉です。「いいこと」にはいろんな種類があると言いましたが「づくし」で表すことができるものは「同じ種類のもの」なので、祝い事など各事柄に共通する点がある場合は「いいことづくし」とも言えます。 たとえば、100円玉を拾って・自販機で当たりが出て・赤信号に直面しなくて・たまたま綺麗な夕日が見れて・レジ打ちの人が親切でなどのラッキーなことが続く時には、各出来事に事柄としての共通点がありません。そのラッキーことの内容にある共通点は「自分がラッキーだと感じた」という自己の気持ちだけなので、事柄の種類は同じではありません。 そのため、同じ種類のものを並べ上げる意味の「づくし」ではなくて、たくさんあることを意味する「ずくし」を用いた方が言葉としての適切な表現ができると考えられます。幸せな結婚式が続いた時には同じ事柄が続いているため、「づくし」を用いた「いいことづくし」でも表現できます。

いいことだらけ

「だらけ」は「まみれ」と同じように、乱雑にたくさんあることをイメージさせる言葉になります。そのため、良いことがたくさんあることに対して何らかの不信感や不安がある時に「いいことだらけ」の言葉を使用すると良いでしょう。 たとえば「良いことが起き続けていることはありがたいけど、何か悪いことが起きる前触れかも」などと、幸福と不幸を表裏一体で考えてしまう人もいます。「良いことばかり起きてどうしちゃったんだろう」という思いが生じた時には、「いいことだらけでちょっと不安」などの言い方で、心情を伝えましょう。 また、何かの待遇などを見て「いいことだらけだね」というセリフが用いられることもあります。このセリフには「良いことしか書いてない」=「何か裏がある」というニュアンスが含まれていることもあり、そういった不信感については言い方から察せられます。

いいことまみれ?

「まみれ」は「だらけ」と同義であり、ニュアンスとしても大差ありませんが、「いいことまみれ」という言い方はされません。その理由は、「まみれ」は「だらけ」よりも汚ない意味合いが強い言葉だからです。「まみれ」には「たくさんあって困る」という意味があるため、「いいこと」がたくさんある表現をする時に「まみれ」は使用しません。

良いことがたくさん起きている時には「いいことずくめ」!

良いことがたくさんあって喜ばしい気持ちであれば、「いいことずくめ」の言葉を用いて表現すると良いでしょう。その良いことが同じ類のものである場合は「いいことづくし」でも良いですし、たくさんの良いことに対して何か不信感がある場合は「いいことだらけ」を使用すると思うことが伝わりやすくなります。

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