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更新日:2024年06月25日
日本人にはあまり馴染みのないファーストネーム・ミドルネーム・ラストネーム・ファミリーネームのそれぞれの意味や覚え方、表記の順番、表記の仕方、また特別な書き方などについて詳しくご紹介しています。英語の自己紹介にも役立つポイントもあります。
目次
日本人の場合、氏名は苗字と名前がありますが、主に欧米ではファーストネーム、ラストネーム、ミドルネーム、ファミリーネームがあります。そこで、それぞれの名前の意味や違いについてみていきましょう。
「ファーストネーム」は日本語で言う「名前」です。氏名のファースト(一番初め)にくることからファーストネームと呼ばれています。
「ラストネーム」は日本語で言う「苗字」「姓」です。名前の最後(ラスト)につけることからラストネームと呼ばれています。
ミドルネームは主に欧米の人たちの名前で使われ、ファーストネームとラストネームの間に入っている名前で真ん中(ミドル)にある名前なのでミドルネームといいます。ミドルネームは欧米人全てが持っている名前ではなく、また必ずしも真ん中(ミドル)にあるとも限りません。ミドルネームは国や地域によって前にきたり後ろにきたりと統一はされていないということです。 そしてミドルネームは略されることもあり、例えばジョン・F・ケネディさんの場合はミドルネームのフィッツジェラルドを略して「F」とされ、サミュエル・L・ジャクソンも同じように略されています。この場合はミドルイニシャルとも呼ばれています。 またミドルネームは、キリスト教の洗礼名やご先祖の名前、母親の旧姓、尊敬する人の名前などを付けることが多くあります。欧米では子供に親と同じ名前を付けることもあるなどの理由でミドルネームをつけているということです。
ファミリーネームはその意味のとおり、家族の名前つまり「姓」「名字」です。ラストネームともいいますが、ファミリーネームともいいます。特に違いはありません。他にもSurname(サーネーム)がありますが、こちらはビジネスシーンで使うと好感が持たれるでしょう。
欧米などの国では氏名は「ファーストネーム(名前)」「ラストネーム(苗字)」の順番となります。日本人の場合には「苗字」「名前」の順番ですのでまったくの逆になっています。ではもし外国人に自己紹介をする場合には、どう言えばいいのでしょうか。 主に欧米では親しみを込めてファーストネーム(名前)で呼び合うことが多く、これはビジネスの場でも同様です。そのような習慣からもしフレンドリーにしたいなと思えば欧米流に「ファーストネーム(名前)」「ラストネーム(苗字)」の順番で自己紹介をするといいのではないでしょうか。 日本人だから日本式で「ラストネーム(苗字)」「ファーストネーム(名前)」の順番で自己紹介しても特に問題はありませんが、名前の順番から欧米の方であれば最初に苗字を言うことで苗字が名前だと勘違いすることも考えられます。その時には一言説明を加えるといいでしょう。
旅行やビジネスでも海外へ行くとなると、各空港のイミグレーション(移民局)で出入国審査があります。出入国審査では国によって出入国カードや税関申告書などの書類を書き、係員へパスポートと一緒に提出しなければいけません。 この書類の名前の書き方ですが、通常名前の欄には「ファーストネーム(First Name)」「ラストネーム(Last Name)」と書かれていることが多いので、そのとおりに書きましょう。もし、指定がない場合には自分のパスポートに記載されているとおりに名前を記入するといいでしょう。特に難しく考えることはなく、指定されたとおりに記入すれば大丈夫です。
記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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