「こんにちわ」の意味と使い方｜「こんにちは」との違いは？

正しいか誤りかと言われれば、「こんにちわ」は間違った表記ですが、今後「こんにちわ」が多用されていけば、もしかしたら「こんにちわ」という表記が間違いではないと認識される可能性はあります。現に、本来の読み方とよく読まれる言葉が違っているものはあるからです。 「早急」という言葉は、「そうきゅう」と読まれる場合が多いですが、正しくは「さっきゅう」です。しかし、現在は、「そうきゅう」と読んでも特に指摘はされません。時代によって、読み方や書き方は変わる可能性があるということです。

会社関係や年賀状、手紙などで書く場合には、「こんにちは」と表記します。「こんにちは、お元気でしたか」などのように書きます。ビジネス関係やお世話になった先生、上司などに関しても正しい表記である「こんにちは」としましょう。 また、親しい関係だから「こんにちわ」を使うのが正しいのではなく、飽くまで「こんにちは」が正しいので、「こんにちは」のみで統一して書けば問題はないでしょう。

「こんにちは」は、実際の発音では「こんにちわ」となります。正式な表記は「こんにちは」ですが、発音上は「こんにちわ」が正しいことになります。 このように、発音と表記が異なる言葉は他にも存在します。先ほど出てきた「こんばんは」もそうです。発音上は「こんばんわ」が正しいです。 他にも、「王様」は「おうさま」とふりがなをふりますが、実際には「おおさま」と発音したりします。 このように、実際の発音では通じるのに、そのまま表記すると間違いになる言葉は多く存在します。以下に、発音と表記が違うことが多い言葉を一覧にしましたので、ご参照ください。

いかがでしたか。「こんにちわ」は、正式な表記ではなく、「こんにちは」が正しい表現であるということがわかりました。しかし、親しい間柄の人とのLINEやメールなどで使用するには、特に問題はないでしょう。 もしかしたら、数年後には「こんにちわ」の表記が一般的になっている可能性もあります。言葉は変化していくものです。その時々に合わせて、正しい表記をしなければならないところではきちんと書き、言葉の変化を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。