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更新日:2024年08月04日
原付を乗っていて、タイヤの空気圧を気にしない人は多いのではないでしょうか。原付の空気圧は、命を守る大事なものであるとともに、原付の乗りやすさや燃費などにも影響するものです。ガソリンスタンドやバイク屋さんで確認ができるので、適正な空気圧で安全に乗りましょう。
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車や自転車、バイクにとってタイヤは命を預ける大切な部品の一つです。タイヤの空気は、自然と減ってしまいます。そのため、こまめにタイヤの空気圧チェックをする必要があります。 車や自転車は、タイヤの空気圧をチェックする人が多くいるのですが、原付タイヤの空気圧をチェックする人は意外と多くありません。使用頻度にもよりますが、基本は月に1回点検することが好ましいです。では、原付タイヤの空気圧チェックはどこですればいいのでしょうか。
ほとんどのガソリンスタンドには、空気入れが常設されています。しかし、そのほとんどが自動車用となっており、原付タイヤにしっかりと空気を入れるにはとても難しいです。 特に後輪については、マフラーとか周辺部品が邪魔になって、バルブにしっかりと空気入れの先端が刺さりませんので、空気をしっかりと入れることができません。そのため、バイク屋さんで空気圧を確認し、空気を入れるのが一番確実です。
原付タイヤの空気圧をセルフスタンドで確認し入れる場合、自分で空気入れを借りて対応する必要があります。空気入れの種類が何種類かあるため、空気入れの使い方を確認しながら使わなくてはいけません。そのうちのいくつかについて使い方を紹介します。
先に空気入れについてある空気圧ゲージに入れたい空気圧を設定します。次に、空気入れの先端をタイヤのバルブに装着します。このタイプの空気入れの場合、ここから設定の空気圧まで空気が入って行くようになります。
空気入れの先端をバルブに装着します。空気が入りだしたら、空気入れの先端についているゲージを確認します。タイヤが指定している空気圧になれば止めて空気入れを外します。 自転車の空気を入れたりするのに使うタイプのものもあり、このタイプの場合は、自分で今どれくらいの量入っているか調べることができません。そのため、このようなタイプの空気入れがあったのであれば使用をさけるか、従業員の方に空気圧を調べるゲージがないか確認してみましょう。
原付タイヤの空気圧を語るのに、まずは空気圧の単位を知る必要があります。世界的には、主に4種類の単位があります。日本では、これまでkgf/cm2が使われてきました。ではほかにはどのような単位があるのでしょうか。
KPa(キロパスカル)は国際単位系における圧力や応力の単位です。日本でも国際単位を使用するようになってきたため、空気圧についてはKPaという単位に置き換わりました。1kgf/cm2=100KPaとなっています。そのため、これまでの単位であらわされた数字を100倍すればKPaであらわした大きさを知ることができます。
アメリカやヨーロッパではPSIが使用されています。これはポンド・スクエア・インチと読み、1平方インチ当たりに何ポンドの圧力がかかるかを表すものとして使われています。このPSIの単位は、Lb/in2というものになります。 また、昔天気予報などの気圧を表すのに使われていたber(バール)も空気圧を表すのに使われています。1berの場合、1kgf/cm2となりますので、単位を置き換えるだけで数字はそのまま使うことができます。
記載されている内容は2017年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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