パスポートの色が何種類もある理由｜日本5種類と世界各国の色

主な国籍別のパスポートの色についてもご紹介していきます。海外のパスポートの色は豊富でデザインも凝っているものが多いので、海外のお友達が居る方はぜひ見せてもらいましょう。

赤色をパスポートに使用している国は、日本をはじめとするアジア圏や中東諸国、アンデス共同体に属する南米の一部の国、それからEU加盟国数ヶ国です。 【アジア・中東】 日本、バーレン、ブルネイ、マレーシア、ミャンマー、モンゴルなど 【北米・中央アメリカ・南米】 チリ、ペルー、ボリヴィアなど 【ヨーロッパ・EU加盟国】 イギリス、エストニア、ギリシャ、スイス、ノルウェイ、ハンガリー、ラトヴィア、ロシアなど

他色のパスポートと比較すると、青色をパスポートに用いている国は少ないように見受けられます。 【アジア・中東】 アフガニスタン、カザフスタン、キルギス、クウェートなど 【オセアニア】 ツバル、フィジーなど 【北米・中央アメリカ・南米】 ウルグアイ、スリナム、パナマ、バルバドスなど 【ヨーロッパ】 サンマリノなど 【アフリカ】 南スダーン、スワジランド、ソマリア、ジブチ、ベニン、リビアなど

緑色は主にアジア圏や中東諸国のパスポート、それから多くのアフリカ諸国のパスポートに使用されている色です。 【アジア・中東】 韓国、台湾、中国、アエルバイジャン、インドネシア、トルクメニスタン、サウジアラビア、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、ネパールなど 【北米・中央アメリカ・南米】 メキシコ 【アフリカ】 南アフリカ、アルジェリア、エジプト、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、コートジボワール、ナイジェリア、ナミビア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、モーリタニア、モロッコ、リベリアなど

茶色は多くのヨーロッパ諸国、それからアフリカ諸国のパスポートに使用されている色です。 【アジア・中東】 オマーン、カタール、タイ、フィリピンなど 【北米・中央アメリカ・南米】 エクアドル、コロンビアなど 【ヨーロッパ・EU加盟国】 アンドラ、イラン、グルジア、スウェーデン、フランス、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マルタ、モナコ、モンテネグロ、ルクセンブルクなど 【アフリカ】 ギニア、サントメ・プリンシペ、セーシェル、セネガル、セルビア、マダガスカルなど

紺色をパスポートに使用している国は数多くあり、特に中東諸国、北米・中央アメリカ・南米、アフリカ諸国の多くが、パスポートに用いています。 【アジア・中東】 北朝鮮、香港、アラブ首長国連邦など 【オセアニア】 オーストラリア、キリバス、サモア、ナウルなど 【北米・中央アメリカ・南米】 アメリカ、アルゼンチン、エルサルバドルなど 【ヨーロッパ・EU加盟国】 アイスランド、ウクライナ、ベラルーシ、リヒテンシュタインなど 【アフリカ】 エリトリア、カーボベルデ、ケニア、コンゴなど

紫色・赤紫色をパスポートに使用している国は、EU加盟国を始めとするヨーロッパ諸国がほとんです。その他にも、イランやキプロスなどの中東の国や、中国、アフリカの国のパスポートにも使用されている色です。 【アジア・中東】 イラン、スリランカ、中国、キプロスなど 【ヨーロッパ・EU加盟国】 アイルランド、アルバニア、イタリア、オーストリア、オランダ、コソボなど 【アフリカ】 エチオピア、マリなど

国籍別の細かいパスポートリストを紹介している下記のサイトでは、世界各国のパスポートの一覧を見ることができます。言語は英語となりますが、興味がある方は参考までにご覧になってみてください。

出典: Free photo: Passport, Luggage, Trolley, Travel - Free Ima...

一般の成人であれば、5年の紺色パスポート、もしくは10年の赤色パスポートを選ぶことができますが、その他の緑色や濃茶色、茶色のパスポートを選ぶことはできません。パスポートには限定色はなく、申請料を多く支払えば好きな色が選べるということもありません。