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青函トンネルの車の通行料金・フェリーの料金・時間・距離

更新日:2024年11月07日

車・バイク

車に乗って青森と北海道間を移動する場合の手段は青函トンネルかフェリーになるかと思います。しかしながら、青函トンネルは車は走行できません。そこで、フェリーでの移動料金や時間などを紹介します。北海道と青森間の移動の際の手段としてぜひご利用ください。

青函トンネル

青函トンネルはご存知の方がほとんどですが、ここで改めて説明しましょう。本州の青森県東津軽郡今別町浜名と北海道上磯郡知内町湯の里を結ぶJR北海道の鉄道トンネルです。海底下約100mの地中に設けられたトンネルで、全長は53.85 kmになります。 青森と北海道の間は、かつては国鉄の青函連絡船で結ばれていましたが、気象条件により欠航や遅延がたびたび発生することもありました。また過去に台風接近下で出航した洞爺丸(とうやまる)ほか、合計5隻が沈没するという痛ましい悲劇も発生したたため、これらを契機として本州と北海道をトンネルで結ぶ構想が具体化して、青函トンネルが完成しました。

青森北海道間の車での移動

本州から北海道へ移動する場合、飛行機でダイレクトに新千歳空港まで向かうという方法をとる場合が多いですが、車での移動ですと飛行機を使う訳にいきません。ここでは車を使っての青森北海道間の移動について紹介します。

青函トンネルは車で通行できるのか

残念ながら、青函トンネルを車で通行することはできません。なぜ通行できないのかいろいろ理由はあるようですが、主な理由としては、トンネルを建設したのが日本鉄道建設公団でしたので道路トンネルを建設する権限も技術も無かった、また安全性の問題からも車が通行することが難しいということになり、車は通行できないそうです。 青函トンネルは約54キロもあるので事故が起こる可能性は必然的に高くなります。もし青函トンネル内で車の事故が起こったら、緊急車両などが現場まで行くのも大変です。そして、事故の規模によっては、通行止めになることもあり得ます。 距離が長いため、通行止めになる可能性は高くなります。このような状態になったら、使う側も管理する側も、大変なことになってしまいます。このような理由で青函トンネルの車での通行ができません。 従って車での青森と北海道間の行き来にはフェリーでの移動が最適ということになります。

フェリーでの移動

青函トンネルは車は通行できないのでフェリーで移動しましょう。青森北海道間の航路は青函フェリーと津軽海峡フェリーの2社が運航をしています。ここではよりリーズナブルな青函フェリーで津軽海峡をフェリーで渡った場合の料金を紹介します。人のみ移動の場合と車付きでの移動の場合とで見ていきましょう。

人のみの移動

まずは人のみの移動の場合の料金です。シーズンによって料金が違います。10月~5月は大人一人1600円、子供一人800円になります。6月~9月は大人一人2000円、子供一人1000円になります。往復運賃だと1割引きになります。 またステートルームというベッド付きのお部屋を希望する場合はシーズン問わず1室6160円となります。ちなみに人数に関係なく1室6160円ですので、人数が多いほどお得になります。

車付きでの移動の料金

車をフェリーに乗せた場合の料金を紹介します。やはり、シーズンによって料金が違います。 10月~5月ですと、車両の長さによって、4メートル未満で12800円、6メートル未満で14400円、8メートル未満で16000円になります。6月~9月ですと、4メートル未満で16000円、6メートル未満で18000円、8メートル未満で20000円になります。 また自転車やバイクも載せることができます。10月~5月ですと、自転車は800円、原動機付き自転車は1600円、バイク(750cc未満)は2400円、バイク(750cc以上)は3200円、6月~9月ですと、自転車は1000円、原動機付き自転車は2000円、バイク(750cc未満)は3000円、バイク(750cc以上)は4000円となります。やはりシーズンは料金が高くなります。

車付き移動の注意点

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初回公開日:2017年11月07日

記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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