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原付の空気圧のセルフでの入れ方・適正な目安・確認方法

更新日:2024年08月04日

車・バイク

原付を乗っていて、タイヤの空気圧を気にしない人は多いのではないでしょうか。原付の空気圧は、命を守る大事なものであるとともに、原付の乗りやすさや燃費などにも影響するものです。ガソリンスタンドやバイク屋さんで確認ができるので、適正な空気圧で安全に乗りましょう。

適正な空気圧

原付の適正な空気圧は、前輪・後輪でそれぞれ違います。前輪では1.25 kgf/cm2から1.75 kgf/cm2、後輪では1.75 kgf/cm2から2.25 kgf/cm2となっています。原付のメーカー・車種によって使用しているタイヤの扁平率などが違うため、乗っている原付に掲示されている空気圧で空気をいれるようにしましょう。

人気の原付空気圧の目安

原付を製造しているメーカーや車種によって使用しているタイヤが違います。それぞれの車種について空気圧を確認してみましょう。

DIO

DIOをはじめとするホンダのバイクについては、前輪が1.25 kgf/cm2、後輪は2.00 kgf/cm2となっています。スーパーカブやリトルカブといった原付については、機体の構造が違うため、タイヤの空気圧も若干高い1.75 kgf/cm2となっています。

JOGなど

JOGをはじめとするヤマハ系の原付やスズキ系の原付にも基本は前輪が1.25 kgf/cm2となっていますが、後輪についてはホンダ系と違い、1.75 kgf/cm2が基本となります。

原付の空気圧は少し高めに入れた方が良いのか

原付の車種ごとに指定空気圧が違うことはこれまでに紹介してきました。前輪については、車種ごとでまちまちでしたが、後輪についてはおおむね2kg/cm2(200KPa)となっていました。 原付のタイヤの空気圧は、後輪の基準である2kg/cm2(200KPa)入れてもらうのがいいでしょう。この空気圧の場合、燃費は若干向上傾向になります。これは転がり抵抗が少なくなるためです。次に操作性についてですが、こちらも向上します。これは、タイヤの空気圧が高くなるため、タイヤ剛性があがるためです。 このように、運転しやすさや燃費に影響が出るため、高めに設定しておけばいいでしょう。

原付の空気圧を入れすぎた場合の影響

原付タイヤの空気圧を入れすぎて高くしすぎた場合、良い影響だけではなく少なからず悪い影響も出てきます。そのため、自分が運転しやすい空気圧をみつけて調整するといいでしょう。悪い影響は、次のようなものがあります。

1.グリップ力の低下

タイヤの空気圧が上がることにより、タイヤが膨張します。それに伴い、タイヤと地面との接地面が小さくなってしまいます。このため、グリップする力が弱くなってしまいます。

2.振動の増大

タイヤの空気圧が高くなると、タイヤでの振動吸収が少なくなってしまいます。また、空気圧が高いため、地面からの振動に対し高い力で反発してしまいます。このため、座って運転していると、振動を強く感じるようになり、特に細かな段差などでも振動を拾うようになります。

原付の空気圧の確認方法

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初回公開日:2017年12月01日

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