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初心者向け高速道路の乗り方・降り方と料金所の支払い方

更新日:2024年01月28日

社会人常識

この記事では高速道路の乗り方について、一般入口やETC専用入口の違いや高速道路の乗り方のコツなど、初めて乗る方でも理解しやすいようご紹介します。また、フランスの高速道路の乗り方や北海道の高速道路の乗り方の紹介もありますので是非参考にして下さい。

ETCカードの挿入し忘れに注意!

ついついやってしまうのが、高速道路に入る際にETCカードを挿入し忘れているパターンです。高速道路の乗り方については、事前に把握していたのに、うっかりETCカードを端末に挿入するのを忘れていると、進入直前に気づいた時に慌ててしまいます。 車に乗りなれていない人や、普段高速道路を利用する頻度が少ない人が、やりがちなパターンですので、出発前に必ずチェックしましょう。

高速道路を降りる際の料金所の仕組み

さて、目的地のある高速インターまで到着して、いざ降りようとする際に料金所を通過します。入口同様、出口もいくつかのレーンに分岐していますが、ここでは高速道路に乗る際に通過したレーンと同じ所を選択しましょう。 「一般」であればゲートに係員がいますので、入口で受け取った利用券を渡して、通行した区間の高速道路利用料を現金で精算します。この時、支払いに時間がかかりすぎてしまうと、繁忙期は特に交通渋滞の元になる可能性が大きいので、あらかじめ手元に現金を用意しておく事がポイントです。 「ETC」の場合は、レーンは無人です。通過時に端末が自動認識しますので、制限速度に合わせて通過するだけでOKです。高速道路利用料金は、利用しているカード宛に請求がきます。そのため「ETC」レーン利用の際は、その場で領収書が発行されません。利用料金がレーン出口のデジタル掲示板に明示されますので、しっかりチェックしておきましょう。

高速道路の乗り方のコツ

初めて高速道路を利用する人や、普段高速道路を利用しない人に向けて、高速道路の乗り方のコツを紹介します。

ジャンクションを活用しよう!

ジャンクション(通称:JCT)は高速道路に設置されているインターチェンジです。通常インターチェンジ(通称:IC)は一般道路と高速道路の出入り口に設けられているものですが、JCTの場合は高速道路相互を直接接続するものであり、異なる方向に進もうとする車両の交通を制御し、交通事故を最小限に抑えるために設けられる施設です。 そのため、やや複雑な形状をしているものが多く、最初は戸惑う人もいますが、乗り方さえ覚えて活用すれば大変便利な施設です。

車線が表す意味を理解しよう!

高速道路でよく使う車線には「走行車線」「追い越し車線」「登板車線」「加速車線」「減速車線」が存在します。路側帯、路肩も存在しますが、これらは緊急時に車両が停止した際に利用するものであり、通常は走行しません。

走行車線

通常、車両は高速道路走行時にこの車線を走ります。高速道路には最高速度(特に標識での指示がなければ一般車両は時速100㎞)と、最低速度(時速50㎞未満)が存在しますので、ルールを順守して走行しましょう。

追い越し車線

走行車線の右側、つまり走行車線の右側の車線が追い越し車線です。前方の車両を追い越す際に利用します。この車線はあくまで追い越しの際に利用するものと定義されており、この車線をずっと走る事は、違反行為になってしまいますので、注意しましょう。

登板車線

この車両は上り坂のある場所に設けられています。貨物自動車が重量物を運搬している時や、軽自動車の坂道走行時、安定して一定の速度を保てない場合に、走行車線から登板車線に進入します。

加速車線

一般道から高速道路に進入し、最初に合流する際や、PA・SAの出口に設けられているのが加速車線です。高速で走行している車両の間にスムーズに合流するために、しっかり車両を加速し、走行車線に進入する3秒前にはウインカーを点灯して、走行車線走行中の車両に、進入の合図を送りましょう。タイミングとマナーを守ってスムーズにおこなう事がコツです。

減速車線

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初回公開日:2017年12月06日

記載されている内容は2017年12月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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